しっかりゆっくりとうっかりゆっくり 13KB
虐待-普通 制裁 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 変態 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 都会 現代 独自設定 ガ板ネタがちょっとあります
・この話には愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりが出てきます
・一部の賢いゆっくりは漢字を使って喋ります
・作者に都合の良い独自設定があります
・色々とパロった部分があります
・このSSを書いたのはHENTAIあきです!いつもどうりのSSだよ!
・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!!
休日の朝にお兄さんが惰眠を貪っていると、隣の部屋から何やらごそごそと音がする。
眠りから覚めたお兄さんが隣の部屋に行ってみると、まるで台風でも来たかのように部屋が荒れている。
野良ゆっくりにでも侵入されたかと思ったお兄さんは、部屋の中を見て回る。
「お兄さん大変です!しょうのお飾りが無くなってしまいました!一緒に探してください!」
そこには確かに部屋を荒らしたゆっくりがいた。お兄さんが飼っている胴付きのゆっくりしょうである。
しょうの頭には赤い蓮の花のようなお飾りが確かに無かった。
「分かった分かった。だけど探す前に部屋を片付けようぜ。」
呆れながらも、もう慣れてしまっているお兄さんはそう言ってしょうを優しく撫でる。
ゆっくりしょうは何故か分からないが、よく大切なもの無くしてしまう。
ご飯や宝物を無くすのは当たり前、ひどくなると今回の様にお飾りや飼いゆっくりの証のバッジまで無くしてしまう。
あまりにもよく物を無くすので、研究者の間には一時てんこやてゐのように飼い主の気を引くために
わざと物を無くしているのではないかと考えられていた。
しかしわざと無くすわけではなく、本当にいつのまにか無くしてしまっているのだ。
「ありがとうございますお兄さん!お飾りがないとゆっくりできません!」
涙で目を濡らしてお兄さんにお礼を言うしょう。体の水分が無くなるのではないかと思うほど目から涙が出てくる。
お兄さんの飼っているしょうは大抵泣いている。物を無くしたり感動したりと非常に泣きやすい。
「またお飾りを無くしたのかいご主人。いい加減お飾りに紐でも付けたらどうだい?」
部屋に入ってきたのはお兄さんがもう一匹飼っている胴付きのゆっくりなずーりんだ。
なずーりんが寂しくないようにと後からしょうを飼ってきたのだが、今ではすっかりなずーりんがしょうの探し物係りだ。
「お兄さん、ご主人が探しちゃまた部屋が荒らされちゃうよ。いつもみたいに私とお兄さんで探そう。」
「そうだな。じゃあしょうはあっちの部屋に居といてくれ。」
「しょうだけ一人にしないでください!寂しくてゆっくり出来ません!」
泣いている顔をさらに歪ませるしょう。本来ならしっかりものの賢いゆっくりのはずなのだがそんな風には見えない。
「じゃあ今日のおやつを買ってきてくれねえか。買い置きのおかしがもう無くなっちまったんだ。」
「分かりました!虎屋の芋ようかんでいいですね?」
お兄さんからお金とバッグを受け取ると、泣いていた顔を引き締めるしょう。
この顔だけ見れば優秀な飼いゆっくりにも見える。そうしてしょうは買い物へと出かけて行った。
「さて、早くしょうのお飾りを見つけてやらねえとな。なずーりんいつもの頼むぞ。」
「分かったよお兄さん!なずーりんに任せれば全部安心だよ!」
さっきまでとは違いお兄さんに甘えた声で張り切るなずーりん。本当はもっと甘えたいが、
しょうのおかげで中々お兄さんに甘えることが出来ずにこんな時ぐらいしか甘えられないのだ。
「えーと、この辺から反応があるよ!」
「ここだな。今片付けるから、ちょっと待っててくれ。」
尻尾を使ってダウジングを行いしょうのお飾りがあると思われる場所を示すなずーりん。
お兄さんはさっそく辺りを片付けると、見えなかった床にしょうのお飾りが埋まっていた。
「あった!これで後は掃除をして、しょうが帰ってくるのを待つだけだな。」
「でもお兄さん。ご主人はちゃんと帰ってこれるかな?」
そう言われて固まるお兄さん。今まで買い物をさせるときはなずーりんと一緒だった。
初めての一人でのおつかいであり、心配したお兄さんは慌てて外に出ていく。
しょうは無事に買い物を済ませてお兄さんの家へと帰っていた。
いつも行っている店であり迷うことにはならずに済んだが、お飾りを付けていなかったために野良に絡まれることになっている。
「なんだかゆっくりできないゆっくりがいるよ!こんなゆっくりがあまあまをもっているのはおかしいよ!
だからかわいくてゆっくりしてるれいむがもらってあげるよ!」
「駄目です!これは私とお兄さんとなずーりんの大切なおやつなんです!」
丸々と肥え太った一匹の薄汚れたでいぶがとんでもない理論でしょうからあまあまを奪おうと袋を引っ張っている。
必死にお菓子の入った袋を引っ張っているしょうだが、でいぶのクソ力なのかお兄さんに頼まれたお菓子を盗られてしまった。
「むーしゃむーしゃ!!!ししししあわせえええええええええええええええええええ!!!」
「ああ、お兄さんが大好きな虎屋の芋ようかんが・・・。」
傍若無人なれいむはさっそく袋を漁って中のお菓子を貪る。その姿はまさに醜い。
お菓子を盗られてしまったしょうは、ただ泣きはらしている。
「ゆゆゆ!!!なんだか体が大きくなってるよ!!!」
お菓子を食べて満足していたれいむだったが、急に体が大きくなった。
元々太っていたが、巨大化した結果体長二メートルほどの大きさになりミニドスのようなゆっくりになっている。
中身が増えて賢くなったのか、言葉遣いも少し変化した。
「ゆふふ!やっぱりれいむは偉大なゆっくりだったんだね!こんなに大きくなるなんて、れいむは選ばれたゆっくりなんだね!」
賢くはなったかもしれないが、頭自体は良くないようである。
ひとしきり笑うと、驚いて硬直してしまっているしょうにでいぶは体を向けた。
「これからはれいむの時代が始まるよ!とりあえずお飾りがないゆっくりは皆せいっさいだよ!強くってごめんねぇ~!」
じりじりとしょうに近寄っていくでいぶ。逃げようとするしょうだが腰が抜けてしまいその場で座り込んでしまっている。
でいぶが大きく跳躍し、しょうの上に圧し掛かろうとしたその瞬間お兄さんがでいぶに向けて回し蹴りを放った。
「キャオラッ!!!」
「ゆぎょっぶッ!何するの!?れいむは選ばれた特別なゆっくりなんだよ!」
間一髪しょうを見つけることができたお兄さんは震えているしょうを安心させるために傍に近寄る。
一方の蹴り飛ばされたでいぶは痛がってはいるが、致命傷ではなくまだぴんぴんしている。
「オラそこの糞饅頭、見逃してやるからさっさと消えちまいな。」
「何も分かってないみたいだね、れいむは選ばれた特別なゆっくりなんだよ!
人間さんだろうとれいむの言うことは聞かないといけないんだよ!」
どうしてそんな考えに至るのか分からないが、れいむの中ではすでに自分がこの世の王であることが決まっている。
そんな自分の命令を聞かないものはすわなちゲスであり、自らせいっさいしなければならない。
「馬鹿でゲスな人間さんはゆっくりしないで死ね!!!」
でいぶの体当たりを受けて吹っ飛んでいくお兄さん。その姿を見てでいぶは満足し大きな笑い声をあげる。
にんげんだろうともはや王たる自分には敵わない。これからはあまあまや可愛いおちびちゃんでゆっくりするんだ!
でいぶの脳内に輝かしい未来が描かれる。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛ッッッ・・・。」
もちろんそんなことはゆっくり特有の死に際の妄想である。現実のでいぶはお兄さんの正拳突きによって
奇麗に体の真ん中にある中枢餡を破壊され、今やただうめき声をあげる物体でしかない。
顔に大穴を開けているでいぶをほっておき、お兄さんは泣いているしょうを泣きやませるため忙しい。
「お兄さんごめんなさい!しょうはお買い物も出来ない駄目なゆっくりで!」
「嫌気にしなくていいぜ。そんなことより早く羊羹を買い直して家に帰ろうぜ。なずーりんも待ってるし。」
そう言って仲良く手をつないで歩いていくお兄さんとしょう。
後に残されたのは顔に穴を開けて痙攣を続けているでいぶだけが残った。
お兄さんとしょうが家に帰ってきたときには、なずーりんによって部屋の掃除も終わっていた。
お飾りも見つかり部屋の掃除をしてくれた二匹の為に、お兄さんは少し早いがおやつの準備を始める。
今日のおやつは皆が大好きな虎屋の芋ようかんに、温かい日本茶だ。
「「「いただきます!」」」
楽しいおやつタイムが始まろうとした時に、突然空中に何やら謎のスキマが現れる。
そしてスキマの中から少女臭溢れる一匹のゆっくりが出て来た。
「御機嫌ようお兄さん。今日もかっこいいわね。」
「うげ!ゆかり!?」
お兄さんが苦虫を噛み潰したような顔で、現れた胴付きのゆっくりゆかりを見る。
希少種の中でも珍しいゆかりの中でも、このゆかりは珍しいスキマ能力を持っている。
そのためどんな場所からでも自分が好きな場所へと移動することができる。
「そんな嫌そうな顔しないでお兄さん!ゆかりはお兄さんの為ならなんだってしてあげるのよ!」
「分かったから服を脱ぐな!?俺はHENTAIじゃないんだよ!」
「そうです!お兄さんの始めてはしょうが貰うって決まってるんです!」
「御主人・・・、どさくさに紛れて何を言っているんだい?」
服を脱いで誘惑しようとするゆかりに服を着させようとするお兄さん。
いつ出会ったのか分からないが、このゆかりはお兄さんにぞっこんなのだ。
様々な方法を用いて既成事実を作ろうとしているが、お兄さんのガードは固くしょうやなずーりんに何度も邪魔されている。
「ほらお兄さん、早くゆかりで勃起してね!勃起したら一緒にベッドで大人のプロレスごっこをしましょう!」
「何てハレンチなことを言うんですか!お兄さんはそんな下品なゆっくりになんて欲情しません!」
HENTAIでないからどんなゆっくりにも欲情しないのだが、お兄さんが大好きなしょうはそうは考えない。
もしかしたら自分の着替えを見てむらむらしているのではないかと、そんな妄想で頭がいっぱいである。
「相変わらず邪魔ね貴方は。いい加減ゆかりとお兄さんの恋路を邪魔しないでほしいわ。」
「そっちこそお兄さんとしょうの生活にちょっかいを出さないでください!」
すっかりヒートアップしてしまっているゆかりとしょうは、キャットファイトじみた喧嘩を始めてしまう。
お互いの髪や服を引張りあい、しまいには噛みつくまでになったので慌ててお兄さんとなずーりんが止めに入った。
「お前らやめろ!これ以上喧嘩するなら俺も怒るぞ!」
「御主人もやめて!いい加減にしないとお兄さんに迷惑がかかるよ!」
さすがに止められて二匹は喧嘩をやめるが、お互いに睨みあったままだ。
両者はまさに恋のライバルであり決して相容れる存在ではない。
「喧嘩なんかしないで仲良くおやつでも食べようぜ?ゆかりとしょうもそれで仲直りしてくれよ。」
「分かったわお兄さん。」
「ここは一時休戦ですね。」
お兄さんの謎の魅力によって落ち着く二匹。喧嘩をしてライバルを減らしてもお兄さんに嫌われては意味がない。
行儀よくゆかりとしょうが椅子に座ると、お兄さんはほっとする。
「それじゃあもう一度。」
「「「いただきまーす!!!」」」
仲良く声を揃えて挨拶が出来るので実は仲が良いのではとも思える。
美味しそうに羊羹を食べているゆっくりをお兄さんは微笑ましく眺めていた。
こんな形でお兄さんの休日は終わろうとしていた。明日に備えて眠りに就こうとした時誰かが部屋に入ってきた。
「なんだなずーりんか。こんな時間に何か用か?」
部屋に入ってきたのはなずーりんであった。お兄さんの傍に近寄ると無言で抱きついてきた。
抱きついてきたなずーりんをお兄さんも優しく抱き締めて頭を撫でる。
「また寂しくなったのか?相変わらずなずーりんは寂しがり屋だな。」
「だってお兄さんはいつもご主人やゆかりばかりにかまって私にかまってくれないじゃないの!」
不満で顔を膨らませながら、なずーりんはお兄さんに不満を言う。
まるで駄目なご主人であるしょうの世話や自分の為にあまり負担をかけたくないと考えているなずーりん。
しかしそこはやはりゆっくりである。本来ならもっと飼い主とも遊びたいし甘えたいのだ。
「今日もあいつらを仲裁してくれてありがとうな。あんまりかまってやれないから今夜は甘えて良いぞ。」
その言葉を聞いてなずーりんはお兄さんの体に全身を擦りつける。親愛の表現方法であり、自身の所有を主張するマーキングだ。
たっぷりとお兄さんの体を堪能すると、こんどはお兄さんの布団へと潜り込む。
「おいおい、流石に一緒に寝てやらねえぞ。何度も言うが俺はHENTAIじゃないんだ。」
「分かってるよ。だけどお兄さんの匂いがして良い気持ちになれるの。」
トロンとした表情で布団から顔を出すなずーりん。いけないと分かっているがその手は自分の敏感な所に伸びている。
お兄さんと話をしながらも、少しづつ快感を覚えるなずーりんの体。
そしてなずーりんの体がビクリと震えると、なずーりんは布団から出てくる。
「お兄さんありがとうね。もう遅いからなずーりんはお部屋に戻るよ。」
「おう、お休みなずーりん。」
部屋から出て行くなずーりんを確認すると、お兄さんは溜息を吐きながら布団を確認する。
「また一人すっきりーしたのか。やっぱしょうは番じゃなくて主人だと思ってるのか?」
そんなことを愚痴りながらお兄さんは少し湿った布団を複雑な思いで見る。
ゆかりやしょうもそうだが、なずーりんもまたお兄さんにぞっこんである。
嬉しいとは感じているが、それはあくまでも慕われる気分であり恋愛感情とは違う。
もしかするがいつか三匹の思いのうち誰かの気持ちが、お兄さんに届く日も来るかもしれない。
おまけ ゆかりの求愛を断るお兄さんはしまっちゃおうねー
「なずーりん大変です!お兄さんがいなくなってしまいました!」
「それは大変だよご主人!?一刻も早く探さないと!」
「失礼します。ここは加藤さんのお宅ですか?」
「ひぃ!何だか恐いおじさんが来ました!」
「御主人落ち着いて、お客さんに失礼だよ。」
「私ゆかりの飼い主の怒李餡(ドリアン)といいます。今日はゆかりがお世話になってるお礼に言いに来ました。」
「すごいですよなずーりん!これゆんやぁ堂のカステラです!」
「こっちはカリスマパティシエの、アラサー手作りゆうかにゃん女体ケーキだよご主人!」
「喜んでもらえて嬉しいです。こっちは加藤さんへのプレゼントなのでお二人はお菓子を食べてください。」
怒李餡おじさんが帰った後で持ってきてもらった高級おかしに舌鼓を打つなずーりんとしょう。
満足している時、もう一つ持ってこられた大きなバックが動いていることに気づいた二匹。
恐る恐るバックのファスナーを開けると、中から大好きなお兄さんが汗だくで出てきた。
慌てて砂糖を溶かした水を飲ませることで、何とかお兄さんは復活させることに成功した。
後書き
風邪ひいてちょっぴり弱っているHENTAIあきです。
今回はガ板ゆっくりには何故か好かれているバキに出てくる加藤と愉快なゆっくりを書いてみました。
加藤は目からビームを出したり、ゆかりんの誘惑から逃げ続けるナイスガイです。
他にもこいしを買おうと思っててゐに石ころを買わされたり、ナズーリンが一面ボスで星蓮船をクリアしないと色々とネタにされてます。
作中のでいぶが巨大化したのは、某戦隊シリーズで怪人が巨大化する道具が芋ようかんだったのでそれのパロディです。
個人的にはゆっくりしょうはいつも泣いているイメージなんですよね。
そろそろネタが尽きかけているHENTAIあきでした。
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- 巷で嫌われているハーレム展開だ!(しかも胴付きばかり)
お兄さん的には大好物だけど一般論として、
「頭ン中にリリー・ホワイトでも飛んでいるみたいに幼稚な発想」とか言われてるな。 -- 2018-03-28 22:01:42
- カーレンジャー懐かしいなぁ -- 2013-10-10 16:09:51
- ナズーリンに萌えた -- 2011-11-18 21:22:20
- ゆかりんの中身ってたしか納tやめておこう -- 2011-10-20 00:20:49
- 胴付きゆかりんだと!?
ちくしょおおお!! -- 2010-12-30 04:44:23
- ドリアン…サンドバッグなくなったのかな… -- 2010-12-10 23:38:52
- 続編希望 -- 2010-08-03 23:09:54
- 芋ようかんで巨大化、ってどこの宇宙暴走族だw -- 2010-07-21 22:08:27
- 刃牙の加藤なんだ……。原作と違って微笑ましい。 -- 2010-07-21 20:25:34
- 加藤ならば続編で独歩さんの克己さんのゆっくりから嫁探しを・・・妄想先走ってすいません!! -- 2010-07-09 01:06:05
- なんて羨ましい世界だ。オレは生まれる世界を間違えた。
なず可愛いよなず… -- 2010-06-30 02:10:38
- 寸止めHENTAIとな・・・っ -- 2010-06-21 02:45:05
- 加藤!加藤じゃないか! -- 2010-06-09 04:33:32
最終更新:2010年05月25日 16:17