赤いアルヴィアとは、架空国家の都市伝説である。
内容
オソロシアの独裁者ウラジーミル・プーさんは、とあるアルヴィア(アルヴィア・リオが創立したロザリアの車会社)の車を愛用していた。その車は真っ赤に染められていた。
プーさん暗殺
ウラジーミル・プーさんはこのアルヴィア社製の車に乗って軍事パレードに参加していたところを狙撃銃で撃たれ、死亡した。この真っ赤なアルヴィアは、このパレードの警備の最高管理者へ譲渡された。
「一件目」
この真っ赤なアルヴィアを譲渡されたパレードの警備の最高管理者は、この車を気に入り、よくドライブに出かけた。この、パレードの警備の最高管理者 が交通事故を起こすまでは。ドライブの途中に突然ハンドルとブレーキが効かなくなり、本人含め死者12名の大事故を引き起こしたのだ。この真っ赤なアルヴィアはパレード警備の最高管理者の妻によって、修理された後に売り払われた。
「二件目」
売り払われた、この真っ赤なアルヴィアは、車好きの若い男に買い取られた。前の持ち主二人がこの車に乗車中に命を落としたことを知ってもなお、迷信を信じないこの男の決意は変わらなかった。高級車であるアルヴィア製の車を二束三文で買う事ができたこの男は嬉しがった。だがもう書かなくても分かるだろう。この男は数日後に車を運転中に死亡した。
「三件目」
車好きの男が死んだ後、その男の友人の弁護士が車を修理し、引き取ったが車を手に入れてからわずか5日後、ドライブ中に3人の農民を轢き殺し、 自らも車もろとも木に衝突、首の骨を折り即死。
「四件目」
車商の男がこの赤いアルヴィアを修理、引き取ったが、謎の死を遂げた。この真っ赤なアルヴィア製車はワスクモにある小規模な歴史博物館に引き取られた。
「そして」
この呪われた車の噂は全国に広まり、ワスクモにあるとある小さな歴史博物館 は賑わったが、この博物館の近くで起きたテロにより数十名が死傷。他の展示物は無傷だったが、赤いアルヴィア製車はテロにより消失したと言う…
実際は
赤くもアルヴィアでも無い
ウラジーミル・プーさんが狙撃された時に乗っていた車は実際にはアルヴィア社製ではなくオソロシ重工業株式会社製。また、赤ではなくシルバーだった。あと、厳密に言えばプーさんはこの事件で命を落としていない。
死者を出していない
ウラジーミル・プーさんが狙撃された時に乗っていた車は、事件後すぐにロザリア王国ロゼッタ美術館に展示されているので、譲渡された後次々と持ち主が亡くなった と言うことはありえない
現存している
つまり、この都市伝説の中にはウラジーミル・プーさんが狙撃されたことくらいしか真実が無い…
元ネタ
赤いベンツ だと思われる。