日本物産

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日本物産 - (2025/02/01 (土) 21:31:51) のソース

*日本物産株式会社
1970年に鳥井末治が大阪府大阪市に創業。通称はNichibutsu(ニチブツ)。アダルトゲームブランドはSPHINX(スフィンクス)。
1978年にゲーム市場に参入し、ブロックくずしのコピーゲーム『テーブルアタッカー』でアーケード市場にデビュー。
家庭用ゲーム機では1983年に自社開発のゲーム機『マイビジョン』で市場参入したが、その3年後に1986年の『[[マグマックス]]』の移植版開発とともにファミコン市場に軸足を移した。

黎明期は他社製のゲームのコピー品を数多く出していたため著作権がらみの裁判も多く起こされていたが、1980年リリースの完全オリジナル作『クレイジークライマー』で、大ヒットを飛ばした他、業界初の脱衣要素込みの麻雀ゲーム『ジャンゴウナイト』を開発し、脱衣麻雀というジャンルを確立させるなど、徐々にコピー品製造メーカーという立ち位置から脱却し、黎明期のゲーム業界に小さくない存在感を放っていくようになる。
ゲーム音楽の面でも俗に『ニチブツサウンド』と呼ばれる、金属音の鋭い独特なFM音源を多用した特徴的なBGMがファンから根強い支持を受けている。

90年代頃からの一般ゲームの開発者の退社や業務用脱衣麻雀における規制強化のあおりを受けて徐々に陰りが見え始め、2007年にゲーム開発事業から撤退し、2009年に事業停止。2014年3月14日に株式会社ハムスターに版権を譲渡。2015年12月15日に解散した。
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**作品
***クレイジー・クライマーシリーズ
-[[クレイジー・クライマー]] (ジョルダンと共同開発)
-[[クレイジー・クライマー2]]
***クレスタシリーズ
-ムーンクレスタ
-[[テラクレスタ]]
-[[テラクレスタII]]
-[[テラクレスタ3D]]
***F1サーカスシリーズ
-[[F1サーカス]]
-[[F1サーカス'91]]
-[[F1サーカス'92]]
-[[F1サーカス・スペシャル]]
-[[F1サーカスMD>F1サーカス'91]]
-[[F1サーカスCD]]
***その他年代別
****1984
-[[チューブパニック]]
-[[セクターゾーン]]
-ファイト・オブ・エキサイター ※国内未発売(海外でのみ「ROLLER JAMMER」として発売)
****1985
-[[マグマックス]]
-[[コップゼロワン>COP 01]]
-[[コスモポリス ギャリバン]]
****1986
-[[マイティガイ]]
-[[セクロス>セクターゾーン]]
-[[聖戦士アマテラス]]
-[[UFOロボ ダンガー]]
-[[妖魔忍法帖]]
****1987
-[[キッドのホレホレ大作戦]]
-[[超時迷宮レジオン]]
-[[テラフォース]]
-[[アルテリオス]]
-[[子連れ狼]]
-[[制覇]]
****1988
-[[アームド エフ>アームドF]]
****1989
-[[戦え!ビッグファイター]]
****1991
-[[まーじゃん バニラシンドローム >バニラシンドローム]]
-[[ファイティングラン]]
****1993
-[[伊賀忍伝 凱王]]
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**主な作曲家 
-高木一郎 ※元[[アイレム]]所属。チューブパニック、ROLLER JAMMERを作曲。
-[[山田良一]] ※初期アーケード作品の音楽を作曲。マグマックスなど。
-[[吉田健志]] ※日本物産作品の音楽を数多く手がける。代表作にテラクレスタなど。
-[[船場洋志]] ※主に麻雀作品を作曲。
-吉田昇 ※テラフォースやアルテリオスを作曲。
-[[小川博司]] ※主に麻雀作品を作曲。他にF1サーカスシリーズなど。
-三田ヨシノリ (ミッター) ※主に麻雀作品を作曲。麻雀刺客など。
-[[老田佐千子]] ※メイクソフトウェアの作曲家。テラクレスタIIなど。
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**外部リンク
-Nichibutsu Web site (閉鎖) http://www.nichibutsu.co.jp/