戦闘!ゼロの秘宝 テラパゴス

戦闘!ゼロの秘宝 テラパゴス

戦闘!テラパゴス

収録作品:ポケットモンスター スカーレット・バイオレット[NS]
作曲者:村山礼、Toby Fox一之瀬剛
編曲者:一之瀬剛

概要

こ こんなはずじゃ…… (ちが)う……
(おれ)のせいで…… こんなことに……!?


本作のダウンロードコンテンツ「ゼロの秘宝」の後編・藍の円盤のラストボスを務める「テラパゴス」の戦闘曲。
この戦闘は連戦であることから、後半戦の「戦闘!ゼロの秘宝 テラパゴス」に加えて前半戦の「戦闘!テラパゴス」も解説する。

本作の根幹システムである「テラスタル」の根源というべき存在であり、本編のラストバトルの舞台となったゼロラボの更に下層に存在するエリアゼロ真の最深部「ゼロの大空洞」にて眠りについていたが、ストーリーの最終盤において調査に同行していたスグリが、主人公への憧憬と自分自身への絶望からテラパゴスを強引に目覚めさせマスターボールで捕獲し、そのまま戦いを挑む流れとなる。
この前哨戦となる「藍の円盤 テラパゴス」との戦闘曲「戦闘!テラパゴス」は、イントロこそ「戦闘!スグリ」のフレーズであるが、それ以降のフレーズはテラパゴスのフレーズとなっており、スグリの曲のフレーズはベースラインのエレキギターとして追いやられていることから、この時点からストーリーの主導権がテラパゴスに移ったことを表している。

このテラスタルフォルムのテラパゴスでも勝てなかったことで、テラスタルさせた結果、真の力の発現たる「ステラフォルム」へ変貌したのみならずその力が暴走。
暴走した力はあろうことか捕獲したマスターボールを破壊するほどであり、モンスターボールをロックした本編のラストバトルの展開への、大自然の神秘からの意趣返しとも言える事態となってしまった。
目覚めさせてしまった大自然の脅威を鎮めるため、主人公はゼイユとともに「ゼロの秘宝 テラパゴス」に挑むことになる。

「テラスタル」の大元たる存在だけあり、「戦闘!ゼロの秘宝 テラパゴス」はテラスタル関連の曲全体の傾向である煌びやかさに満ちたものとなっている。
加えて曲の随所に「エリアゼロ」のコーラスが流れており、フレーズには「テラレイドバトル!」の一部も含まれている。
だがその煌めき以上に壮大さと緊迫感が尋常ではなく、人の手に余る大自然の驚異と物語の終焉を強く感じることが出来るだろう。
特にサビのテンポは変拍子となっていることもあり特に印象深いが、実はこのフレーズは18拍子となっており、現存するポケモンの18タイプ全てを内包する存在であることを示しているのである。
キャラクターの要素となる数字を直接落とし込んだ曲というのは、他には『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の「戦闘!N」と「決戦!N」くらいしか知られておらず、シリーズを通して相当稀な曲構成であることが分かる。

DLCのラストバトルに相応しく、テラパゴスは高威力の全体技「テラクラスター」を連打してくるのみならず、バリアまで展開してくるテラレイドバトルの要素も組み込んだものとなっている。
その猛攻はゼイユのヤバソチャが「いのちのしずく」で回復を連打しても、HPを半分削るまでほぼ持たないといえば、その凄まじさが伺えるだろう。


お…… (おれ)も…… (たたか)う!!


テラパゴスのバリアを二度破壊しHPが半分を切ると、ゼイユに加えて主人公からの呼びかけで、涙を浮かべたスグリの瞳に光が戻り、カミツオロチを繰り出し戦線に復帰。
ストーリーの最後の最後に、遂に主人公とライバルの共闘が実現する熱い展開となる。
カミツオロチも「みずあめボム」「ドラゴンエール」でサポートしてくれることから、かつての優しさが戻ってきたことが分かる上に、戦闘面でもこの上なく心強い相棒となってくれる。
曲も間奏を挟み、この瞬間に希望を感じさせる「テラレイドバトル!」の力強いサビを流してこの展開を後押ししてくれることもあり、いよいよ決着も間近であると感じられるはずである。

「テラスタル」の淵源たる存在感と「ゼロの秘宝」の名を冠するに相応しい大自然の脅威を示したこの曲は、DLCのみならず本作のストーリーの真のラストバトルを飾るに相応しいと言っていいだろう。

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サウンドトラック

Nintendo Switch ポケモン スカーレット・バイオレット+ゼロの秘宝 スーパーミュージック・コレクション


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最終更新:2024年02月28日 10:10