まえだ なおき
コナミや
カプコンに所属していたゲーム音楽作曲家、プロデューサー。
非常に数多くの名義を持つが、一般的に「NAOKI」という名義で知られていることが多い。
1990年代中頃からコナミに所属。
コナミ矩形波倶楽部のメンバーであり、当時は「エンゾニック前田」という名義を使用。
「エンゾニック」は、シンセサイザメーカーのEnsoniq社からであり、特にVFXやASR-10といった機種が名義の元になっているという。
『
ツインビー・ヤッホー!』や『
沙羅曼蛇2』などのアーケード作品を手がけていった。
1998年に音楽ゲーム『
Dance Dance Revolution』にてサウンドプロデューサーを担当し、DDRシリーズのサウンドの方向性を築く。
『Dance Dance Revolution 2nd MIX』のサントラは55万枚という売り上げを見せ、ゲーム音楽関係のサントラでは歴代1位という記録を残した。
「
beatmaniaⅡDX」シリーズや「
pop'n music」シリーズといった、他のBEMANIシリーズにも数多く参加しており、コナミの音楽ゲームにおける功労者の1人である。
2012年頃にコナミを退社しカプコンへ移籍。
カプコン初の音楽ゲームである『
CROSS×BEATS』のプロデューサーを務める。
2017年頃にカプコンを退社し独立。自身のゲームスタジオ「UNLIMITED STUDiO」を設立した。
リズムアクションゲーム『
SEVEN's CODE』の開発を行うなど、ゲーム作りと作曲の両方に携わっている。
ミュージックプロデュースワークに本格的な関心を持っており、ゲーム作品だけでなく音楽ユニットのプロデュースも行っている。
辛島純子氏との音楽ユニット「TЁЯRA」や、女性歌手グループの「BeForU」のプロデュースをしており、
またエイベックス方面で活動している覆面プロデュースユニットの「LOVE+HATE」の正体も前田尚紀氏本人という見方が強い。
担当作品の一覧
代表的な曲
最終更新:2025年05月21日 03:00