遥かな空間(そら)へ
概要
第4章「勇者30 RAGNAROK」の最終ステージ「勇者30億 RAGNAROK」で流れるBGM。
ステージ曲の中では唯一のボーカル入りの音楽で、作詞は作曲者のなるけみちこ氏自らが手掛けた。
ボーカルはなるけ氏と交友がある霜月はるか氏が、編曲は著名なゲーム音楽作曲家である岩垂徳行氏が担当。
哀愁のこもったメロディーと、それに対比するような力強いサビが特徴の美しいバラードソング。
曲の冒頭に謎の言葉によるスキャットが入るが、これは作詞家の日山尚氏による造語によるもの。
この曲は「勇者30 RAGNAROK」に登場するキャラクター「クゥ」が歌う曲で、クゥが旅の道中で思い浮かべた詩の断片を、一つの歌詞にして紡いで歌っているという設定である。
このステージは他のステージと比べてイベントの演出の度合いが非常に濃く、制限時間がなんと30億秒(実際は300秒ほど)もある。
その中に様々なイベントがみっちりと詰め込まれており、そうした演出の数々をこの歌で大きく盛り立ててくれる。
またこのステージのみ効果音は一切鳴らない。それによってさらにこの歌が存在感が強調されていく。
曲の中身、そしてシナリオの内容と共に完成度がとても高く、『勇者30 SECOND』を代表する名曲&名演出として人気がある。
『勇者30 SECOND』のプロデューサーである高木謙一郎氏も
最も心血を注いだ「勇者30億 RAGNAROK」で流れる「遥かな空間へ」は、今でも忘れられない1曲です。
とTwitterでコメントしている。
このゲームはSteam版除いてサントラは未発売だが、この曲に限ってならば霜月氏のアルバム「想いのコンチェルト」にも収録されている。
過去ランキング順位
歌詞
サウンドトラック
想いのコンチェルト
最終更新:2025年04月19日 22:24