地平線の彼方
概要
物語前半のフィールドマップへ流れるBGM。
とても美しく澄んだメロディながらも、こみ上げる悲しみを堪える様な哀愁に満ちた音楽。
というのもゲーム開始後の主人公の状況がかなりハードで、犬の姿にされた上に身一つでフィールドへ放り出されることになる。
しかも直前のイベントで自分の故郷が壊滅されられたことも知り、主人公のどうしようもない心細さや郷愁が伝わってくる。
また最初に出るフィールドが辺り一面に雪が広がる銀世界というのもまた印象的で、この曲はそんなフィールドの美しさを引き立ててくれる。
サントラには1番目のトラックに「アトランティスの子供達」という曲が収録されているが、この曲のボーカルアレンジが組み込まれている。
最初に「地平線の彼方へ」のボーカルアレンジが流れ、それからイマンドラの子供が歌う「ぜんぶ好き」のボーカルアレンジが続く。
歌手はDE:LAHこと笠松美樹氏が担当。そして歌詞はこの本作のシナリオライターを務めた野島一成氏が制作した。
1995年演奏の「オーケストラによるゲーム音楽コンサート5」では酒井氏自らがオーケストレーション・指揮を務めたオーケストラバージョンが収録。
2012年にはゲーム音楽のオーケストラコンサートである「PRESS START」にてこの曲が演奏曲目に選ばれる。
酒井氏が再び指揮を振るい、野島氏作詞による混声合唱バージョンが演奏され、
データイースト時代の酒井氏と野島氏ダック再来という形となった。
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最終更新:2025年04月05日 23:10