ルナーク

RUNARK / GROWL

機種:AC, MD, PS2, EGRETII mini, NS, PS4
作曲&効果音:渡部恭久 (YACK.)
サポート:ZUNTATA
スペシャルサンクス (ZUNTATA 枠):小倉久佳 (OGR)
サウンド? (MD):あさくらかつひこ *1
開発元 (AC):タイトー、タイトーアメリカ (TAMCO)
開発元 (MD):アイ・ティー・エル
発売元:タイトー
発売日:1991年2月13日 (AC)、1991年11月15日 (MD)、2022年3月2日 (EGRETII mini)、2023年7月27日 (NS, PS4)

概要

タイトーが発表した、密猟者と戦う痛快ベルトスクロールアクションゲーム。
…なのだが、密猟者が異様に多かったり、主人公も主人公でロケットランチャーで密猟者を肉片に変えまくったりとどこかシュール。
PS2『タイトーメモリーズ』版では肉片がカットされてしまっていたが、その後の移植ではしっかり肉片に戻っている。

サウンドはYACK.こと渡部恭久氏。入社三年目の仕事だったとのこと。
メインテーマを一つ決めて、それに準じた構成を目指したという。

余談だが、この作品の企画者は、大ヒット作『奇々怪界』の企画とキャラクターデザインを担当した薮崎久也氏。
最初期の企画段階では「クルーザーに乗って動物をハントするガンシュー」という真逆の企画だったのだが、メインの出荷先であったアメリカ本国のタイトーアメリカに「動物保護団体にクレームを入れられる」と難色を示されたため、半ばヤケクソ気味に「動物を守るために密猟者を虐殺しまくる」という荒唐無稽な内容にした結果、何の問題もなく企画が通ってしまったと後年に苦笑交じりで明かしている*2

収録曲 (ゲーム進行順)

曲名 *3 補足 順位
Catch #VI (Signature) 偶数回目表示タイトーロゴジングル
My Earth (Title Back) 偶数回目表示アトラクトデモ
Peaceful part.1 (Coin) 起動後通算1クレジット目のみ
(起動後通算2クレジット目以降は"Hey, come on!"というボイス)
Peaceful part.2 (Select) クレジット投入後5秒ほどスタートを押さずに待機で再生開始
~PLAYER SELECT
~オープニング Part 1
Attack (Opening) オープニング Part 2 (密猟団登場)
Rune & Ark (Main theme #I) ROUND 01 *4 第3回538位
Theme of Kain (Boss A) ROUND 01, 03 ボス
ROUND 08 セミファイナルボス
Success (Clear #I) ROUND 01, 03 クリア
ROUND 08 フェイクボス クリア
Fade in (Clear #II) ROUND 02
Fazz Top (Bonus Stage) ROUND 02 終盤 (BONUS★STAGE)~ROUND 03 冒頭
Mazing (Scene 3) ROUND 03
────what's? (Scene 5) ROUND 04
Paper Guy (Boss B) ROUND 04 ボス
ROUND 08 フェイクボス
Green Land (Scene 4) ROUND 05
Dear Partner (Main theme #II) ROUND 05 終盤~ROUND 08
「Rune & Ark」のイントロ違いVer.
Down way (Ending Title) エンディング~STAFF
The inn of the last home (Name Entry) ENTER YOUR INITIALS !
No Used 「Down way」の後半開始バージョン
基板中には、このほかのほとんどの楽曲についても
イントロなしバージョンや途中開始バージョンのデータが存在する
『TAITO ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.1』収録ボーナストラック
growl (RUNARK Arr.)

サウンドトラック

G.S.M. 1500 SERIES ルナーク/ガンフロンティア


アーケード版をアナログ収録しているほか、「Voice Collection」を収録。
「Rune & Ark」、「Dear Partner」についてはZUNTATA MIX RECORDINGでの収録となっている。

TAITO ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.1


DISC.1に「Not Used」を含むアーケード版をデジタル収録し、ボーナストラックも収録している。
「Peaceful」はデータごとの2曲に分割されたが、曲名の英単語は語頭が大文字に統一されるなど簡略化された。

関連動画

アーケードアーカイブス ルナーク

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最終更新:2025年09月24日 15:30

*1 スタッフロールにはすべて役職表記がないが、その中にK ASAKURAという人物がクレジットされている。海外SMS版『レインボーアイランド』にサウンド担当としてクレジットされたK.ASAKURA、PCエンジン版『カダッシュ』にスペシャルサンクスのひとりとしてクレジットされたあさくら かつひこ氏と同一人物とみられている

*2 ソース:同人誌:ゲームクロニクルVol.1『奇々怪界』制作者インタビューより。

*3 基本的にサイトロン版準拠

*4 面数はネームエントリー画面に準拠。ただし面クリア時は“CONTINUE TO THE NEXT STAGE!”と「STAGE」表記である