ダークプリズン
概要
あなた達の存在を、この宇宙から抹消してあげます……!
スーパーロボット大戦のオリジナル作品である魔装機神シリーズに登場する「シュウ・シラカワ」のテーマ。彼の搭乗機である「グランゾン」および「ネオ・グランゾン」での戦闘デモで使用される。
初登場は『
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神』。以降シュウが登場する作品では必ずと言っていいほど使用される。
「ダークプリズン」という名はグランゾンが作り出す「重力の檻」、またはシュウが捕われている「邪神の呪縛」を意味するとも言われる。
パイプオルガンを使い込んだ荘厳極まる音楽で、シュウとグランゾンの底知れない凄みが存分に表現されている。
旧シリーズでのネオ・グランゾン戦等で使われていた「
ARMAGEDDON」と曲調が良く似ているため、まるでラスボスのようなカリスマ感もある。
実際、シュウとグランゾンはラスボスや隠しボスとして登場する事も多く、特にネオ・グランゾンは凄まじい強敵である事が多いので激戦は必至である。
が、『
スーパーロボット大戦α外伝』ではなんと
第9話と言う序盤も序盤に、ネオ・グランゾンが敵として登場する(その後『難』ルートでのみ最後に再戦)。
様々な作品のロボットが共闘して敵に支配されたマクロスシティに攻め込むという熱いムービーの締め括りに突如として登場したその姿に、唖然としたプレイヤーも多いだろう。
これがネオ・グランゾンです。あなた達にもう勝ち目はなくなりました
シュウが主人公を張った『
スーパーロボット大戦EX』における『シュウの章』のOG版リメイクであり、この曲の名をそのままタイトルとした『
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』では、
OG版の原曲だけではなくネオ・グランゾン専用の新規アレンジ「ダークプリズン(Ver.OGDP)」も登場した。
原曲をそのままパワーアップさせたような正統進化のアレンジで、ギターを入れたことで悪役然とした原曲と比べダークヒーローというべき雰囲気を醸し出している。
この曲と上記のシュウのセリフを引っ提げ応現したネオ・グランゾンの味方にあるまじき強さを、プレイヤーと敵勢力にこれでもかと見せつけた。
実際に、準備を整えておけばネオ・グランゾン一騎で戦場を蹂躙することができてしまう。
機体のカタログスペックもHPを除けば完全にラスボス級であり、代名詞である「縮退砲」のフル改造時の攻撃力は10600というまさかの5桁。
それだけでは飽き足らず、旧作のラスボスである破壊神サーヴァ・ヴォルクルスの専用曲「巨大な闇」及び本作のラスボスであるウユダーロ級制圧砲艦メッケンノーザの専用曲「魂なき機神達」よりも曲の優先度が上という有様であり、もはやどちらがラスボスなのか分からなくなってしまう。
スパロボシリーズではボス専用曲は味方専用曲よりも優先して流されるのが大原則であり、これまで味方専用曲でこの不文律を破ったのはエルザムことレーツェル・ファインシュメッカーの「
Trombe!」とレオナルド・メディチ・ブンドルの「
美しく青きドナウ」の二例しかない。
しかも前者は元々バグの産物であり、後者はラスボス曲「TWIN ICON」には優先されないことを考えると、意図的に曲の優先順位が最上位となるのは初である。
新旧ラスボスの専用曲を諸共に喰ってしまっているという事実が、いかに破格の待遇であり強烈な個性であるかが分かるだろう。
まさに『ダークプリズン』という、この曲の名を冠した作品とラスボス経験者の主人公の曲に恥じない存在感を生み出すことに成功している。
このアレンジは後の作品でも使われており、魔装機神最終章の『
COF』ではネオ・グランゾンに乗り換えるとこのバージョンになる。
なお現在の所このアレンジを収録したサントラは、『COF』の限定版付属のコンプリートサウンドトラックのみ。
使用されている作品一覧
過去のランキング順位
スーパーロボット大戦α/α外伝「ダークプリズン」
スーパーロボット大戦OG外伝「ダークプリズン」
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン「ダークプリズン(Ver.OGDP)」
サウンドトラック
スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL サウンドストーム
スーパーロボット大戦α オリジナルサウンドトラック&アレンジ
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END 数量限定生産版
付属のサントラに「ダークプリズン(Ver.OGDP)」が収録。
関連動画
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン 第3弾PV
魔装機神F コンプリートサウンドトラック(ダークプリズン)
最終更新:2024年10月26日 17:15