うめばやし しげる
日本で活動している作・編曲家。 主に映画音楽関係の分野で活躍している。長男は作曲家の梅林太郎氏。
1980年に羽山伸也氏と共にロックバンド「EX」を結成。1984年にバンドが解散してからは映画音楽家としての道を歩みだす。
バンド活動時に俳優である松田優作の「インテリア」というアルバムに参加したことが映画音楽を手掛けるきっかけになったという。
数多くの作品を手掛けているベテランの映画音楽家であり、日本のみならず中国・台湾・香港などアジア圏の映画にも積極的に参加。
ただ作品の数の割にサントラ化されていないものが多いためか、どちらかと言うと国内よりも海外の方で知名度が高い作曲家に入る。
代表的な作品は『友よ、静かに瞑れ』、『花様年華』、『陰陽師』、『LOVERS』、『ハンニバル・ライジング』など。
ゲーム音楽でも何作か担当しており、おそらく1998年に発売された
エニックスの『ユーラシアエクスプレス殺人事件』が最初。
その他にもドリームキャストの『es』やスマートフォンアプリの『陰陽師』などの作品に音楽を提供している。
2020年には
ソニーの『
Ghost of Tsushima』を『ハンニバル・ライジング』でタッグを組んだイラン・エシュケリ氏と共に担当。
『Ghost of Tsushima』は海外のスタッフがゲームの雰囲気を作り出すためには、梅林氏の音楽が相応しいという理由で起用。
しかし梅林氏一人だけではカバーしきれないので、梅林氏の知り合いでもあるイラン・エシュケリ氏をさらに起用したという経緯がある。
『Ghost of Tsushima』のサウンドは高く評価されていて、英国アカデミー賞ゲーム部門で音響賞を受賞した。
主な担当作品
外部リンク
最終更新:2024年09月08日 22:34