オンラインセッションとは
インターネット(チャット、掲示板等)を介してプレイするTRPGセッションのことです。通常のTRPGと違い、インターネットに接続できる環境さえ整っていればプレイヤーがどこにいようとプレイできるという利点があります。
オンラインセッションを楽しむには
インターネットに接続できる環境
インターネットを介してプレイするわけですから、これは必須です。とはいえ、このページが見られるのであれば問題ありません。
ルールブック
通常のTRPGと違い、オンラインセッションではルールブックは必須です。ルールブックをプレイヤー間で回し読みする、ということができないからです。必ず用意しましょう。
IRCクライアントソフト
「IRCクライアント」とは「インターネットリレーチャット(IRC)」を行うための専用ソフトウェアです。通常のWEBブラウザを使用するチャットと比べてより高速で安定したチャットを行うことができます。 IRCクライアントソフトはいくつか種類があります。好みのものを適当に選んでインストールしてください。
IRCクライアントソフトのインストール方法等に関してはIRC普及委員会などを参考にしてみてください。
このほか、GMはチャット上でダイスを振るためのスクリプト(ダイスボット)を用意する必要があります。
- ダイスボット・ソードワールドレーティングボット(New Frontier)
- ダブルクロス2ndサポートツール(ダイスボット+DX2判定+α)
タッチタイピングの腕前
特にチャットを介して行うオンラインTRPGでは、文字入力が遅いと発言もままならなくなってしまいます。プレイに支障の無い程度にスキルを上げておきましょう。
ネットセッションの利点
場所の制約がない
全員がインターネットに接続できるパソコンの前に居さえいればプレイが可能になります。今までのTRPGのように、会場を確保したりその会場に足を運んだりする必要がありません。
過去のやり取りをいつでも確認しなおせる
続き物プレイで前の回に参加していなくても、プレイログを読めばすぐに状況を理解することができます。通常のプレイ中でも、「あのとき○○は何て言っていたっけ」と思ったら該当部分を読むだけで事足ります。
恥ずかしいセリフが言いやすい
「僕は君のことを愛している!」などのような、実際に口にするのは恥ずかしいセリフも文章で入力するなら簡単にできます。通常のTRPGよりも、じっくり考えてからキャラクターの行動・喋る言葉を決定できるので、ロールプレイがやりやすくなっています。
リプレイが簡単に作成できる
プレイを終了した状態でプレイの様子はテキストデータになっていますから、リプレイを作成するのはとても簡単です。ちょっと編集して読みやすくすればおしまい。
ネットセッションの欠点
時間がかかる
だいたい通常のセッションの3倍はかかると考えて貰っていいでしょう。導入だけで2時間かかる、なんてこともあります。とくに時間がかかるのが「戦闘」と「皆で相談して決める」の2つ。GMはこの部分を考慮してシナリオを作成する必要があります。
熟練すれば1時間でもプレイできるらしいです。
陣形やヘクスマップを使う戦闘が困難
チャットだけで行うにはかなり困難かと思われます。ネット上で駒を動かせるようなソフトを導入すれば別かもしれませんが。まぁ、こういうソフトを使えば問題ないかと思いますけど(でも有料)。