概要
4つに分けられるならそれはいくつ数えても四コマである、という考えの元、いとととは塗り分け主義を提唱し作品を制作した。これは、画面の中に沢山の長方形(コマ)があるにもかかわらず、四色に分けられているから同じ色の要素は一つのコマである、という考え方であった。
例えば、画面の中に様々な図形が入っているが、それが四種類に限定されている。
例えば、100人ほど画面に写っている人物がほとんど四種類の趣味のいずれかに興じている。
例えば、100人ほど画面に写っている人物がほとんど四種類の趣味のいずれかに興じている。
そういった四種類に「カテゴライズ」し、重複する要素を全て1コマにカウントしてしまうことによって、群像的な4コマを演出する1手段として定義されている。いわゆる「上書き」はこれに近いが、それは同時に存在しているというよりは前に描写された同じコマをかき消しているものなので、同時に同じ存在が並行して存在するカテゴライズと等しいとは言い難い。