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若雷神(わきいかづちのかみ)
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gensousyusyu
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若雷神/わきいかづちのかみ
日本の記紀神話に登場する八の雷神(やくさのいかづちがみ)の内の一柱。伊邪那美神(いざなみのかみ)の死体から化生した。
黄泉国に行った伊邪那美神(いざなみのかみ)を追っていった伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、「決して自分の姿を見ないように」との彼女との約束を破って、伊邪那美神(いざなみのかみ)の姿を覗き見てしまった。すると彼女の死体は腐って蛆がたかっており、死体の各所からは各雷神が生まれ出て蛇のように絡みついていた。その中で、伊邪那美神(いざなみのかみ)の左手から生じていたのが若雷神である。伊邪那岐神(いざなみのかみ)は彼女の姿に恐れをなし、黄泉から逃げ出した。この表現は、死霊の祟りの恐ろしさを誇張したものと思われる。
名は若々しい活力を表す。手が体の脇に付いていることも、名と関連があると思われる。
黄泉国に行った伊邪那美神(いざなみのかみ)を追っていった伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、「決して自分の姿を見ないように」との彼女との約束を破って、伊邪那美神(いざなみのかみ)の姿を覗き見てしまった。すると彼女の死体は腐って蛆がたかっており、死体の各所からは各雷神が生まれ出て蛇のように絡みついていた。その中で、伊邪那美神(いざなみのかみ)の左手から生じていたのが若雷神である。伊邪那岐神(いざなみのかみ)は彼女の姿に恐れをなし、黄泉から逃げ出した。この表現は、死霊の祟りの恐ろしさを誇張したものと思われる。
名は若々しい活力を表す。手が体の脇に付いていることも、名と関連があると思われる。
別名
参考文献
- 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社
- 川口謙二編著『日本の神様読み解き事典』柏書房