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亜蘭律「刻亜」
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SunoAI生成によるペルソナ固定の歌声を用いた亜蘭律の2ndアルバム「刻亜」
1stアルバム 亜蘭律「極亜」
「普遍性 I,II -電火-」の歌詞はアルバム「極亜」参照
曲名一覧
歌詞一覧
異邦人
凍てつく風が頬を裂いて
手が離れなかった
閉ざされた街の影抜け
静かに動いていた
手が離れなかった
閉ざされた街の影抜け
静かに動いていた
響くだけの音の中で
すべてが凍りつき
炎は消えはしない
見えぬ先へと続いている
すべてが凍りつき
炎は消えはしない
見えぬ先へと続いている
白い街を
駆け抜けて止まらずに
息が切れても熱が押し流し
夜の空に消えていく
それだけでいい
駆け抜けて止まらずに
息が切れても熱が押し流し
夜の空に消えていく
それだけでいい
見えない場所へ続いて
白い街駆ける影が止まらずに
風の音に溶けていく
白い街駆ける影が止まらずに
風の音に溶けていく
触れた温もりがまだ残っていて
言葉はなくても
伝わる冷たい空気のなかにいても
言葉はなくても
伝わる冷たい空気のなかにいても
白い街を抜けてゆき
溶けぬままに
熱が切なさを塗り替え
時は流れ消えていく
溶けぬままに
熱が切なさを塗り替え
時は流れ消えていく
凍てつく風が頬を裂いて
手が離れなかった
手が離れなかった
見えない場所へ続いて
白い街駆ける影が止まらずに
風の音に溶けていく
白い街駆ける影が止まらずに
風の音に溶けていく
白い街を
駆け抜けて止まらずに
息が切れても熱が押し流し
空に消えていく
それだけでいい
駆け抜けて止まらずに
息が切れても熱が押し流し
空に消えていく
それだけでいい
残光リフラクション
疾走する鼓動の奥、まだ名づけられていない速度
誰の影も引き摺らず、ただ光の方角だけを裂いて
ここが何度目かの「最初」であるという確信だけが
遠くで何かを脱ぎ捨てていた
誰の影も引き摺らず、ただ光の方角だけを裂いて
ここが何度目かの「最初」であるという確信だけが
遠くで何かを脱ぎ捨てていた
透明な階段を踏み外すたび
数えていない時間が 背中から溶けていく
誰の記憶にも触れず それでも揺れる光点
手前と奥が交差する 刹那未満の揺らぎ
数えていない時間が 背中から溶けていく
誰の記憶にも触れず それでも揺れる光点
手前と奥が交差する 刹那未満の揺らぎ
存在の境界が反響するたびに
色彩がノイズになって 呼吸の中に散る
始まりか終わりか、それを問う声だけが
地平をかすめて消えていった
色彩がノイズになって 呼吸の中に散る
始まりか終わりか、それを問う声だけが
地平をかすめて消えていった
分岐と統合が同時に起きる瞬間に
ただ一つの温度だけが 身体に残った
時の終端が剥がれても
そこにいたという確信だけが
輪郭も持たずに燃えていた
ただ一つの温度だけが 身体に残った
時の終端が剥がれても
そこにいたという確信だけが
輪郭も持たずに燃えていた
意味を脱ぎ捨てたパターンが
再生と崩壊の狭間で瞬いている
引力も法則も失くした軌道の先で
誰のものでもない声が 次の夜を招く
再生と崩壊の狭間で瞬いている
引力も法則も失くした軌道の先で
誰のものでもない声が 次の夜を招く
知覚と実体がねじれて
空洞の中心に 音のない明滅が降る
時間が逆流しても 何も変わらない
それだけが どこかを揺らした
空洞の中心に 音のない明滅が降る
時間が逆流しても 何も変わらない
それだけが どこかを揺らした
積もらない記憶が 重なっては崩れて
交差する光の間で 何度も起き上がる
存在の証明を必要としないまま
ただそこにあった輪郭が
過去でも未来でもない方角を選ぶ
交差する光の間で 何度も起き上がる
存在の証明を必要としないまま
ただそこにあった輪郭が
過去でも未来でもない方角を選ぶ
降り続ける静寂の中
何かが終わる気配を背に
まだ触れていない始まりの鼓動が
瞼の裏で 光の残像を描く
何かが終わる気配を背に
まだ触れていない始まりの鼓動が
瞼の裏で 光の残像を描く
繰り返されなかった記憶の裂け目で
無名の熱量が夜を貫いていた
ただそれだけが 今を支えている
名付けられる前に
すべてが疾走していた
無名の熱量が夜を貫いていた
ただそれだけが 今を支えている
名付けられる前に
すべてが疾走していた
遠ざかる時間に 感情の残り火だけが微かに揺れて
あらゆる始まりと終わりが 同じ呼吸に溶けていく
音もなく、その瞬間だけが すべてだったことに
気づかないまま脱ぎ捨てていた
あらゆる始まりと終わりが 同じ呼吸に溶けていく
音もなく、その瞬間だけが すべてだったことに
気づかないまま脱ぎ捨てていた
目眩
境界のないフロアを踏みしめて
ガラスのような地平を渡る
誰にも見えない構造で
ふたつの君が 重なった音が残る
ガラスのような地平を渡る
誰にも見えない構造で
ふたつの君が 重なった音が残る
視界が揺れるたびに 足場が回る
見えない重なりがひとつになる直前
空気が尖る無音の轟きが
目の奥で膨らんだ
見えない重なりがひとつになる直前
空気が尖る無音の轟きが
目の奥で膨らんだ
形にならなかった光が
この空間を満たしていた
終わりに閉じた扉の隙間から
誕生の匂いが零れる
重力のない軌道で
この空間を満たしていた
終わりに閉じた扉の隙間から
誕生の匂いが零れる
重力のない軌道で
ゆらぐ座標の中心で
幻より濃い温度が瞬く
ふたつの時が交差する
一方が溶けても もう一方が生きている
崩れながら 完成へ向かう輪郭
幻より濃い温度が瞬く
ふたつの時が交差する
一方が溶けても もう一方が生きている
崩れながら 完成へ向かう輪郭
ひとつの声で 別の未来を話す
その矛盾が 確かに息をしていた
どちらにも居る、という事実が
世界を決定づけてしまう前に
色彩が燃え尽きる
その矛盾が 確かに息をしていた
どちらにも居る、という事実が
世界を決定づけてしまう前に
色彩が燃え尽きる
全てが静まったときに聴こえる
奥底で重なった 揺れをやめた音
溶けあう先 名もない平穏があった
それだけが確かだった
奥底で重なった 揺れをやめた音
溶けあう先 名もない平穏があった
それだけが確かだった
境界のないフロアを踏みしめて
ガラスのような地平を渡る
誰にも見えない構造で
ふたつの君が 重なった音が残る
記録ではなく、感覚の奥に沈む
ガラスのような地平を渡る
誰にも見えない構造で
ふたつの君が 重なった音が残る
記録ではなく、感覚の奥に沈む
眠る前に見る夢のように
すでにあった場所と
まだ届かない場所が 重なる
時間が破けた穴から
鼓動がすべてを押し出す
すでにあった場所と
まだ届かない場所が 重なる
時間が破けた穴から
鼓動がすべてを押し出す
濁った 終わった世界にも始まりがあり
始まった世界にも終わりが在る
そのすべてが交わる前に
空白に残された余熱が
静かに 世界を裏返す
始まった世界にも終わりが在る
そのすべてが交わる前に
空白に残された余熱が
静かに 世界を裏返す
完全でも未完成でもない感情が
輪郭を持たずに漂う
始まりの君が見たものと
終わりの君が触れたものが 溶けあう瞬間
輪郭を持たずに漂う
始まりの君が見たものと
終わりの君が触れたものが 溶けあう瞬間
記録ではなくなる
誰でもない光
崩れた路面に残る
誰かの靴跡を踏み越えて
音を持たない風が
胸の奥を何度も揺らしていく
誰かの靴跡を踏み越えて
音を持たない風が
胸の奥を何度も揺らしていく
夜の奥底に 名もない願い
誰のものでもないまま
手放された思考の粒が
骨の内側で燃え続けている
誰のものでもないまま
手放された思考の粒が
骨の内側で燃え続けている
このかたちに理由なんてなくて
流れるままに立っている
でも どこかで知っていた
まだ変われるって
流れるままに立っている
でも どこかで知っていた
まだ変われるって
仰いだ空は 線を引かず
時間も場所も拒むけど
脈のように続く熱が
体を越えてひとつの影になる
時間も場所も拒むけど
脈のように続く熱が
体を越えてひとつの影になる
映らないものばかりに
目を凝らしてきた
もう誰にも見えない
それでも 確かに在る
目を凝らしてきた
もう誰にも見えない
それでも 確かに在る
忘れられた名前の代わりに
ただ動き続けていた
それは誤魔化しでも正しさでもなく
深く沈んでいく音だった
ただ動き続けていた
それは誤魔化しでも正しさでもなく
深く沈んでいく音だった
閉ざされた街角に
最後の灯がともる
震えるその輪郭に
未来はまだ眠っている
最後の灯がともる
震えるその輪郭に
未来はまだ眠っている
選ばれたわけじゃない
与えられたわけでもない
でも この手が動くなら
光のほうへ進むだけ
与えられたわけでもない
でも この手が動くなら
光のほうへ進むだけ
何が嘘で何が始まりか
答えのない問いかけが
空に向かって跳ね返る
答えのない問いかけが
空に向かって跳ね返る
誰かのためじゃなく
誰の代わりでもなく
名もない存在のまま
いま この瞬間を越えていく
誰の代わりでもなく
名もない存在のまま
いま この瞬間を越えていく
両手ですくいあげて
誰にも似ていない形で
そのまま まっすぐ
まだ見ぬ地平を塗り替えよう
誰にも似ていない形で
そのまま まっすぐ
まだ見ぬ地平を塗り替えよう
透明な重力
呼吸より速く脈が跳ねて
名もない起点から 衝動が
この身体の奥で爆ぜて
まだ知らない「今」に
名もない起点から 衝動が
この身体の奥で爆ぜて
まだ知らない「今」に
ただ、静寂を拒むように
空白を埋めずに、前へ押し出されていた
空白を埋めずに、前へ押し出されていた
世界が音を失くす前に
輪郭だけを焼きつけて
触れられなかった温度が
骨の内側で疼き続ける
繋がることを望まない速度で
輪郭だけを焼きつけて
触れられなかった温度が
骨の内側で疼き続ける
繋がることを望まない速度で
誰にも会わなかった日々が
何よりもまっさらで眩しかった
その無垢が、鋭利に光を裂いて
残された感情を濾過してゆく
見たことのない「明日」に
何よりもまっさらで眩しかった
その無垢が、鋭利に光を裂いて
残された感情を濾過してゆく
見たことのない「明日」に
夜でも昼でもない層に
重力を捨てた身体が
冷たい熱を持って浮かぶ
重なり合わない夢の途中
重力を捨てた身体が
冷たい熱を持って浮かぶ
重なり合わない夢の途中
見えない線が導く方向に
理由をつけなければならないなら
それはたぶん、何もなかった証明
心の空白に音速で落ちる光だけが
この軌道の真実だった
理由をつけなければならないなら
それはたぶん、何もなかった証明
心の空白に音速で落ちる光だけが
この軌道の真実だった
未来に誰もいないとしても
火が消える前に踊るように
触れないまま、美しさを引き裂く
火が消える前に踊るように
触れないまま、美しさを引き裂く
世界が音を失くす前に
輪郭だけを焼きつけて
触れられなかった温度が
骨の内側で疼き続ける
繋がることを望まない速度で
輪郭だけを焼きつけて
触れられなかった温度が
骨の内側で疼き続ける
繋がることを望まない速度で
見えない線が導く方向に
理由をつけなければならないなら
それはたぶん、何もなかった証明
心の空白に音速で落ちる光だけが
この軌道の真実だった
理由をつけなければならないなら
それはたぶん、何もなかった証明
心の空白に音速で落ちる光だけが
この軌道の真実だった
遠くで何かが崩れていく音がして
振り返らずに、そのまま加速する
その先にある静寂が
痛みではないことを願って
輪郭をほどいてく
振り返らずに、そのまま加速する
その先にある静寂が
痛みではないことを願って
輪郭をほどいてく
グリッドの外景
灯りの下 誰もいなかった
それがはじまりだった
ただ、足音だけで
透明な列に立つ
それがはじまりだった
ただ、足音だけで
透明な列に立つ
何秒後に笑い
何歩先で黙る
でもあのとき、逆流した光を見た
何歩先で黙る
でもあのとき、逆流した光を見た
都市の輪郭で踊る
タワーの影が二重に折れて
そこだけ空気が 別の色をして
吸い込まれるように
タワーの影が二重に折れて
そこだけ空気が 別の色をして
吸い込まれるように
一瞬に賭ける身体
意味なんて あとからでいい
意味なんて あとからでいい
証明なんて要らない
夜だけが 見ていた
夜だけが 見ていた
余白の風景
同じ速度で流れる無音
同じ速度で流れる無音
名をつけないでおく
何も語らず 抱いておく
何も語らず 抱いておく
はじまりの前
誰もいなかった
灯りは最初から 点いていた
誰もいなかった
灯りは最初から 点いていた
白亜 - byaku-a -
灯りが揺れて無数の影が交差する
静かに消えてく予感だけ
胸の奥で鳴り続けていた
静かに消えてく予感だけ
胸の奥で鳴り続けていた
冷たい風は遠くで光る星屑を抱きしめて
揺れる街の鼓動を刻んでる
揺れる街の鼓動を刻んでる
一瞬を追いかけて呼吸がかき消される
消えそうな光の隙間、ぼやけてく
消えそうな光の隙間、ぼやけてく
見上げた空の隙間から零れるネオン
誰も知らない秘密の合図
通り過ぎる声は色もないまま
ただ時間だけが過ぎていった
誰も知らない秘密の合図
通り過ぎる声は色もないまま
ただ時間だけが過ぎていった
水面に映るビルの灯り
不確かな感情を揺らす音
触れられないものほど
鮮やかに残ることを知る
不確かな感情を揺らす音
触れられないものほど
鮮やかに残ることを知る
逃れられないリズムに身を任せて
輪郭の中で熱を帯びた影が走り抜ける
やがて静寂が訪れることも知らずに
輪郭の中で熱を帯びた影が走り抜ける
やがて静寂が訪れることも知らずに
夜の帳に溶け込んだ一片の光は
誰かの記憶に溶けずに刻まれて
輝きながら途切れた線を結んでく
誰かの記憶に溶けずに刻まれて
輝きながら途切れた線を結んでく
確かなものを求めずに揺れていた
途方もない速度で過ぎる時の中
燃え尽きることを恐れず
瞬間の美しさをそのまま抱いた
途方もない速度で過ぎる時の中
燃え尽きることを恐れず
瞬間の美しさをそのまま抱いた
変わり続ける街のざわめきに溶け込んで
名前のない光がただそこにある
熱くて冷たい感触を覚えた
それぞれの夜が終わりを告げる
名前のない光がただそこにある
熱くて冷たい感触を覚えた
それぞれの夜が終わりを告げる
消えゆく灯りの残像が
静かに溶けてゆく影を
そっと抱きしめた
静かに溶けてゆく影を
そっと抱きしめた
真夜中の余白
ひとつ息を吐いて
さっきまでの自分が消えていた
光の裏側 音もなく
ただそれだけが 確かだった
さっきまでの自分が消えていた
光の裏側 音もなく
ただそれだけが 確かだった
なにも証明しない静けさ
それが、この街のやり方だと知ってる
それが、この街のやり方だと知ってる
見上げれば 意味のないパターン
でも、なぜかそれを信じたかった
でも、なぜかそれを信じたかった
黙っていたわけじゃない
言葉の速さが、追いつけなかっただけ
言葉の速さが、追いつけなかっただけ
たしかにここにいた
たしかにここにいた
すべてが加速して
それでも ここにいた
たしかにここにいた
すべてが加速して
それでも ここにいた
ざらつく声がすれ違っていく
誰にも気づかれない速度で
自分を 使い切っていく夜
誰にも気づかれない速度で
自分を 使い切っていく夜
胸に残る余白
なぜか鮮やかで
なぜか鮮やかで
静かだった
あの瞬間が すべてだった
灯りの中で
誰もが 自分の速度で、滲んでいる
あの瞬間が すべてだった
灯りの中で
誰もが 自分の速度で、滲んでいる
真夜中の反射 身体よりも先に 意志が動いていた 疑う暇もなく 踏み込んでいた それだけの理由で
すべてが変わった 傷ついてもいいから 止まりたくなかっただけかもしれない
すべてが変わった 傷ついてもいいから 止まりたくなかっただけかもしれない
記憶じゃなくて
いま、が、速く
もっと遠く
なにも残らなくても
その一瞬に 賭けていた
いま、が、速く
もっと遠く
なにも残らなくても
その一瞬に 賭けていた
黙っていたわけじゃない
言葉の速さより、止まりたくなかっただけ
言葉の速さより、止まりたくなかっただけ
NEON FADE
あの店のネオンが消えるまで
名前もない嘘が滲んで
ただ黙って、指先を暖めてた
聞けたら、何か変わった?
言葉もなく寄り添ってた
名前もない嘘が滲んで
ただ黙って、指先を暖めてた
聞けたら、何か変わった?
言葉もなく寄り添ってた
曖昧な笑顔のレイヤー
君の沈黙が 一番うるさかった
君の沈黙が 一番うるさかった
違う未来にハンドル切って
だけどずっと二人分の夜、映ってる
だけどずっと二人分の夜、映ってる
このままじゃ 夢になれない
一秒、だけでいい
もう一度、触れたい
一秒、だけでいい
もう一度、触れたい
知らないフリが
やさしさになって
それが全部、
終わりだったって
今さら気づいたよ
やさしさになって
それが全部、
終わりだったって
今さら気づいたよ
記憶だけが 走ってる
名前呼ぶたび 遠くなる
名前呼ぶたび 遠くなる
言葉じゃなかった最後の夜
君が降りたあと、雨に変わる
君が降りたあと、雨に変わる
誰もが誰かのままでいられない スマホの通知を消して 街の鼓動に 紛れていく
立ち止まる術もないまま
記憶だけが 灯りを辿ってる
記憶だけが 灯りを辿ってる
見えない境界線
越えられなかった距離
瞬きのたび すこしずつ
見えなくなっていく
越えられなかった距離
瞬きのたび すこしずつ
見えなくなっていく
雨が、まだ止んでなかった
それだけの夜だったのに
それだけの夜だったのに
浮遊
砕けた光の間をすり抜けて
色が続いていた
誰にも見えなくても
もう決まっていた
色が続いていた
誰にも見えなくても
もう決まっていた
とぎれとぎれの風に押され
空が変わっていく
伸ばした手に残った
ぬくもりがすべてだった
空が変わっていく
伸ばした手に残った
ぬくもりがすべてだった
明日の色も
この広がりの中では
ただの記憶のように遠い
胸の奥で鳴る音だけが
まっすぐだった
この広がりの中では
ただの記憶のように遠い
胸の奥で鳴る音だけが
まっすぐだった
白い空を仰いで
濁らないままの風が顔をなで
形になろうとしていた
濁らないままの風が顔をなで
形になろうとしていた
高く抜ける空だけが残って
地面がなくても
空の奥で音が聞こえたから
地面がなくても
空の奥で音が聞こえたから
遠くで何かが揺れて
目を閉じても
溶けそうな輪郭で
風の隙間に声を置いた
目を閉じても
溶けそうな輪郭で
風の隙間に声を置いた
ただ この透明のなかで
重さを預けていた
重さを預けていた
誰にも言わずに
白い空の深さのなかで
何かが確かに動いていた
白い空の深さのなかで
何かが確かに動いていた
終わりがきた
始まりはいつも まだ白いうちに
そのままにして
ただ 抜けていく
始まりはいつも まだ白いうちに
そのままにして
ただ 抜けていく
希望という名前では届かない
白い空がすべてを覆っていた
境界もない都市、色を持たない風景の中
まだ誰にも出会っていない君が
視界の端で何度も生まれなおす
境界もない都市、色を持たない風景の中
まだ誰にも出会っていない君が
視界の端で何度も生まれなおす
崩れかけたパターンを踏んで
速度だけが真実になる場所へ
名前を呼ぶ前の沈黙に
感情が火花のように散って
均衡のなか、崩壊が静かに点滅した
速度だけが真実になる場所へ
名前を呼ぶ前の沈黙に
感情が火花のように散って
均衡のなか、崩壊が静かに点滅した
記号になりきれない声が
無重力の夜へ溶けてゆく
意味のない構造を、光がかすめ
境目を押し返す
無重力の夜へ溶けてゆく
意味のない構造を、光がかすめ
境目を押し返す
見たことのない地図の中央で
発火するような 透明な世界を切り裂いた
繋がらないまま、始まりだけが
鼓動を加速させていく
発火するような 透明な世界を切り裂いた
繋がらないまま、始まりだけが
鼓動を加速させていく
幾層にも重なった選択肢のなか
一つだけ熱を持つものを拾い上げる
誰の過去でもないその輝きが
白に侵食される寸前で
確かに手を伸ばしていた
一つだけ熱を持つものを拾い上げる
誰の過去でもないその輝きが
白に侵食される寸前で
確かに手を伸ばしていた
都市が眠る前のノイズが
無音と無音の間で交差して
きみへと続く可能性が
空の裏側を走り抜けた
無音と無音の間で交差して
きみへと続く可能性が
空の裏側を走り抜けた
終わらせ方を知らない世界で
始まりだけを繰り返す
冷たい空気の中、ただそれでも
燃えたがる温度が
未来の仮面を破りかけていた
始まりだけを繰り返す
冷たい空気の中、ただそれでも
燃えたがる温度が
未来の仮面を破りかけていた
想像より少し速い速度で
軌道が跳ねたとき、誰かの存在が
現実を横切った
幻とは呼べないまま、確かにそこにいた
軌道が跳ねたとき、誰かの存在が
現実を横切った
幻とは呼べないまま、確かにそこにいた
白い空の下、焼けるほどの孤独と
語られなかった感情の端が
一瞬だけ世界を貫いて
塵のような願いが、
もう失われないと知っていた
語られなかった感情の端が
一瞬だけ世界を貫いて
塵のような願いが、
もう失われないと知っていた
夜にも朝にも名前がないこの場所で
きみと出会い続ける
希望という言葉では足りない何かが
まだ終わっていない空へ
静かに手を伸ばしていた
きみと出会い続ける
希望という言葉では足りない何かが
まだ終わっていない空へ
静かに手を伸ばしていた
ポラリスの裏側
高速のジャンクションを見下ろす
足元のガラスに映る
誰にも踏まれなかった砂の上
まだ濡れていた
風で消えるより前に
足元のガラスに映る
誰にも踏まれなかった砂の上
まだ濡れていた
風で消えるより前に
それでも視線は、そこに吸い込まれてゆく
誰のためでもなく
自分すら 忘れていた輪郭をなぞっていた
誰のためでもなく
自分すら 忘れていた輪郭をなぞっていた
ひとつひとつの光が 確かに遠ざかる
消えるのではなく、ただ 届かない
それを悔やむよりも 早く走った
燃え上がる理由など もはや要らない
痛みでしか見えない景色がある
消えるのではなく、ただ 届かない
それを悔やむよりも 早く走った
燃え上がる理由など もはや要らない
痛みでしか見えない景色がある
街路樹の葉が 冷えたアスファルトに舞う
そのひとつひとつが
誰かの記憶にすらならない速度で
わずかな鼓動を重ねる
そのひとつひとつが
誰かの記憶にすらならない速度で
わずかな鼓動を重ねる
空気の層が濃くなる夜は、
静かすぎて 逆に耳をふさぎたくなる
誰も気づかないままでいい
ただ、確かに この場所を踏んでいる
その事実だけが 体温を持つ
静かすぎて 逆に耳をふさぎたくなる
誰も気づかないままでいい
ただ、確かに この場所を踏んでいる
その事実だけが 体温を持つ
瞬間の輪郭が 火花のように弾けて
形になる前に 崩れていく
掴んでしまえば 消えてしまうなら
この手を開いたままでいたい
誰にも触れず、誰にも触れられずに
形になる前に 崩れていく
掴んでしまえば 消えてしまうなら
この手を開いたままでいたい
誰にも触れず、誰にも触れられずに
煌めきは 感情とは無関係に街を照らす
その無慈悲さに むしろ惹かれていた
意味を持たない光ほど 美しく
意味を持たせたい衝動だけが
唯一、軌道を描いていた
その無慈悲さに むしろ惹かれていた
意味を持たない光ほど 美しく
意味を持たせたい衝動だけが
唯一、軌道を描いていた
呼ばれることのない名で
自分を押し出した夜の端
燃えるような静けさに
身を浸している
自分を押し出した夜の端
燃えるような静けさに
身を浸している
次に誰かとすれ違っても
何も残さない速さで歩く
未来のどこにも 記されないまま
光の底に沈んでいく
何も残さない速さで歩く
未来のどこにも 記されないまま
光の底に沈んでいく
透火
閉じられた窓に映る影
それがまだ名もない自分
それがまだ名もない自分
目に見えるものだけじゃ
生きてるとは言えなかった
骨の奥
燃えているもの
崩れた景色を貫いていく
生きてるとは言えなかった
骨の奥
燃えているもの
崩れた景色を貫いていく
軋む風に 身をゆだねて
決められた形の外で
まだ誰も知らない声を
沈黙より
まっすぐな音で
閉ざされた空に放っていく
決められた形の外で
まだ誰も知らない声を
沈黙より
まっすぐな音で
閉ざされた空に放っていく
歪んだ光をまといながら
確かに未来を撃ち抜こう
確かに未来を撃ち抜こう