スアライ - ここだけ神の骸を巡るSFファンタジー@ウィキ

プロフィール

名前	スアライ
性別	女
年齢	1以上100未満
生命力	65
信仰心(種類)	水神
信仰心(数値)	121

概要

水神の敬虔な信仰者。
敬虔なので水を顔に掛けるのが最上級の敬意/祝福だったりする。

一人称が「私達」。

「水は全てを包み込む。そして、私達は水の流れの一部……私達は「個」ではなく「集合体」のほんの一欠片に過ぎないのであります」

語尾に「あります」と着けて話す。

特筆点

水神・海神の骸内では生命力が+20され、細槍で与えるダメージが2d12+5となり、加護が強化される。

容姿

身長151cm。長い銀髪、青のインナーカラー。それと碧眼。常に笑顔。
黙っていればザ・清楚系である。黙っていれば。

その他ver

エイプリルフール

ツイステッドなワンダーランドにいそうとか言わない

水着

パーティードレス

セーラー服

ショートヘア

性格

信仰に厳格ながらも温和であり、流れる水の如く柔軟に振る舞う。

武器

細槍　通常時のダメージ dice2d9

加護《水脈の導き》

動きの『流れ』を読み、それに『流される』ことで攻撃を回避しやすくなる
空間の『流れ』を読むことで直感的な察知能力を高める

(信仰心ロール成功で回避/探索ダイスの結果から-6)
(なお信仰心が100を越えているため信仰心ロールは1d160、クリファンが9。つまりクリティカルが1~9でファンブルが152~160)

加護強化時

信仰心ロール成功で回避/探索ダイスの結果から-9、攻撃ダイスの結果から-6
回避成功時カウンター攻撃としてdice1d6の貫通ダメージを与える

Mythos Link《幽水の巫女・半咲》

「信じた神の声を、もう一度」

如何なる状況においても必ず回避を振れるようになる
回避判定時のダイスロールの出目-20、マイナス処理後の出目が20以下の場合クリティカル成功として扱う
回避に成功した際カウンター攻撃として相手にdice2d8= +2の貫通ダメージを与える
回避に成功した次のターン与ダメージ+12、この効果は重複せず、カウンター攻撃には適応されない
回避に失敗、または4ターン経過後効果が終了する

あおいリボン

　昔むかし、山の奥のそのまた奥。
　朝も昼も霧がかかって、月のように静かな湖のほとりに、小さな村がありました。
　そこに住んでいたのが、小さな巫女の少女。
　背丈は水瓶よりちょっと高いくらい。声も細くて、歩くたびに足音よりも先に大幣(おおぬさ)の鈴がちりんと鳴るような、そんな子でした。
　ある日、少女は湖のほとりで青いリボンを見つけました。
　まるで水面が結んだ夢のように、しっとり濡れてきらきらしていて、けれど誰のものでもありません。

「だれかの落としものだ……」

　そう思った少女は、リボンを両手でそっと抱えて、湖をぐるりと回り始めました。
　お魚さんや鳥さんにリボンの持ち主が誰かを聞いてみようにも、みんなわからないよと首を横にふるばかり。

　なので、少女はリボンをそっと頭に結びました。髪の銀が空の色と混ざりあって、まるで海のよう。

　すると、ふしぎなことが起こりました。

　湖がふわりと揺れて、少女のまわりに、うすい霧が降りてきたのです。
　霧のなかから、誰かの声が聞こえました。

「おまえはだれ？」

「わたしは、水の神さまの声を聞く巫女さんです！」

　少女は恐れず元気に答えました。大きな水色の目が霧の中できらきらと輝いています。

「巫女……ふうん。では、おまえにひとつ、夢をあげよう」

　すると、声がいったように、夢のなかで見るようなやわらかな光景が広がりました。
　誰かと笑い合って、手をつないで、水辺を歩く夢。
　小さな手に大きな手が重なって、なにかを守ってもらっているような、そんな夢。

「あたたかくて、きれいで」

　ずっとここにいたい。少女はそう思いました。

「だがこの優しい夢もずっと続きはしない。余はもう行かねばならないんだ」

「そんな、あなたはどこへいくの？」

「どこにも行かず、どこにだって行くさ」

「どういうこと……？」

　少女がそう尋ねようとした瞬間、目の前が真っ白なひかりに包まれました。
　眩しくてなにも見えなくなった中、抱きしめられているようなぬくもりと一緒に、少女は眠くなってきました。

「余はどこにでもいる。だが人々は余の存在を当たり前だと思っているが故、余はどこにもいないことになっている」

　少女が目を閉じる前に、寂しそうな声で、そういいました。

「だが、おまえのような巫女がいれば、余はどこにだっていられるだろう」

「……いっしょにいるの？」

「ああ。おまえは余の、余らの喉なのだから」

「のど……わたしは、あなたの……」

　そして、その言葉を最後に少女は眠ってしまいました。

　目を覚ました少女の手には、もう青いリボンはありませんでした。
　でも、それから度々見る夢のなかでは、いつも同じ誰かが隣にいます。顔はぼやけていても、かならずそこにいて、少女に青いリボンを結んでくれるのです。
　夢について話したとき、村の人たちは言いました。

「神さまの夢を見たんだねぇ」

「やっぱり巫女さまだよ」

「青いリボンは水神のおくりものだろうね」

　それに、少女は笑って答えます。

「きっと、ゆめで導きをさずけてくれてるんだ！」

　霧の向こうには、まだ見ぬ声。
　夢のようなやさしい何かが、少女の頬を撫でて通っていきました。

過去、そしていずれは

？？？

喪水

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