ソロトライアル-機動戦士ガンダムΖΖ
消せない記憶
プル「敵が来ている・・・だから戦う・・・」
プル「それが私の役目ならば・・・」
ジュドー「
キュベレイ!?エルピー・プルか!?・・・まだパイロットをやっているのか?」
プル「ガン・・・ダム・・・」
ジュドー「プル!やめろ!俺が分からないのか!?」
プル「ジ・・・ジュドーは・・・敵・・・憎むべき・・・相手・・・」
ジュドー「ええいこうなったらイチかバチかだ! プル、チョコパフェ食べたくないのか?」
プル「チョコ・・・パフェ・・・」
ジュドー「あの・・・甘くてとろっとした味!思い出したくないのかい!?プル!
一人で食べるより皆で食べるほうが美味しいと思わないか!?プル!」
プル「こ、こいつ!何をふざけたことを!!ああっ!!
ジュドー・アーシタ・・・ジュドー・アーシタなら・・・お前が敵だ!!」
ジュドー「やめろ!プル!プル!!
そんなものはしまって、お兄ちゃんと行こう!パフェを食べにさ!」
プル「ううっ・・・お兄・・・ちゃん?」
プル「ううっ!うっ!!」
プル「お兄・・・ちゃん・・・?」
ジュドー「エルピー・プル、よく開いてくれた。
プル!えらいぞ!」
戦士再び
ハマーン「ジュドー…どうして私がお前をここに呼んだか分かるか?」
ジュドー「分かるよ。センチメンタルだよ、アンタの。」
ハマーン「フ…よく言う。ここはジオン発祥の地だ。そしてお前と私が初めて会った場所でもある…」
ハマーン「ここがお前の墓場になる!」
ハマーン「何だ…
ネェル・アーガマ?モウサをコア3に激突させたのか!?」
ジュドー「もう終わりだ、ハマーン!お前の足場は全て破壊された!」
ハマーン「小賢しい事を少年が言うのか!とどめは私の手で直接刺してやるよ!」
ジュドー「アンタも落ちるぞ!」
ハマーン「ジュドー、私と来い!」
ジュドー「アンタの存在そのものが鬱陶しいんだよ、アンタだけ行けばいい!」
ハマーン「どう言われようと、己の運命は自分で開くのが私だ!お前の命、もらった!」
ジュドー「分かるぞ…!ZZが、みんなの力を…!」
ハマーン「何だ、このパワーは…!?何だ…あれは…
カミーユ・ビダン…!?」
ジュドー「みんなの力が…
ガンダムに!」
ハマーン「人の想いが…人の意志が力となっていくのか…?これが、NT…」
ジュドー「あんたには見えているはずだ、戦いで無駄死にをした、人の意志が!」
ハマーン「人は生きる限り一人だよ、人類そのものもそうだ!お前が見せてくれたように、人類全てがNTになれるものか!その前に人類は地球を食い尽くすよ!」
ジュドー「そんなに人を信じられないのか!憎しみは憎しみを呼ぶだけだって、分かれ!憎しみを生むもの!憎しみを育てる血を、吐き出せ!!」
ハマーン「吐き出すものなど、無いッ!!」
ジュドー「自分の頭だけで考えるな!今持っている肉体にだけ囚われるから…!」
ハマーン「肉体があるから…フフフ…やれるのさ…!もらったァ!!」
ジュドー「ハマーン…!」
ハマーン「相打ちと言いたいが…私の負けだな…。」
ジュドー「何故…もっとファンネルを使わなかった…」
ハマーン「フ…一騎打ちと言ったろ…」
ジュドー「その潔さを、何でもっと上手に使えなかったんだ!持てる能力を、調和と協調に使えば…地球だって救えたのに…!!」
ハマーン「フフフ…アステロイドベルトまで行った人間が戻ってくるっていうのはな…人間がまだ地球の重力に引かれて飛べないって証拠だろ…」
ジュドー「だからって…!こんなところで戦ったって…何にも…!」
ハマーン「そうさ……賢しいお前らのおかげで、地球にしがみ付く馬鹿共を抹殺できなかったよ……[苦痛にうめく声]うぅ……全て……お前たち子供が………」
ジュドー「!…オイ!!」
ハマーン「下がれッ………!!」
ハマーン「帰って来てよかった……うっ………強い子に会えて………………」
最終更新:2009年12月24日 14:45