マルチプル・モビルスーツ
革新の波濤
OPERATION O-50 青 1-1-0 R
(常時):《(0)毎》破壊されている自軍ユニット1枚を廃棄する。その場合、手札にある、廃棄したユニットの合計国力以下の合計国力を持つ自軍ユニット1枚を、廃棄したユニットがいた場所にリロール状態で出す事ができる。
ユニットの展開を補助するオペレーション。自軍ユニットが破壊された時に、そのユニットがいるエリアに手札のユニットをリロール状態で出す事ができる。手札のユニットに条件付きのクイックと戦闘配備、場合によっては戦闘エリアへの飛び込み能力を擬似的に付加させるようなものと考えると分かりやすいか。
普通のデッキで使う場合は、自軍ユニットが敵軍に破壊された時に使用する事で、場のユニット枚数を維持するために使う事になるだろう。動きとしてはユニットの破壊を無効にするのに近い。ただ、置き換え+破壊無効の効果などと違ってセットカードを守る事はできないし、破壊されたユニットよりも合計国力が大きいユニットを出す事もできないため、場の戦力は元よりも低くなってしまうか、良くても現状維持となるだろう。そのため、確実に場の戦力を維持できる破壊無効効果と比べると、効果としてはやや劣る感がある。何度も使える効果とはいえ、このカード1枚分のアドバンテージを失っているのもマイナスといえばマイナスである。
破壊無効と比較した場合のメリットとしては、状況に応じたユニットを場に出す事ができる点が挙げられる。例えば、自軍ターン中に4国力の自軍ユニットがサイコミュで破壊された場合、そのユニットが交戦中であったならプロトタイプガンダム《CB1》を出して破壊効果の誘発を狙えるし、相手が防御していなかったならガンダム(ラストシューティング)を出して敵軍本国に有効打を与えられる。このように、状況に合わせたユニットを選んでアドバンテージを取りにいくというのは「場のユニットを維持する」事しかできない破壊無効効果では不可能なことであり、このカードならではの利点と言えるだろう。その反面、手札に有効なユニットが居なかったとか、破壊されているユニットこそが一番強いユニットだったという事も十分にありえるため、その場合は破壊無効の方が有効である。
総じて、独自のトリッキーな性能を持ち合わせている効果ではあるものの、安定性では破壊無効に劣るという評価になるだろうか。
破壊無効と比較した場合のメリットとしては、状況に応じたユニットを場に出す事ができる点が挙げられる。例えば、自軍ターン中に4国力の自軍ユニットがサイコミュで破壊された場合、そのユニットが交戦中であったならプロトタイプガンダム《CB1》を出して破壊効果の誘発を狙えるし、相手が防御していなかったならガンダム(ラストシューティング)を出して敵軍本国に有効打を与えられる。このように、状況に合わせたユニットを選んでアドバンテージを取りにいくというのは「場のユニットを維持する」事しかできない破壊無効効果では不可能なことであり、このカードならではの利点と言えるだろう。その反面、手札に有効なユニットが居なかったとか、破壊されているユニットこそが一番強いユニットだったという事も十分にありえるため、その場合は破壊無効の方が有効である。
総じて、独自のトリッキーな性能を持ち合わせている効果ではあるものの、安定性では破壊無効に劣るという評価になるだろうか。
さて、以上は一般的なビートダウンデッキに投入した場合の話である。その場合でもそれなりの使い道はある訳だが、このカードの真価は、むしろコンボデッキにおいてこそ発揮されると言った方が良いだろう。
効果の起動に必要なのは「破壊されている自軍ユニット1枚」であり、それが敵軍効果や戦闘ダメージで破壊されている必要は無い。そのため、イリア・パゾム《1st》などのような能動的に自軍ユニットを破壊する手段を用意しておけば、任意のタイミングで手札のユニットを出す効果として活用できる。これによって、手札のユニットをリロールインアタッカーにしたり緊急時にブロッカーを用意したりといった運用が可能になる。あるいは、前述のイリアを高機動ユニットに乗せて攻撃に出撃、ブロックされないのを見てから自爆して別のユニットに変身する、などといった運用も可能。これにより、強襲や高機動などの突破力を持たないフィニッシャーを活用したり、交戦がトリガーとなる能力を持つユニットを強引に交戦させたりできる。
また、この効果で出すユニットの条件は、廃棄したユニット以下の合計国力を持つ事だけである、という点も重要。条件さえ満たしていれば通常のコストなどは一切支払わなくていいため、自軍の合計国力以上の国力を持つユニットであったり、青以外の指定国力を持つユニットでも問題なく出せるし、極端な話自軍国力が0の状態でも手札のユニットを出す事ができる。
このため、例えば捕獲兵器で大型ユニットを釣った後にイリアで破壊、手札から同等の強さを持つ大型ユニットを出し直すといった動きが可能。この効果で出したユニットはそのまま場に残るし、それが破壊された場合もまた手札にある大型ユニットを出し直せるため、手札さえあれば非常に場持ちの良い大型ユニットを使う事ができる。一般的なブーストデッキとはまた違った強みを持つブーストデッキが組めるだろう。
あるいは、タイタニアなどのGをリセットするカードと組み合わせて使う方法もある。互いにカードのプレイはままならず、こちらだけが擬似的な破壊無効を行えるという、大幅に有利な消耗戦に持ち込めるだろう。
効果の起動に必要なのは「破壊されている自軍ユニット1枚」であり、それが敵軍効果や戦闘ダメージで破壊されている必要は無い。そのため、イリア・パゾム《1st》などのような能動的に自軍ユニットを破壊する手段を用意しておけば、任意のタイミングで手札のユニットを出す効果として活用できる。これによって、手札のユニットをリロールインアタッカーにしたり緊急時にブロッカーを用意したりといった運用が可能になる。あるいは、前述のイリアを高機動ユニットに乗せて攻撃に出撃、ブロックされないのを見てから自爆して別のユニットに変身する、などといった運用も可能。これにより、強襲や高機動などの突破力を持たないフィニッシャーを活用したり、交戦がトリガーとなる能力を持つユニットを強引に交戦させたりできる。
また、この効果で出すユニットの条件は、廃棄したユニット以下の合計国力を持つ事だけである、という点も重要。条件さえ満たしていれば通常のコストなどは一切支払わなくていいため、自軍の合計国力以上の国力を持つユニットであったり、青以外の指定国力を持つユニットでも問題なく出せるし、極端な話自軍国力が0の状態でも手札のユニットを出す事ができる。
このため、例えば捕獲兵器で大型ユニットを釣った後にイリアで破壊、手札から同等の強さを持つ大型ユニットを出し直すといった動きが可能。この効果で出したユニットはそのまま場に残るし、それが破壊された場合もまた手札にある大型ユニットを出し直せるため、手札さえあれば非常に場持ちの良い大型ユニットを使う事ができる。一般的なブーストデッキとはまた違った強みを持つブーストデッキが組めるだろう。
あるいは、タイタニアなどのGをリセットするカードと組み合わせて使う方法もある。互いにカードのプレイはままならず、こちらだけが擬似的な破壊無効を行えるという、大幅に有利な消耗戦に持ち込めるだろう。