【作品名】せっかく転生したのなら楽しまなきゃ損でしょ
【作者名】黒ウサギ
【原作名】魔法先生ネギま!
【警告点】オリ主 神様転生
【評価日】2012/08/23(木)
【話数・文字数】話数9話/合計文字数31,811文字/一話あたりの文字数3,535文字
【批評】
神様に転生させられた神楽悠斗
その実態は果たして・・・・・・
特に隠す気もなく転生時にもらった能力を使い麻帆良生活をエンジョイしていく彼を待ち受けるものは・・・・・・
タグやタイトル、更にはあらすじで開幕から歴戦のスコッパーをわくわくさせるようなロマン要素に溢れる作品
死んだ主人公が神様からトンファー流と東方の「程度の能力」ならなんでも使える能力を貰ってネギま世界に転生するところから話が始まる
もうこの時点で胸焼けする展開だが神様を土下座させたり神様が「ほう、お主謙虚だな」などの戯言を垂らすような核地雷さながらの展開ではなく
終始テンポのいい会話が展開されるので頭を空っぽにし、ギャグ物として楽しむならばスコップも破壊されずに済むのではないだろうか
ネギま原作二巻、杖を失くしたネギが長瀬楓と共に山に入るところで主人公は本編に転生するがネギとの邂逅も小気味のいいテンポで頭を空っぽに以下略
タカミチや学園長との邂逅やエヴァとの対決はトンファーキックで一蹴する、スキマ能力を使ったら紫など東方勢とばったり遭遇するなどの展開も頭を空っぽ以下略
文章作法や文章力を二の次にし、Side使いであることやちょいちょい挟まれる安易なジョジョパロに目に瞑れば純粋なギャグ物としてそれなりに面白い
終始ギャグとして展開し、数話程度で完結する短、中編作品であったならば底辺作という汚名は免れたであろう
ところがどっこい残念ながら魔界はこれでは終わらなかった
ネギま原作三巻、桜通りの吸血鬼編に入ったところから急激なシリアス()への路線変更を図ってしまうのは最早底辺作の宿命なのか
桜通り編が始まった直後は今までのように吸血行為に勤しむエヴァをトンファーキックで一蹴したり
前述の能力から永琳の能力を駆使し花粉症に苦しむエヴァを「最高に『ハイ!』ってやつだァアアア」と全快させたりなどのギャグで展開されていたが
ネギとエヴァの直接対決にて主人公がネギのトラウマを抉って闇の魔法を早々に開花させてしまうシリアス()展開となった
この際ネギの心境を描写するときやそこから主人公視点に戻るときにSideを存分に活用するなど底辺作への道を一直線に爆走する
主人公がスキマ能力を多用することから紫と随所で絡み、BBAを連呼するなどこれまた古き良き底辺作のかほりが実に初々しい
しかし諸々の糞要素はあれどスコップを爆散されるほどの地雷作ではないので歴戦のスコッパーなら思わずほっこりさせられる微笑ましい底辺作である
ただギャグ物からの唐突な路線変更などの地雷作に転ずる要素が随所に散見する現状なのであまり先の展開にも期待できない
個人的には主人公の作った炒飯を頬張るせっちゃんが可愛かった