16日目601~

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haputea

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刹那「あ~ぁ、仕事面倒くさ…家でマリリンとゴロゴロし~た~い~」

アレルヤ「刹那、この書類にサインよろしく。あとで取りに来るから」

刹那「…あぁ。…暇だからガンダムの絵でも描くか。…今日はガンダムDXを…フンフンフフ~ン」(Xの主題歌を鼻歌中)


ライル「おい刹那、この書類に目を通しておいてくれ」

刹那「…わかった。…くっ、DXは顔が難しいな…書き直しだ。別の紙は…む、ちょうどいい」

刹那「フンフ~フフ~ン♪」サラサラカキカキ


アレルヤ「刹那、サインしておいてくれたか…いいぃ!?…ぼ、僕の作った書類…」

ライル「もう読み終わったか?…って!な、なに落書きしてやがんだッ!」

刹那「…ん?…あっ!……う…うぐぐ!…昼に食べたホットドッグが当たって!」

ライル「テメッ!待ちやがれコラ!」


アレルヤ「…ハ、ハハ…ぱ、パアァァアアアアアッ!」




刹那「マリリン、マリリン!良い事と悪い事があったんだ。どっちから聞く?」

マリナ「えと。じゃ、良い事」

刹那「長い休みが貰えたんだ。旅行、行けるよ!」

マリナ「まぁ……準備するわね!それで、悪い事は?」

刹那「又クビにされちゃった」




イオリア「全くお刹那は本当にもう…
  次はどのタイミングで会社に復帰させたものか」




マリナ「困った人ね…まぁ、後の事は後で考えたら良いわね。
私も働けば良いし…今は旅行に行って気を紛らわせましょ」

刹那「マリリンが働く!?」


不況に加え、年m……29歳→会社はなかなか雇ってくれない→仕方ないので女でも男と変わらないくらい出来る仕事を探す→女である事を活かさないと難しい→風呂行き


刹那「そんなの、絶対駄目ブシャーーー」

バタン

マリナ「え!?どうして鼻血を!?(フキフキ
でも…私の事を気遣かってくれているのよね……ありがとう。
……クビにならないように務めてくれれば一番なのだけどね……」




刹那「もうすぐ台風が来るぞ」

ポニテ「大変だ!今のうちにクジョウに会っとかなきゃ!」

眼鏡「エロゲを買い溜めしておかねばならんか」

匙「筑前煮の買い置きはあったかな……」

ブシドー「ムム……屋上の動物・菜園が心配だ」

刹那「お前ら、もっと他に心配する事ないんかい」




刹那『イオリア社長様。重要書類に落書きして申し訳ありませんでした
   あの日、あまりの暑さに俺の脳ミソはトランザムして
   俺がガンダムだ! な白昼夢を見てしまったのです
   常時金目になるほど反省しております
   これからはお台場ガンダム並みに励みますので仕事に復帰させて下さい
    刹那・F・セイエイ 印』→封筒


刹那「ちょっと出かけてくる」

匙「どこ行くのさ」

刹那「近所のポストまで」

眼鏡「ついでにコンビニでチーズカマボコ買って来てくれ」

ブシドー「ホームセンターでビニール紐と釘も頼む」

マリリン「刹那、台風がくるから一応傘持って行きなさいね」

刹那「すぐ帰るって。じゃ行って来ます」



刹那「……どうしてこうなった」(台風で雨宿り中)




マンションの一室から

スメラギ「ん…あれ、お刹那じゃない。何やってんだか」

ザーザー ゴォォォォ

スメラギ「………何だか雨に濡れた子犬みたいね……雨が止むまで匿ってあげようかしらね。
     それに、あの人に似ているし……」

ぱたぱた ガチャ バタン

刹那「うぅ……」

スメラギ「ハイ」

刹那「スメラギ……」

スメラギ「あんたは何やってんのよ…だからお刹那なのよ」

刹那「……うるさい」

スメラギ「全く……雨が止むまで私の家にいなさい。
     ここから帰るには少し遠いでしょ。連絡はしといてあげるから……」

刹那「だが、断る」

スメラギ「あっそ。そのままガタガタ震えて風邪引いたりどっかに吹き飛ばされたりしても知らないからね」

刹那「ごめんなさい」

スメラギ「はい、カサ」




マリナ「刹那…まだ帰って来ない……大丈夫かな……」

とぅるるる

眼鏡「はい、お刹那家。なんだ、あんたか。……あぁ、分かった」

マリナ「どうしたの?誰から電話?」

眼鏡「スメラギ・李・ノリエガからだ。刹那は今彼女の家にいるらしい。
   濡れ濡れでしっぽりしとしとだそうだ」

マリナ「………………そう…………(ハイライトがスウッ」

ポニテ「おおおおおおおだやかじゃないねえええ!!!!!」



スメラギ「これでよし。あ、ちゃんとお風呂入る前に服は分けておいてよ?
     びしょ濡れだから……まぁ、どうせ洗うから変わらないんだけど」

刹那「あ、あぁ……悪いな」

スメラギ「それにしても……雨はシトシトになって来たけど風はまだ強いわね。もうすぐ台風の目って所かしら」



刹那「(いえない……そう言えばトランザムを使えば濡れずにすんだだのと…)」




ポニテ「・・・

眼鏡「どうした?指輪なんか出して来て。」

匙「台風で頭やられたか?クソポニ」

ポニテ「出かける・・・」

眼鏡「おい!まだ台風がおさまってないぞ!」

匙「とうとう壊れたか・・・」



クジョウのマンション

クジョウ「私がビリーの部屋に押しかけたのも、こんな嵐の日だったわ・・・」

刹那「それから、2年間、一つ屋根の下・・・」

クジョウ「そうよ、2年間も一緒に暮らしたのに、一度もベッドを共にしなかった・・・魅力なかったかな・・・」

刹那「そんな事はない。」クジョウ「え?」

刹那「ビリーカタギリは俺と同じだ。不器用で奥手なだけだ。」

ピンポーン

クジョウ「あら、誰か刹那を迎えにきたのかしら・・・ハーイ。」

玄関に立っていたのは雨にすっかり濡れたビリーだった。

ポニテ「・・・クジョウ・・・」クジョウ「ビリー!!どうしたの!!」

ビリーは濡れるのもかまわず、クジョウに抱きついた。

ポニテ「結婚してくれ。もう君が他の男のところに行くのは耐えられない。」

クジョウ「ビリー・・・あの娘の事は?」

ポニテ「彼女は・・・モブキャラさ・・・」

クジョウ「ビリー・・・」



刹那「トランザム!!」←雨の中へ駆け出す。



模型子「なんか下手こいた?」




ネーナ「……なんて展開はどうでしょ?」

留美「ボツ!あのクソポニがこんな事する度胸があるはずありませんわ!
   寧ろ刺す方ですわよ!二人とも刺すに違いありませんわ!」

ネーナ「(うわー、酷い言いようねー。ポニオさん、かわいそー」




刹那「・・・・てな事になったら俺ガンダムすぎるだろ~~!キャッキャッ
   フフフ・・ハハハハハハ!!」笑いながら洗髪


クジョウ「な・・なんか風呂場から笑い声が聞こえるわ!
      お刹那君大丈夫かしら・・」不信な目




シャーコ・・・シャーコ・・・
←刃物を研ぐ音

マリリン「刹那は純粋だから、とても綺麗な血が流れてるはずね・・・」

シャーコ・・・シャーコ・・・

ポニテ「イヤイヤ、クジョウの血の方が綺麗さ・・・」

匙、眼鏡「ガタガタ*1)ブルブル」




留美「多分こんな感じ。」ネーナ「ガタガタ*2)ブルブル 」




リボンズ「生き血を啜る事で美しさを保つ、なんて事をやってた人がいたねぇ」

リジェネ「血に濡れた女性ってのもエキゾチックだよね」

リボンズ「ま、毎日鼻血出しまくってる刹那くんが指された程度で死ぬ訳ないと思うけどね」




マリナ「行くわよビリーさん」

ポニテ「え?」

マリナ「決まってるじゃない。スメラギさんの家。刹那を迎えに行くのよ・・・」

ポニテ「え・・・?う、うん・・・(なんかマリナさんの目のハイライト消えてる・・)」

眼鏡(仕方ない。一応僕も付いて行くか)


~マンションのスメラギさんの部屋の前~

刹那様「あ」

ばったり。

マリナ・ポニテ・眼鏡「あ」



マリナ「・・・あらこんにちはせっ様。うちの刹那が、あなたの恋人のお宅にお世話になっているようで。」

刹那様「こっちこそ、うちのスメラギが貴様のとこの男と最近仲良くやっているようだが?あいつは喪男の扱いが上手いから迷惑をかけたな。」

マリナ「あなたがしっかりスメラギさんのことを捕まえておかないからじゃないかしら?ニコニコ」

マリナ「・・・・・・」

刹那様「・・・・・」



ポニテ「こっこえ~空気が怖いよおティエリア」

眼鏡「それより数スレ後の刹那の心配をしてやれ」

ピンポーン

カチャ スメラギ「はい・・・って、あら。マリナさんにティエリア・・・え!?せっ様とビリー!?」

刹那「どおしたの?あ、マリリン!」 

刹那様「・・・スメラギ。どうして、お刹那と?」

スメラギ「せっ様・・・こ、これは・・・」

刹那様「そうか。お前は同じ顔なら誰でもいいんだったな。」

スメラギ「そ・・・そんなこと・・・」

ポニテ「ク、クジョウ・・・君は僕のことが好きじゃなかったのかい?」オロオロ

スメラギ「ビ、ビリー・・・」




マリナ(刹那・・やっぱり胸が大きい人の方がいいのね・・・同じ顔だからってスメラギさんを騙すなんて最低だわ。)←完全に勘違い

スメラギ(なによなによ。せっ様なんて、いつも私のことほったらかしの癖に。Mの私にも限度があるのよ。それになんでマリナさんと一緒にいるのよ・・)

刹那様(どういうことだスメラギ。ビリーなのか。お刹那ではないのか。お前はポニテが好みなのか。だが俺は髪短いからポニテになれない。俺はロン毛になるべきなのか。ガンダム。)

ポニテ(ええ?どゆこと?どゆこと?)



刹那「聴こえる。皆の声が。皆の共同生活が消えていく・・・」(拳ぎゅっ)

刹那「そんなこと、させるかあ―――!!」<○><○>ピカーパアアアアアアア

BGM♪~DECISIVE BATTLE~TOMORROW~


刹那『マリリンごめんねえ!おれ、ガンダム描いてて、失業で・・・グスッはたらかせるわけにはいかなくてグスン封筒出しに行っ・・グスッ
    あらしがきてびしょぬれになっちゃってええ、たすけてもらっただけなんだよお!ほんとだよお!アイニーヂューあいらーびゅー』

マリナ『いいのよ、分かってるわ。もう・・何も言わなくていい・・』

刹那様『すまないスメラギ。いつもあんたの気持ちに甘えて・・・素直にもならず。俺は、あんたを愛していると伝えたいだけなのに。』

スメラギ『そんなの、そんなの言ってくれなきゃわからないわよ。でも絶倫ドSでツンデレなあなたが好きよv』ハグちゅー


ポニテ「へ?」

リボンズ「何だこの光は!?前回の喪粒子と違う光!?」

リジェネ「合コンお刹那から進化を遂げた共生お刹那の純粋喪の力が、
     純度を増した凝縮喪粒子をリア充粒子へと変換させたか・・・ふふふ。お刹那・F・セイエイ・・・君こそが真のリア充神だ」

リボンズ「くそっ!せっかくの萌えカプ同士の修羅場が・・・ギリギリ」

セラフィム「これはおセイエイさんの戦いの光。喪男精一杯の輝きですぅ」

眼鏡「セラフィムさんそれ褒めてない」

ポニテ「あれ?」

お刹那「おれたちはかわるんだー!」


ポニテ「ん?あれ?」


スメラギ(せっ様が好き。でもやっぱりビリーも気になるのよ。いつかは絶対決めるから、今だけはちょっと許してね)





ブリング「ポニテは模型子とくっついた方が幸せだと思うのだがなぁ」

デヴァイン「いやいや、恋愛だけはわからんぞ。むしろスメラギが浮気がちなのは一途な本質の裏返しかもしれん」



ヒリング「あれ、珍しくあの二人が話してる」

リヴァイヴ「ポニテって言ってますね。まあ、どうせまたポニーテール派とツインテール派で派閥抗争でもしているんでしょう」




ポニテ「よし!イメチェンでツインテールにしてみよう!」

匙「うえっ・・・キモすぎる。引っこ抜いていい?」

眼鏡「許可しよう」




刹那「そういえばブシドーはどうした?」

マリポニ鏡「あっ」

ギュォォォオオオ シュタッ

ブシドー「ふぅ……むっ!お揃いでようこそ……」

刹那「お前がようこそだ。って言うかどこに、って言うか空飛んで来たよな!?」

ブシドー「酷いぞ、少年!」

刹那「何がだ!」

ブシドー「ビニール紐と釘を買ってきてくれ、と頼んだではないか!」

刹那「ん…あぁ。お前が勝手に押し付けただけだろ……で?」

ブシドー「お前が来ないのでは補強も出来ん。このままではカミーユ達が飛ばされてしまう!」

刹那「そうだな……で?」

ブシドー「ちょいと超級覇王電影弾で台風を相殺してきたのだ」

刹那「はいは……え?」

スメラギ「そういえばいつの間にか晴れてるわね……」

ポチッ

キャスター「え~台風00号は新たに出現した小型台風に相殺され、消え去った模様です。それでは次のニュースに……」

刹那「………」

ブシドー「ハッハッハッハ」




刹那様「一つ、言わせて貰うと」

マリナ「何ですか?」

刹那様「貴女はお刹那を信じられないのか?」

マリナ「え?」

刹那様「信じていれば『何かの間違いだろう』と病まないハズだ」

マリナ「そ…それは……」

刹那様「分かっているんだろう?あいつの、貴女に対する想いは本物なのだと」

マリナ「………シュン」

刹那様「……まぁ。盲目的に信じるのもアレだがな。……幸せになるんだな」

マリナ「あ……はい……」



×刹那様
○せっ様   ……?

リボンズ「せっ様であってせっ様ではないんだよ。」

リジェネ「合コンお刹那とお刹那さんみたいなものさ」




~帰り道~

刹那「はあ~天気も晴れてよかったなあ」

マリナ「あとでスメラギさんにお礼と謝罪の品持っていかないとね。今から買いにいきましょうか」

ブシドー「ついでにアイスクリームを所望する!」

マリナ「はいはい」

刹那「ずるいぞお前!俺も俺も!アイス!苺がいい~」

眼鏡「僕はチョコミントだ。セラフィムさんは?」

セラフィム「アーデさんとお揃いでいいですぅ」


ポニテ「




そんなビリーにスレ住人から優しい差し入れが……

ポニテにゃこれやるよ
つ ドライアイス

ちなみにペットボトルに入れておいたので、早く放心状態から覚めないと大変なことになります

ついでにコーラにメントスも時限式で入るようにしておきました。




マリナ「……待って。そもそも私は何故怒っていたのかしら……」

刹那「え?そりゃ、俺がスメラギ・李・ノリエガの家にいたから……」

マリナ「そうじゃないの。それだったら何ともないわ。雨宿りしている、というだけだから……」

刹那「……つまり、ややこしくした奴がいる……と?」

マリナ「(コクリ)確か、あの時に電話を取ったのは……」

眼鏡「ギクリ」

マリナ「……………………ティエリア?ちょっと、お話、しましょうね……?」


 
あーあ、ここでのポニテはカッコよかったのに・・・

模型子「ふふふ・・・・>>635さん、ちょっと一緒にお話でもしましょう・・・?」



635「ごめんなさい、ごめんなさい、ちょっとビリー×スメラギが好きなだけなんです。ごめんなさい、ごめんなさい・・・」

アニュー「ねえ、模型子ちゃん、あの人に何したの?」

模型子「んー、ちょっといじめ過ぎたかな」


635「ラッセさんこっちこないで・・・アリーさんもこないで・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」


アニュー「聞かないでおこう・・・」




模型子「新しく買ったニッパーやヤスリの具合を確かめたかったんですよね。
    でも、ガンプラを買うお金が無くなっちゃったんです。だから…フフ。助かりました」

マリナ「罰としてご飯抜きよ。暫くの間はぷてぃだけでガマンしなさい!」


さぁ、DOCCHI?




リボンズ「…………」

リジェネ「どうしたんだいリボンズ?」

リボンズ「……このデータを見てみなよ。衛星から撮られたものさ」

リジェネ「……これは!?スメラギ・李・ノリエガが二人?」

リボンズ「そう。しかし次の写真では……」

リジェネ「一人に戻っている……どういう事だ?」

リボンズ「ビリー・カタギリ関係で感情が高ぶった時、スメラギ・李・ノリエガの分裂現象が確認されている……」

リジェネ「つまり……別世界、このスレだけのスメラギ・李・ノリエガが生まれつつあるのか……」

リボンズ「変革を始めたというのか……スメラギ・李・ノリエガ……」



リボンズ「み な ぎ っ て き た !」

リジェネ「これはカプ厨として美味しすぐるwwwww」

ブリング「きーみは誰とキスをするー?わーたしそれとも」

デヴァイン「わーたしー?」

リヴァイヴ(むさい男の歌声がBGMって……)




眼鏡「そんな君にこの言葉を送る。『設定などあってないようなもの』。
   とりあえず共同生活が保たれればアレルヤがソーマと別れようがポニテがスメラギとくっつこうが……どうでもよかろうなのだァーッ!」

コンコン

眼鏡「おっとこんな時間に来客か」




次回予告

「さらば眼鏡!
二次元不敗ティエリア・アーデ暁に死す!」



新番組予告

「眼鏡は出ているか?」

添付ファイル
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注釈

*1 (゜Д゜;

*2 (゜Д゜;