【美樹さやか】
[名前]美樹さやか(みき-)
[出典]魔法少女まどか☆マギカ
[異名]
[声優]喜多村英梨(
蒼乃美希と同じ)
[性別/年齢]女性/13歳~14歳(中学2年生)
[一人称]あたし [二人称]あんた [三人称]
「奇跡も魔法もあるんだよ」
見滝原中学校の2年生で、
鹿目まどかの幼馴染。同じクラスに所属するまどかと志筑仁美と三人で一緒に行動する。
ある日、まどかと共に魔法少女の世界に巻き込まれ、同じ学校の先輩の
巴マミやキュウべえと出会う。そこで魔法少女の生き方に感銘を受けて、マミを先輩として尊敬するようになるも、彼女の死を前にして心が動く。
しかし、さやかにはどうしても叶えたい願いがあり、そのためにキュウべえと契約して魔法少女となり、人々を魔女から救うのも悪くないと考えていた。
さやかには、天才バイオリニストだった幼馴染・上條恭介がいた。さやかは彼に思いを寄せており、腕を怪我した彼に毎日献身的な看病をしていたが、絶対に治らないその腕を治したいと考えていたのである。
苦しむ恭介の姿を見て契約を決意し、魔法少女として戦う事になった彼女は、
佐倉杏子や
暁美ほむらと対立しながらも、自分が信じる正義のために戦う。
だが、魔法少女になった時点で体そのものは人間ではなくなってしまった事や、仁美が恭介に想いを寄せており、彼女が告白してから二人が親しくなっていってしまった事などが原因でだんだんと廃れていく。
杏子やまどかの言葉にも耳を貸さなくなり、「攻撃を受けても直後に回復させる」という捨身の戦法を取って魔女を狩るようになる。
そして、精神の摩耗でソウルジェムが穢れてしまい、「人魚の魔女」として覚醒。まどかたちの敵に回るも、杏子の攻撃で相打ち。共に死亡した。
再構成後の世界でも魔獣との戦いで「円環の理」に導かれる事になり、恭介と仁美の恋を応援するスタンスに変わっていく。
円環の理に導かれた後を描いた新編では、円環の理となったまどかに協力し、魔法少女を導く立場になっていた。その際も恭介と仁美の仲を応援しており、温かく見守るようになっている。
だが、その世界もほむらが魔女として覚醒した事で再編成。さやかたちは全ての記憶を失い、平凡な日常生活をする世界に戻っていってしまった。
ループ世界では、魔法少女になったりならなかったりするが、魔法少女になっている世界ではだいたい魔女化する。というか、実質的に生存不可。
[外見]
推定身長は158cm~160cm。身長は5人の魔法少女で最も大きい(年上のマミ以上)。
髪は青色のショートカット。左耳の上にはヘアピンをしているが、変身後はなくなる。
[性格]
元気で活発なムードメーカーで、気が強い性格。しかし、恋愛になると一途で恥ずかしがりや、純情で献身的な面が目立つ。
基本的に敵対する人間に対しては敵意をむき出しにする、悪い意味で女らしい面も目立つ。
正義感が強く、誰かを守ろうとする想いを持っているが、理想主義者な面も見られ、守るべき対象に疑問を持ち始めた彼女は、理想と現実の格差に失望し、だんだんと迷いと歪んだ心を持ち始める(捨てた女の話をしていたホストを前にした時の行動は、アニメスタッフによると「殺していない」とされているが、漫画ではおそらく殺害している)。
あくまで、当初は敵意をむき出しにする対象は、さやかが相手を悪人だと思っている場合、さやかが信じる正義に反する場合が多かったが、ループ世界では気弱なほむらに対して罵倒に近い嫌味を言っており、実は結構性格が悪い事が判明している。
[他キャラとの関係]
鹿目まどかは幼馴染で親友。クラスも同じで、共に魔法少女の物語に巻き込まれる。
佐倉杏子は敵視しているが、彼女には何かと気にかけられている。再構築後の世界では親しい真柄となっている事が多い。
巴マミは先輩であり、尊敬の対象である。
暁美ほむらは事あるごとに対立し、名前で呼ぶ事も滅多にない(「転校生」と呼んでいる)。ループ前世界では気弱だった頃のほむらとも対立しており、だいたい仲が悪いが、世界によっては和解する。
[能力]
魔法少女に変身できる。
金属バットを所持しているが、野球ができるのかは不明。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
+
|
開示する |
基本情報
初登場 |
018:正義の価値 |
最終登場 |
094:「親友」(3) |
参戦時期 |
8話、ホスト二人組の会話を聞く前 |
スタンス |
対主催→マーダー(洗脳) |
変身回数 |
魔法少女(2)、ダークファウスト(2) |
所持品 |
ソウルジェム |
支給品 |
グリーフシード、デストロン戦闘員スーツ×3、反ディスク |
参加者関係表
キャラ名 |
状態 |
関係 |
呼び方 |
本名 |
初遭遇話 |
生死認識 |
スバル・ナカジマ、花咲つぼみ
三影英介、溝呂木眞也、照井竜、相羽ミユキ、五代雄介、西条凪
志葉丈瑠(アヒルとして認識)
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
癒しの力を持つ青い魔法少女。
他人の為に戦うと決意する反面で、どこかで見返りを求めてしまう(本質的に自分の為に戦うことになってしまう)性質の彼女は、対主催でありながら他の参加者が持たない心の歪みを持っていた。
ゲーム開始後は、かつて杏子と話した教会にて、タイガーロイドこと三影英介に襲撃され交戦する。魔法少女に変身して応戦するもタイガーロイドの猛攻に苦戦する。
更にいきなりその心の隙を突かれ、戦闘中に彼の「反正義の味方」思想を聞かされて共感してしまったのか、早速もって正義の味方というものがわからなくなり、三影に見逃されて放浪。
そんなボロボロの精神状態で出会ったのは例によって、他人の心の闇を開いて操り人形にする溝呂木眞也。溝呂木によってダークファウストになった彼女は、自分の意思に反して他の参加者を襲撃するようになってしまう。
ファウストとして仮面ライダーアクセル=照井竜と交戦した際には、その耐久性の弱さから苦戦を強いられることになるが、この時は溝呂木の助けで何とかなっている。
その後、さやかとして五代雄介、西条凪と出会い、五代の優しさに胸を打たれ、少し落ち着いたように見られた。同時に凪からは「敵になれば撃つ」という条件を掲げられた。
第二回放送まで
第一回放送後には、友達をたくさん失ったことで悲しみ、五代に対してもキツい言葉を浴びせた為、少しチームに不和が生まれるが、凪からは共感を持たれた。
村に向かう途中に村雨良、響良牙らと出会うも、この時さやかは心を閉じきったために一言も会話せず、彼らに(リスクのない)変身能力があることを知って嫉妬。直後に溝呂木によってファウストへの変身を強いられた。速攻で凪に撃たれるが、弾丸は跳ね返した。
そして、ファウストとして彼らと交戦したが明らかに形勢は不利。案の定、ほぼ攻撃を受け続ける結果になるが、トドメを刺される直前に五代が庇ったことから、攻撃陣も思想の違いから衝突し始めた。
その隙をついて溝呂木がさやかを回収。それから先は、まどかやマミと共に行動している妄想に囚われながら溝呂木と行動しており、スバルなどの闇仲間を増やす(本人はまどかやマミと勘違い)。
そして、溝呂木が席を外した僅かな間に花咲つぼみ(ついでにアヒルの丈瑠)と出会うことになる。つぼみは他人と衝突するタイプでもないので、しばらくは上手い具合に話が進んだが、出会って以来の疑問であった「まどかやマミは放送で名前を呼ばれた」という点を指摘され逆上したさやかは魔法少女に変身。キュアブロッサムになったつぼみと交戦し、まどか(スバル)を逃がした。
だが、交戦の果てに、キュアブロッサムが「マミが帰ってこない」という疑問点を指摘すると、協力してマミを捜すことに。ここではまだ空気はギスギスしていたが、さやかもだんだんとつぼみと友情を交わすことになった。
……その矢先、まどかを発見。
自分が果たすべき正義に気づいたさやかは、茂みの先にいるはずの「まどかを襲っている人物」に剣を突きたてた。
だが、そこにいたのは、殺し合いに乗ったまどか(無論スバル)を説得している五代雄介。気づいた時には既に遅く、サーベルは五代の胸を貫いていた。
その瞬間、さやかは全てを思い出す。まどかやマミがいないことや、五代の優しさなど、忘れてはならなかったはずのことを。
過ちの重さに耐え切れず、咄嗟にその場から立ち去ろうとしたさやかを必死に追いかけ、諭そうとする少女がつぼみであった。
逃げた先はつぼみと最初に出会った川岸。そこで自殺を図ろうとしていたが、つぼみの説得に涙。とことん闇に堕ちた自分にも友達や気遣ってくれる人ができたことに対する涙であった。
そのまま、ソウルジェムの穢れによって円環。魔女化の条件を満たすと死ぬこの場においては、それは彼女の死そのものであった。
死体にはアマリリスの花が添えられる。幸福とは縁遠い彼女ではあったが、五代やつぼみとの出会いは彼女に小さな心の安らぎを与えたに違いない。
第五回放送まで
第四回放送後の制限解除で人魚の魔女として再生。
称号:【闇(ふこう)に咲いた一輪の太陽(はな)】
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最終更新:2014年06月19日 18:00