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飛騨語林
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つかえる

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hidagorin

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【お知らせ】飛騨語林はnoteへ引っ越しました


15年ぶりに活動を再開し、内容を大幅に見直して更新中です。 新しい飛騨の言葉の世界へぜひお越しください。
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つかえる


意味:つかえる
漢字:閊える

説明:
 先日、こんなことがありました。
ある歯医者さんの受付に公衆電話があり、その電話には、「10円・100円ツカエマス」と印字された
ネームシールが貼ってありました。
「えぇ?ツカエル?」
「それじゃぁ、使えないじゃないか。」
と一瞬思った後、勘違いをした自分に思わず笑ってしまいました。
この「つかえます」は、通常「使えます」と解釈するのがあたりまえですが、
飛騨では、詰まる、突き当たって先に進めない、の意で、「閊える(つかえる)」という
言葉を使います。
私は、この時、「10円・100円が詰まります。」と解釈してしまったのです。
まさか、「お金が詰まります」なんてわざわざ書くわけないですよね。
でも、「円」は漢字を使っているのだから、「使えます」もカタカナじゃなくて漢字を使って欲しかったな
と思いました。

室町以前から使われていた言葉で、「閊える」と書きます。
「つかえる」には以下の言葉があり、
1、閊える:詰まる。門(入り口)+山(行くてをとめるやま)。入り口が通らないことをあらわす。
2、仕える:奉仕する(雇われ側)。他動詞形(いわゆる主人側)が「遣う(使う)」
3、痞える:胸が締め付けられて苦しむ。
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