曲紹介
ー堕天神話ー 第三章
『ヲルガの十尾』/ Olga And Ten Tailed Fox
Character:ヲルガ
Cast:flower
曲名:『ヲルガの十尾』(をるがのじゅうび)
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関連曲 |
- 「カグヤの灯篭」…ヲルガの娘にして次代の姫である、カグヤの物語。
- 「死んではいけない」…臣下にしてカグヤの想い人であり、カグヤを想う者でもある、ナツオリの物語。
- 「オクリの光影」…臣下であるオクリの物語。
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「鳴る小説」第五幕『堕天神話』
歌詞
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小説パート |
遥か遠い時代、その国には尾が十もある狐の神がいたと云う。
一二三四五六七八
もう見えない見えない
今日も凶で糸屑が
織りなす人の醜な憧憬
切った者勝ち
誰も見えない見えない
今日も狂でこの力
吐き出す絶望
全部抱いて変わり果てた
鬼さん此方
見つけてあげよう
人が堕ちるから隠した
狐ヲ狩ル術ガ
暮 化け証のまにまに戦火
雷を呉れた月夜の影
正解など知っても有限”人間”
だったら心中お揃いの骸と相成りて
化け証の私の恋なんて
焼けた村とカゾクに喜んで
捧げてあげましょう
「生きて」
「 オクリ、あなたは賢い子です。」
「娘は必ず無茶をするのです、見ていてあげてほしい。」
この国は狐の神が守っている。
村に災厄が降りかかると、姫様はカグヤ様を私と ナツオリに預け、
山に篭り、狐を呼ぶ祈祷をしていた。
「戦が近いのですね、ヲルガ様。」
「そうです、そして私の終わりも。」
死
もう消えない消えない
印で貼って逃げられない
綺麗な娘だった方が
幸福でしょう
今も消えない消えない
罪は飛んで無関係な
飛び出す心臓
鳴は止んで覚えていない
鬼さん此方
見つけてあげよう
愛を知ることも無ければ
「ナツオリ、アイシテル」
喉を切り裂くことなど
「神はいません。」
全ての神には“理由”がある。
無から人間は生まれないが、神もまた同じ。
「あの国の姫君は狐を呼ぶ。」「山で祈祷を始める前に城中で殺せ。」
「オクリ、これは未来を創るための道具です。」
「私を止められるのは、あの子だけ。」
灯篭 蟷螂
「この針を、カグヤに。」
鬼さん此方
見つけてあげよう
二つ揃うから欠けない
「ナツオリ、頼みましたよ。」
私ヲ知ル術ガ
宵 化け証のまにまに戦火
数百の兵士がヲルガを囲んでいた。
痛みを分け合える貴方だけ
「人は十の大きな過ちを犯すと云います。」
正解など知っても有言”実行”
「貴方達は私利私欲の為に人を殺めてきたのでしょう。」
最後は尽忠九つの炎と相成りて
「しかし最も大きな過ちは、
“神”に勝ると勘違いしたことだ。」
化け明かした私の醜態も
美しいと抱き締めて壊した
十尾の戯言だ
「さあ、お食べなさい。」
命火を灯しましょう
「愛しています、お母様。」
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もう見えない見えない
今日も凶で糸屑が
織りなす人の醜な憧憬
切った者勝ち
誰も見えない見えない
今日も狂でこの力
吐き出す絶望
全部抱いて変わり果てた
鬼さん此方
見つけてあげよう
人が堕ちるから隠した
狐ヲ狩ル術ガ
暮 化け証のまにまに戦火
雷を呉れた月夜の影
正解など知っても有限”人間”
だったら心中お揃いの骸と相成りて
化け証の私の恋なんて
焼けた村とカゾクに喜んで
捧げてあげましょう
もう消えない消えない
印で貼って逃げられない
綺麗な娘だった方が
幸福でしょう
今も消えない消えない
罪は飛んで無関係な
飛び出す心臓
鳴は止んで覚えていない
鬼さん此方
見つけてあげよう
愛を知ることも無ければ
喉を切り裂くことなど
鬼さん此方
見つけてあげよう
二つ揃うから欠けない
私ヲ知ル術ガ
宵 化け証のまにまに戦火
痛みを分け合える貴方だけ
正解など知っても有言”実行”
最後は尽忠九つの炎と相成りて
化け明かした私の醜態も
美しいと抱き締めて壊した
十尾の戯言だ
命火を灯しましょう
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最終更新:2025年01月12日 06:49