その3
最終更新:
homuhomu_tabetai
-
view
ほむほむがまどまどと出会ったゴミ捨て場まで来た。ここはほむほむの親の代からの巡回先である。が、近年街の美化や害獣防除の
観念から収穫は望み薄だ。他のゴミ捨て場はカラスや野良猫に占領されている。木の実や果実が生い茂る場所はほ食種改めほ虐種が
多く生息する為、同様に危険だ。残された貧しい糧をほむまど同士で奪い会うしかないのである。
遠くから餌場を観察する。他のほむまどはいない。ラッキーだ。勢いよくゴミの山に飛び込むほむほむ。この瞬間は幸せだ。
ほむほむ「ホムゥ!ホンムァァァアアァァア♪」コレハ! ヤッター♪
ゴミの中からスーパーなどのお惣菜のパックの中に敷いてある油とり紙を発見した。これで今日の分は大丈夫だ。
???「…ムラチャ……ホムラチャ……」
ほむほむ「ホムゥ?」キョロキョロ
???「ホムラチャーン…ホムラチャン…」
ほむほむ「ホムゥ?マドカァ?」キョロキョロキョロ
若まどまど「ホムラチャン…ホムラチャーン…」タスケテ… ガクガクブルブル
ほむほむ「ホムァ?!マドカァッ!!!!」アッ!!!
ゴミ捨て場の横の側溝に一匹の若いまどまどが震えていた。どうやら空腹でここに来たは良いが、落ちてしまったらしい。
餌場のライバルだ。放置しようか?でも、まだ若いまどまどだし、側溝に落ちるようなマヌケは放って置いてもそのうち餓死するだろう。
仕方がない。ほむほむはゴミの中から古雑誌などを縛るビニール紐を見つけ、それを側溝に垂らし若まどまどを引っ張り上げた。
ほむほむ「ホムァーホムホム」ダイジョウブ?
若まど「マデョ~ホムラチャン」アリガトウ…ペコリ
ほむほむ「ホ……///」
若まど「?」
間近で見ると汚れていてドブ臭いが、相当の美まどだった。何処からともなく品が漂う。この毛並みのよさは、元飼ほむまどの仔供
だろう。他に仲間はいないのか?家族は?いろいろ気になるが巣にまどまどを一人残して来た。心配だ。ほむほむは油取り紙を千切る。
ほむほむ「ホムゥ!ホンムアァァァ!!ホム?」ビリビリビリビリ タベル?
まどまど「マドォ!ティヒヒ!ホムラチャァン♪」エ? アリガトウ! ペコリ
ほむほむ「……/// ホムッ…」ソレジャア…
まどまど「マドォ~」ホントニアリガトウ! フリフリ
巣に向かって走りながら、番のまどまどと出会った時の事を思い出していた。それから愛を育み番になるまでに色々としたな。
四葉のクローバーを一生懸命探してプレゼントしたり、お花で髪飾りを作ってあげたり、タマムシの羽を見つけてプレゼントした時は
凄く喜んでくれたっけ?でも、やっぱり一番喜んでくれたのは食べ物だ。プロポーズの時渡したひまわりの種の欠片は、ほ食種のテリ
トリーに忍び込んで獲って来たんだっけ?あの若まどもその内、番となるほむほむと出会うだろう。幸せになってくれればいいが…。
そう考えている内に巣に到着した。中に入ると、また酷い臭いだ。奥からまどまどの呻き声が聞こえる。
まどまど「ギィィィイ!!!ギギッ!!」バリバリ ズリズリ
ほむほむ「ホビャッ?!マドカァッ!!」ダメダヨ!マドマド!
糞尿で背中が被れたのだろう。まどまどは短い手を必死で背中に回したり壁や床に背中を擦りつけて掻き毟ろうとしていた。管が神経
を圧迫する痛みもあるのだろう。かなりストレスになっているようだ。それにしても臭い…。ほむほむは、まどまどの背中を水で洗って
上げた。可愛かったピンクの服は茶色く汚れもう洗っても元には戻らない。掻き毟った傷に水が染みるらしく、ギィギィと呻き声を
あげる。一頻り終わった後、ほむほむは泣くまどまどの肩を抱き、ダイジョウブ?と優しく声をかけた。
まどまど「ギィィィイィィィイ!!!!!!ギギギギィィッィイイ!!!!!」バシィッ!! ハネトバシ!! ベチャベチャジュルジュル…
ほむほむ「ホビャァッ!!……ホムゥ…ホム…マドカァ……」ドテン!! イタイ!! マドカァ… ポロポロポロ
歯がないのに…………。
まどまどはほむほむを跳ね飛ばすと、ほむほむが苦労して手に入れた油とり紙を奪い取り、ベチャベチャと一人で食べ始めた。
ほむほむの方など一瞥もくれない。ただ一心不乱に貪り続けていた。変わり果てた自分の姿を見て依頼、唯一無事だった右目は
どんどん血走っているようだった。痛みと痒みとストレスでもがき、呻き、糞尿で悪臭を撒き散らし、ただひたすら食って寝る。
この世話をほむほむがする。そういう生活が暫く続いた。暫く…
ほむほむ「ホムゥ…ホムァ…」エサヲサガシテクルヨ…
まどまど「……」
暫く経った。いつもの様に餌の調達に巣を出るほむほむ。まどまどから見送りはもうない。餌を見つけて来ても労いはもう無い。
ただ、苦労して手に入れた餌をぶん取られて食われるだけだ。収穫が無かった時は、その血走った右目で下げすまされるだけだった。
ほむほむは重い足取りで餌場に向かう。今日も他のほむまどがいないラッキーだ!また勢い良くゴミの山に飛び込む。幸せなのは
この時だけだ。ただ目ぼしい収穫はない。困った…。
若まど「マド!ティヒヒヒ!」コンンチハ!
ほむほむ「ホムンァ!?マドカァ?!」アッ…
若まど「ティヒヒヒ!ホムラチャン!」ハイ!コレ!
ほむほむ「ホム……」コレハ…
この間の若まどが現れた。手にはビスケットの欠片を持っていてそれをほむほむに笑顔で差し出している。この間のお礼だろう。
ほむほむは顔を赤らめそれを受け取ると、半分に割り一緒に食べる事にした。
ほむほむ「ホム///ホムゥマドカァー///」アリガトウ…イッショニタベヨウ
若まど「ティヒ!ティヒヒヒ!マドドォ♪」ウレシイ!コッチコソアリガトウ!
二匹は近くの草むらに並んで座り。ビスケットを食べながら話をした。いい天気だ。こんな穏やかな時間は何時ぶりだろう?
若まどの話によると、自分の両親は飼いほむまどだったらしい。やっぱりね…。若まどとその姉妹を親が身ごもっている時に
この草むらに捨てられたらしい。その後、両親はほむまど同士の餌の取り合いで死に、他の姉妹はみんな餓死したらしい。今はこの
草むらに一匹で暮らしているそうだ。ダンボールを利用した巣を見せてもらったが酷い…。美まどなどに汚い筈だ。
若まど「マジョォ…マドォ………マディョ……」ママ…オカアサン…オネエチャンタチ… ポロポロポロポロ
ほむほむ「ホム…………」
家族の事を思い出して、若まどは膝を抱えて泣き出した。それを見つめるほむほむ。自分も似たようなものだった。群れで生き残ったのは
自分だけ。ただ自分の親達は立派な巣は残してくれた。この若まどには何もない…。境遇に同情したが何も出来ない。そうだ。餌を探す
のを一緒にやろう。手伝ってあげよう。毎日ここには来るし。若まどの巣も近い。今日はビスケットを運良く見つけたようだが、他の
ほむまどに出くわしでもしたら、こんなお嬢さん若まどなどひとたまりもない。ほむほむは立ち上がり若まどに餌探しを手伝う事伝えた。
若まど「マドォ?マドドォ?!ティヒヒヒ!ホムラチャン♪」ホントニ!ウレシイ! ニコニコ
ほむほむ「ホ…///ホ…ホムゥ!ホ、ホムゥー!!」…/// ソロソロカエルヨ!マタアシタ! テテテテテテ!
若まど「マドォ~♪」フリフリ
若まどの天使のような笑顔に思わず顔が紅潮した。見られては恥ずかしい。ほむほむはまた明日!とだけ告げ、一目散に巣に向かって
走りだした。手を振って見送る若まど。あ!今日は収穫無しだ…。巣でまどまどがお腹を空かしている…。でも仕方ないか…。
ほむほむ「ホム…マドカァ……」タダイマ…ゴメン…キョウハゴハンナシ…
まどまど「…………」
ほむほむ「ホムゥ………」フキフキ…
まどまど「ギィ……」
巣の中に入ると、いつもの様に悪臭が漂った。まどまどは血走った右目で餌は?と訴え、無いと分かると呆れたように反対側を向いて
しまった。ほむほむはまどまどの糞尿を拭きとる。食べる量は少ないのに凄い臭いだ…。
まどまど「ギギィッ!!ギッ!!ギィイ!!」バシーンッ!!バシバシ!! カオタタキ!!
ほむほむ「ホビャァァッ!!!ホ、ホムゥ…マドカァ……」イタイ! ゴ、ゴメンナサイマドマド… グスン
化膿した皮膚に触れたか、神経を圧迫してしまったのだろう。まどまどは痛がり、ほむほむの顔をひっぱたいた。右目はこの役立たずが!
そう訴えているように見えた。拭き終わると、まどまどはまた横になって寝てしまった。今日も労いは無い…。
ほむほむ「ホムゥ…ホム…」イッテクルヨ…
まどまど「………」
次の日、ほむほむはまた巣をでる。いつもどおり見送りなどない。ただこれまでよりほむほむの足取りは軽かった。何故ってあの若まど
に逢えるからである。草むらの若まどの巣にまず寄った。若まどが笑顔で出て来た。何度見ても粗末な巣だ…。二匹で草むらから餌場の
様子を伺う。今日も他のほむまどはいない!二人は喜んでゴミの中に飛び込んだ。
ほむほむ「ホムゥーマドカァー」マドマドハソッチヲ
若まど「マドォーホムラチャン」ワカッタヨ
二人で手分けする。あんなに辛かった餌の調達が二人だとこんなに楽しい。そういえば番のまどまどはゴミ漁りを手伝ってくれた事って
あったかな?一匹より二匹って言われて納得したし、大好きだから気にしなかったけど記憶が無いや…ってコレハ!!!!!!
ほむほむ「ホゥゥゥゥウ?!?!ホ、ホビャァアアァ!!!!マドカァッ!!マドカァァアァア!!!!」ミテ!ミテミテ!!マドマド!!
若まど「マドォ?マギョ?!マギョギョギョギョギョギョギョオォォォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドウシタノ?ッテコレハ!!!
ゴミの山からほむほむが堀当てたもの。それは封を切っていないまるごとの大きな板チョコレートだった。多分間違えて人間がゴミと
一緒に捨ててしまったのだろう。ありえないご馳走に驚く二匹。協力して草むらにそれを運び、さっそく封を切って一欠片ずつ食べた。
甘い!おいしい!こんなに美味しい物を一杯食べたのは若まどは初めてのようで、食べながら泣いていた。今日もいい天気だ。
頬を撫でる風が暖かい。
ほむほむ「ホムゥ!ホム!ホムホムホム!マドカァー」ワケマエハコレデイイネ!
若まど「マドォ?!マド…ホムラチャン…」エ?!ソ、ソンナ…ダメダヨ…
板チョコは縦に六列、横に三列の大きさだった。一欠片ずつ食べたので、残りはあと16欠片。ほむほむは四欠片折って抱えると
若まどに残りの12欠片を若まどに受け取る様言った。困惑する若まど。しかしほむほむには考えがあった。まどまどの容態が急変したり
毎日ここに来れなくなる可能性がある。正直この若まどに餌の調達は自分以上に厳しいだろう。だから来れない日にはそれを取って置き
食べて凌いで欲しいと。番のまどまどの事は若ほむには言っていない。言いたくない。上手く取り繕って若まどを納得させた。
若まど「マジョォォォオ…マジョ…ホムラチャン……」アリガトウ… ポロポロポロ
ほむほむ「ホムゥ!ホムホム!」キニシナイデ!!
若まど「マジョ…」コクリ ポロポロポロ
感激し、泣きながらお礼を言う若まど、礼儀正しい良い娘だ。しかも美まどだ。汚いけど…。さて、餌も確保した。そろそろ巣に戻ら
ないとあのクリーチャーが…いや…まどまどが心配だ。板チョコを若まどのボロ巣に運びこむのを手伝い終えると、ほむほむは若まど
にまた来ると告げ、踵を返した。その時…
若まど「マドォ!ホムラチャン!」マッテ!
ほむほむ「ホムァ?」ナニ?
若まど チュッ
ほむほむ「ホ……///」
若まど「ティヒヒ///ティヒヒヒヒ///マドォー///」マタネ/// スノナカカクレ!
ほむほむ「ホ、ホォ……///」
ほむほむの頬にキスをする若まど。そして恥ずかしそうに巣の中に隠れてしまった。呆然とし顔を赤らめるほむほむ。
帰り道、ほむほむの頭の中は若まどの事で一杯だった。優しい美まど。器量良し。良すぎる。ただ野生で生きて行くのは厳しいだろう。
誰かが守ってあげないと…。そういえば自分は生まれてからまだ一度も交尾をしていない。番がいるのに…。
巣に着き中に入る。またあの悪臭だ。わかっています。今やります。今処理します。そう思って奥に入っていくと…
まどまど「ギィッィィィイイィィィッィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブンッ!!
ほむほむ「ホビャァァァアアアァァァァァァァァァァアアァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」ガンッ!! イタイィ!! ポロポロ…
まどまどがほむほむに向かって何かを投げつけて来た。遅いぞ能なし!飯はどうした!そう言わんばかりである。
見るとそれはほむほむがまどまどにプレゼントした、タマムシの羽だ。酷い。額から血が流れる。
ほむほむ「ホ、ホビャァアアァ!!!!ホビャ…マドカァァア……」ヒドイ!ヒドイヨマドマド… ポロポロ
まどまど「ギィ………ギ……ギギ………」ベチャベチャジュルジュル…
悲しみに暮れるほむほむなど完全無視。ほむほむが床に落とした板チョコを見つけるとベチャベチャと食べ始めた。ほむほむは巣の中を
見渡す。あれは苦労して見つけた四葉のクローバー…糞尿まみれた…。あれで背中を拭いたんだな…。一生懸命作った花の髪飾りも…。
まどまどは板チョコを全て食べてしまった。二人で2日分はあるのに…。そして食べ終わるとほむほむなど気にせず寝てしまった。
ほむほむ「ホム…ホォォォオ………」ソンナ…マドマド…
まどまど「………」zzzz…
若まどとの楽しい時間。悪臭とまどまどの悪態でほむほむは現実に戻される。もうあの大好きだったまどまどいなくなってしまった。
何処かへ行ってしまった。代わりに自分を苦しめるクリーチャーが目の前に横たわる。いつしか自分はこの怪物に吸い尽くされて
しまうのでは…。実際もうそうなっている。大好きなまどまどに贈った品々はぞんざいに扱われ、代々から受け継いだ巣は悪臭が
充満している…。悲しみと恐怖とやるせなさを噛み締め、疲れてほむほむは泥のように眠りについた。
まどまど「ギギギィィッィィイィィイ!!!!!!!!ギッ!!ギッ!!ギッ!!ギギギギギギッギイッィィィ!!!!!!!!!!!!!」ジタバタ! ノタウチマワリ!!
ほむほむ「ホビャァッ!!マドガァァァアァァア?!?!」ビックッ!! ドウシタノ?!マドマド!!
まどまど「ギギギギギギッギイッィィィ!!!!!!ギギギギギギギギッギギギッギギg!!!!!!!!!!!!!!!」
翌朝、まどまどだったモノの絶叫で目をを覚ます。管が糞尿で詰まったのだ。昨日大量にチョコを摂取し過ぎたからだろう。まどまど
だったモノに近づきたいが、暴れまわって近づけない。どうしよう?仕方がない!!
ほむほむ「ホムゥ!!ホンムゥァァァアァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ハラニケリイレ!!
まどまど「ギギッィィィイ!!!!!ギッ゙……ゲ………」ヒクヒク…
まどまどの腹に思いっきり蹴りを入れて糞尿の圧力を高め管の詰まりを取ろうとしたがダメだ。しかし動きは止まった。
ほむほむ「ホムゥホム……マドカァ…マドカァァ!!!!!」グイグイグイ!!ユサユサバシバシ!!ドコドコ!! ポロポロポロ…
まどまど「ゲッ…!ギィッ…!ギッ…!ギッ…!ギッ…!ギッ…!ギッ…!」サカサニツラレ! ハラオサレ! ハラパンレンダサレ!
ほむほむ「マギョガァァァ!!!!マギョガァァァァ!!マギョガアァアァアアア!!!!!!!!!!」ポロポロポロポロ… ドカドコ! ハラパンレンダ!!
まどまど「ギィギイィィイィィィィィィィィィイイイィィッィィィィイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブッシャアァアアァァァァア!!!!!!フンニョウダイフンシャ!!!!!
ほむほむ「ホyバァァアァッァァァァァァァァァァァアアァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」フキトバサレ! フンニョウマミレ!
ほむほむはまどまどを逆さ吊りにし腹を押し腹パンを泣きながら連打した。死なないでまどまど!化物とか思ってごめんなさい。
やっぱり貴方は私の大切な番!祈りが通じたのか程なく詰まりは取れ、まどまどは糞尿を大噴射した。吹き飛ばされ糞尿塗れの
ほむほむ。しかしまどまどは助かった。良かった…。ほむほむはまどまどを降ろし、抱きしめた。
ほむほむ「ホムゥゥアァァァアア……ホムゥ!ホムホム!!マドカァァァアァァァア!!!!!!」ヨカッタ…ヨカッタマドマド! ポロポロ ダキシメギュウゥゥゥゥウウ!!
まどまど「………ギギギ………」ギロリ!
ほむほむ「マドカァ…?」
まどまど「ギギィィィィィィイ!!!!!!ギガァアァアアァア!!!!!!ギッシャァァァァアアァァァァアア!!!!」ドコォッ!!バキィイ!!ドカ!!ドッカァァアァッ!!!!!
ほむほむ「ホビャァァァァアアァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァアアァァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
まどまどはほむほむに襲いかかる。殴る!蹴る!踏みつける!物凄い勢いだ。やはり大好きなまどまどは何処かに行ってしまった。
いや殺されたのだ。誰に?こいつだ!この私に馬乗りになり首を締めているクリーチャーにだ!おのれ!よくも愛しのまどまどを!
二人の幸せを!未来の仔供達を奪ったな!ほむほむの理性の箍が吹っ飛んだ瞬間であった。ほむほむは馬乗りになったまどまどを
押しのけた。化物と言っても所詮食っちゃ寝してるだけの重度の障害を抱えたまどまどだワケない。
まどまど「ギャギィィ!!!!!」ボテン!!
ほむほむ「ホ、ホムゥ…ホ、ホホ……マドガァァァアァァアァァァアァァアァアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」マドマドヲカエセェェエエエエェエエ!!!!!!!!!!!!!!!
まどまど「ギィィッィィィィィッィィィイィィッィィィィィィィイイイィィィッィィィィィィィイィィイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ダンマツマ!!
ほむほむはまどまどだったモノの心臓を床に転がっていた木の枝で突き刺した。それで終わりではない。刺す。何度も何度も。
この化物め!まどまどの敵!よくも私達を苦しめたな!この怪物め!!!!
ほむほむ「ホビャ!!ホビャ!!ホビャ!!ホビャ!!ホビャ!!ホビャ!!ホビャ!!」ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!
まどまど「」
ほむほむ「…………。ホ、ホホホーウッ!!ホホッ!!ホォォォッォオオォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」カッタゾォォォォ!!!!!バケモノヲタオシタゾォォォォオ!!!!!!
まどまど「」
ほむほむは番のまどまどを殺した。全てから解放された絶頂を味わいながら、死体を近くの側溝まで運び投げ捨てた。戻り際近く
に咲いていた花を沢山もぎ取る。餞ではない。巣にソレを撒き、床や壁にソレを擦りつけた。
ほむほむ「ホヒヒッ!!ホムゥ!!ホンムゥァァァアァア!!!!!!!!!」ブリブリブリブリブリブリ!!!!!
そうかと思うと今度は勢い良く脱糞し、それを床や壁に擦りつける。そしてそのあともう一度、花を床や壁に擦りつけた。
番のまどまどの痕跡を消しているのだ。
ほむほむ「ホヒヒヒッ!!ホーヒョヒョヒョヒョョ!!!!!!!」
まどまどの臭いは消えた。完璧だ。そしてほむほむは巣の外に出ると水溜まりに飛び込み、自らの身体を洗い。今度は身体に花を
擦りつける。生活の汚れは全て落ちピカピカで良い匂いだ。
ほむほむ「マドカァ!!マドカァァァア!!!マドカァアァァァァァアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ほむほむは走りだす。あの可愛い若ほむの元へ。私は自由だ。待っててね若まど。守ってあげるからね。あんなボロ巣じゃなく私の
巣で暮らそう!そして二人で頑張って幸せになろう!何度でも言う私は自由なのだ!!
ほむほむ「ホー!!ホホォォッォオオ!!!!!マドガァァァァァアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」スタタタタタタタタタ!!!!
まどまど「」
溝鼠「チュゥゥゥウゥゥ!」エサダ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー