その1
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homuhomu_tabetai
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「ホムー///」ペロペロ…
「マドー///」ペロペロ…
「ホミャミャー///」キャッキャッ///
…水槽の中の寝床で…ほむほむとまどまどの番が仔ほむの顔を舐めている…愛情を受ける仔ほむは嬉しそうにはしゃぐ…。
この仔ほむは…この番に残された最後の子供だ…番が大切にするのも無理は無い…他の仔は全て死んだ……とても元気な…美味い子ども達だった…。
番はどちらも昨日から子供が生めない体になった…もう生む子供が少なくなってきたので…引導を渡そうと思ったのだ…。
…真っ赤に焼けたハンダゴテを生殖器に挿入されて…よく死ななかったものだ…苦しんでいた番を観察していて…俺がいつの間にか眠ってしまったのだ…。
今朝にはもう元気を取り戻していた…さすがの生命力だと感心したものだ……だが…焼け焦げた生殖器は元には戻っていなかった…。
「…さてと…それじゃ…今度こそ引導を渡してやるかな…」スタスタ…
俺は水槽に近づく…すると…。
「ホムッ!?!?…ホムムー…」ガサガサ… ブルブル…
「マドッ!?!?…マドーン…」ゴソゴソ… ブルブル…
「…ホミ?…ホミャア…」ギュッ… フルフル…
番は急いで仔ほむを自分の背中に移動させ…俺から守ろうと隠す…震えながらも両手を広げて…威嚇するようににらむ…。
…両親の背中にすがりつき…仔ほむは俺を隙間から覗き見をする……不安…恐怖…それらが綯い交ぜになった…目だ…。
「…俺の怖さは知ってるはずだが…まだそんな気力があるのか…楽しませてくれるな…」スッ…
…俺は水槽の中に手を伸ばす……番はさらに緊張して身体を寄せ合う…仔ほむを取られまいと…しかし…今日は仔ほむに用は無い…。
「…ホム…ホムゥッ!!!」ギュ… ブルブル…
「…ティヒーッ…!!!」ギュ… ブルブル…
「…ホミュ…ホミュン…」フルフル… ポロポロ…
「そんなに子供を守りたいのか…?…残念だな…その願いはたぶん…叶わないぞ…」ススッ…
ビヂッ!!
「マギャッ!?!?」ゴロゴロー…
「ホムッ!?!?マドカァー!!!」アタフタ…
「ホミャッ!?!?ホミュゥゥ…」ポロポロ…
俺はまどまどにデコピンを食らわせた…まどまどが寝床から吹っ飛んで転がる…ほむほむは助けに行きかけたが…仔ほむが自分の後ろに居ることで躊躇している…。
「…デコピンぐらいで大げさに吹っ飛んだな…おや?…血が出てるじゃないか…」
「…マ…ド…」ゼッ…ゼッ… ヨロ…ヨロ…
まどまどは鼻血を流しながらも寝床に帰ろうと立ち上がる…口を半開きにして苦しげに呼吸をする…。
「…ホムゥ…ホムホムゥ…」ポロポロ…
「…ホミャ…ホミュラチャ…」エグエグ…
まどまどを心配そうに見つめる二匹…ほむほむは今は仔ほむを抱いて…うつ伏せになっている…がら空きのほむほむの背中を指で押さえてやる…。
「…番の心配をしてる場合か?…どうする?…ほらっ!!」ググーッ!!
「ホッ!!!…ホムゥウウッ!!!」グッ…グッ… ポロポロポロ…
「…ホミャア…」ポロポロポロ…
ほむほむは必死で指の圧力に耐える…ほむほむの身体から半分出ている仔ほむの泣き顔が…俺の嗜虐心をあおる…。
「…なかなか耐えるじゃないか…しかし……お前は後回しだ…」パッ… …ホ!?…
ヒョイッ…
「マドッ!?!?」プラーン…
…ほむほむを押していた指を離し…もう少しで寝床にたどり着くまどまどを掴み持ち上げる…。
「マド!!!マドドーッ!!!」ジタバタ…
「ホムー!!!マド…マドカァアアーッ!!!」ポロポロポロ…
「ホミャアアァァァーッ!!!ミャロカァーッ!!!」ポロポロポロ…
…暴れるまどまどを握ったまま…その手を机に近づける…ジワジワとまどまどの顔が机に近づき…垂れ下がったピンクの前髪が机に触れた…。
「ホミュウウウゥゥゥーツ!!!」トテトテトテ… ペチペチペチ…
…仔ほむが抑えきれなかったのか…ほむほむの腹の下から抜け出して…水槽の壁を叩く…。
「ホムッ!?!?ホムウウゥゥゥーッ!!!」テテテテ…ガシッ… ポロポロポロ…
…ほむほむが慌てて仔ほむに走りより抱きかかえる…しかし…寝床に帰ろうとはせずにその場でまどまどを見る…。
「…さぁ…最後のショーを…お客様に観てもらおうか…まどまど?」グググッ…
「マド-ッ!?!?…マ…マ゙ギョ…」ググーッ… ジタバタ…
…まどまどの顔を机に押し付けていく…押し付けながら握っていた手を開き…まどまどの身体全体を手のひらで押す…。
「…ボ…ボブラ…ジャ…」グググーッ… ジタ…バ…タ…
「…閉幕だ…」グッ!!
「マ゙グッ!!!」グチャ…
「ホムゥゥゥゥゥーッ!?!?マドカァアアアアアァァァァーッ!!!」バンバンバン… ポロポロポロ…
「ミャロキャアアァァァァ-ッ!?!?ホミャアアアアァァァァーッ!!!」ペチペチペチ… ポロポロポロ…
「…あの拍手が聞こえるか…まどまど?…素晴らしい…最高のショーだったぞ…ははは…」グリ…グリ…
まどまどは…俺の手のひらですり潰されていく…なんともいえない感触が伝わってくる…良い感触だ…。
…水槽の中では…残された二匹が並んで壁を叩いている…そうだな…こいつらにはもっと近くに来る権利がある…。
「ほら…まどまどを迎えに行ってやれ…」ゴト…
俺は水槽を倒し…出られるようにしてやった…。
「ホビャッ!?!?…ホ…ホムゥゥゥーッ!!!マド…マドカァアアアーッ!!!」テテテテテ… ポロポロポロ…
「ホミャッ!?!?…ホミュウウウウウウゥゥゥーッ!!!」トテトテトテ… ポロポロポロ…
…ほむほむはもう仔ほむを守ろうとせずに…一目散にまどまどだったモノめがけて駆け出す…遅れて仔ほむも走る…。
「…ここで邪魔をするのは無粋だな…しばらく静観しようか…」ファサ…ゴシゴシ…
…手に残っていた肉片をタオルで拭き取りながら…再会を見守る…。
「…ホムホムー…マドカ…」コネコネ… ポロポロ…
「…ホミュミュー…」コネコネ… エグエグ…
…二匹は机に残されたまどまどだったモノをかき集めてこねる……やがて…薄汚い肉塊が姿を現した…。
「…ホムー…ホムー…」コネコネコネ… ポロポロ…
「…ホミャア…ホミュン…」コネコネコネ… ポロポロ…
…まだこねている…そうすれば…まどまどが生き返るとでも言うのだろうか…?
「…ふん…汚い姿になったもんだ…」スッ…
…俺は肉塊に指を伸ばす…。
「ホムッ!?!?ホムーッ!!!」ガシッ!!
「ホミャッ!!!」ガシッ!!
…指に気づいた二匹が肉塊にしがみついた…滑稽だな……そのまま構わずに…肉塊を弾く…。
ピンッ!!…コロコロコロ…
「ホマァ!?!?ホムーッ!!!」ドテッ…ガバッ!! テテテ…
「ホミューッ!!!」ズデーン…ヨロ… トテトテ…
弾かれた肉塊は机の上を転がる…それを追いかけて二匹も走る…。
「…ほら!」ピンッ!! コロコロコロ…
「ホホッ!?!?…ホムムーッ!!!」テテテ…
「ホミャッ!?!?」トテテ…ドン… ドテー…
…追いつきかけた時に反対側に弾き返す…肉塊はほむほむの横を通り過ぎて真正面から仔ほむに当たる…仔ほむは衝撃でひっくり返ったが…肉塊は乗り越えて転がる…。
…数回それを繰り返すと二匹は走れなくなり…足を引きずるように歩いて追いかける事しか出来なくなった…。
「…そんなにこれが大事なのか?…ふーん…」ヒョイッ …ホム…ホミャ…
俺は肉塊をつまみあげる…転がされた事で密度が上がり弾力が出ている…やっと二匹が追いついてきた…。
「…ほら…取り返してみろ…」スーッ…
「ホムー…ホムー…」「ホミャー…」ピョンピョン… ポロポロ…
…跳ねるほむほむ達に届くか届かないかの高さに肉塊を下ろす…泣きながら必死で跳ねる姿を見ながらビールを飲む…美味い…。
「…ぷはっ!…お?…空になったか…」スタスタスタ… …ホムゥ…ホミャ…エグエグ…
二匹を置き去りにして…肉塊と空き缶を持ってキッチンに向かう…二匹はがっくりと肩を落とし…俺を見ていることだろう…。
・・・・・・・・・・
「…どうした?…まだまどまどは俺が持ってるぞ……おい!?…机から落ちるなよ?」スタスタスタ…
「…ホムホムー…」「…ホミー…」ポロポロポロ…
…キッチンから帰ってくると…二匹は膝をついた状態で机の端に居た…俺は肉塊が乗っている方の手を差出して見せてやる…。
…同時に…もう片方の手に持っていたモノを床に置く…。
「…ホムー…ホムムー…」ゴンゴンゴン… ポロポロ…
「…ホミャー…」エグエグ… ギュッ…
ほむほむが土下座(?)で額を何度も机に打ちつけ…仔ほむは…ほむほむにすがり付いている…。
「…返して欲しいのか?…そんなにお前はこの肉塊と一緒に居たいのか?」
「ホムムーッ!!!」ゴンゴンゴン… ポロポロ…
ほむほむは…『そうだ』と言わんばかりにさらに激しく額を打ちつける…仔ほむは泣いているだけだ…。
「…よし…それほど一緒になりたいなら…それを叶えてやろう…」ヒョイッ
「ホムッ!?!?ホムホムーッ!?!?」プラーン…
「ホミョッ!?!?」ポテーン…
…ほむほむの襟首をつまんで持ち上げる…すがり付いていた仔ほむは手を滑らせ机に落ちる…。
「…それじゃ…お前はこれに入れ…ちゃんと一緒にしてやるから…」ポイッ
「ホ…!?…ホギョッ!!!」ボテン…
…先程床に置いておいたモノにほむほむを入れ…机の上に上げる…。
ゴトッ…
「ホムッ!?!?ホムムッ!?!?」ペチペチペチ…
「ホミャ…!?!?ホミャミャー…」オロオロオロ…
…机の上に…ミキサーが姿を現した…透明なガラス容器の中で…ほむほむが壁を叩く…仔ほむは初めて見るミキサーを前にうろたえる事しか出来ない…。
「…ほら…まどまどだ…」ポイッ
ボト…
「ホムッ!!!…ホム…ホムー…」ギュウ… ポロポロ…
…ほむほむは肉塊を大事そうに抱きしめる…。
「…ほむほむ…まどまどと一緒になったのはいいんだが…どうやって仔ほむを守るんだ?」
「ホッ!?!?ホムー…」オロオロ…
「…忘れてたのか…あんなに仔ほむを守ろうとしてたのにな…俺の言った通りになっただろ…『願いは叶わない』って…言ったよな?」
「…そこから出られたら守れるのにな……もちろん…自力で出る他無いがな…」
「ホ!?!?…ホビャアアァァ…」エグエグ…
「…ホミャアァァァァ…」ポロポロ…
…ほむほむは仔ほむをガラス越しに見ながら泣く…仔ほむも見つめ返し泣く…美しい親子愛だな…。
「…出るのか?…頑張ってみろ…仔ほむの為に……俺がもう一度帰ってくるまで待ってやるよ…」スタスタスタ…
俺はさっき持ってこられなかったビールを取りに…再びキッチンに向かった…。
「ホム…ホムー…」ウロウロ… ポロポロ…
「…ホミュゥ…」ポロポロ…