その2
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homuhomu_tabetai
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…次の日…寝床には…元気な子ども達の姿があった…。
「ホムゥゥゥ…」「マドオォォォ…」ポロポロポロ…
「…ホミャア…」「…ミャロロ…」コロリンコロリン…
…仔ほむと…仔まどが一匹ずつ…でも…何か番の様子がおかしい…二匹が仔の世話をせずに…寝床にうつ伏せで寝転んで泣いているのだ…。
「…おめでとう…どちらもかわいい仔ね…ほら…餌よ…」ザラザラ…
…寝床の反対側の餌皿に…餌を入れてやると…。
「ホミャ?ホミャミャ///」ゴハンー/// トテトテトテ…
「ミャローン///」オイチチョー/// トテトテトテ…
…仔達は反応して餌に向かったのだが…番は餌を見るだけで…寝床から離れようとしなかった…。
「…ホムゥ…」「…マドン…」キュルルー…
「…どうしたの…?…お前達のお腹が鳴ってるわよ…お前達が食べないのなら…次からは仔達の分だけでいいのね…?」
「ホ!?ホムー…」エッ!?ソレハ…
「マドマドー…」コマル…
「…なら…どうして食べに行かないで…寝ているの…?」
…と私が言った時に…。
「…ホ…ホミャッ!!!」ゴソゴソ… ゼハゼハ…
…番の体の間から…仔ほむが一匹顔を出した……まぁ…なにか隠しているとは思っていたけれど…バレないとでも思っていたのかしら…?
「…ホミャア?…ホミャ!?ホミャー///」…ドチタノ?…ア!?ゴハンダー/// トテトテトテ…
「ホムウウゥゥゥ!!!」デチャダメー!! ポロポロポロ…
「マドッ!!マドマドマドー!!!」ユルシテ!!タベナイデ!! ポロポロポロ…
「…昨日…言ったわよね…?…子どもは二匹までって…」
「…ホムー…」「…マドー…」ポロポロポロ…
「…憶えていたようね…それじゃあ…どれか一匹を没収ね……あらっ!?」
…私が一匹選ぼうと餌皿の仔達を見た時…最後に出てきた仔ほむが…隣の仔ほむと違う事に気づいた…あれは…リボほむ…!?
「ミャロー!!!」ワタチノー!! ペチペチ!!
「ホミャアァ…」ジュルイ… ビエェェェン…
「オリョカネ///」オイチイ/// モキュモキュ…
「…まさか…お前達が稀少種を生むとは…想像もしなかったわ…」
「ホムゥ?」キショウシュ?
「マドマドー?」ナァニソレ?
…そうだった…この番は…ずっと店で飼われていたのを私が買ったのだから…店と私の家しか知らないのだ…。
…もちろん…店頭にも稀少種は売っていたけれど…一匹ずつ専用のケースに入れられて…一般のほむまどとは違う場所に置かれていた…。
…最近の乱獲で稀少種の数が減ってきているので…貴金属並の値札が付いていたわね…これはチャンスだわ…。
「…たしかあのお店…稀少種の買取をやっていたわね…」ヒョイ
「ホミュ///…ホミャッ!?!?」オイチ///…ニャニ!? プラーン…
「ホムムウウゥゥゥゥーッ!!!」タベナイデエエェェェーッ!! ポロポロポロ…
「ホムラチャ…ン…」モウ…ダメ… コテン… ブクブク…
「…うるさいわね…食べないわよ…って?…まどまど…気絶したのね…」
「…ホミャアアァァァァ…」ビエエェェェ… ジタバタ… プラプラ…
「…危ないからお前も暴れないの…」コロン…
「…ホミャァァ…ホミ?」ビエェェ…エ? コロリン
…本当にリボほむなのか…手のひらに乗せて観察する…確かにその小さな頭には…リボほむ独特の赤いリボンが巻かれている…。
「…間違いないわね…お前達…お手柄よ…」ポトン
「ホミャッ?ホミャミャア///」オウチ?タノチカッタ///
「ホムホムー!!!」コドモー!! ダキッ!
「…マ…マド…」ピクピク…
「…気が変わったわ…お前達…どんどん交尾して…どんどん生みなさい!」
「ホ…ホムッ!?」エッ…ホント?
「…マ…ドー…」グテー…
「…本当よ!…その代わり…この二匹を貰っていくわ…」ヒョイヒョイ!
「ミャロ!?」「ホミャ!?」プラーン…
「ホムッ!?!?ホムムゥゥゥ!!!」ソンナ!?ヤクソクガ!!
「…なにを偉そうに…別に…貸しを一括で返してもらってもいいのよ…そうなればお前達には…野良の生活が待っているけれどね…」
「ホッ!?!?…ホビャア…」ソ…ソンナァ… ポロポロ…
「ホミャミャア?」ドチテナイテルノ? ペロペロ…
…もちろんこの番を手放すつもりは無い…もしかしたら昨日の仔を食われる恐怖が…稀少種を生むきっかけになったかもしれないわね…。
…だから…同じシチュエーションにする価値はあるはず…。
「…それじゃあ…朝ごはん代りに…いただくわね…」アーン…パックン…
「ホホッ!?!?ホギュウウゥゥゥゥーッ!!!」コドモタチイイィィィィーッ!! ポロポロポロ…
「ホミホミ!!!」ショッパイ!! ペロペロ…
…二匹の仔を同時口に入れて…ほむほむに見せてやる…まどまどはまだ起きないわね…。
「ホミャ?」ニャンダロ…?
「ミャローン///」アッタカイネ///
モグッ!!
「ボミッ!!」「ビャッ!!」ガリゴリ…
「…ホム…ホムホムー…」…ナンデ…ドウシテ… ポロポロポロ…
「ホミ…ホミュミューン///…ホミャア?」ア…マダゴハンアル///…オネーチャ…イニャイ? キョロキョロ…
…ゴックン…
「…同時に食べると…また違った味になるのね…ご馳走様…」
…どうやら仔リボほむは…姉達が居なくなった原因がわからない様だ…ほむほむに抱かれたまま…辺りを見回している…。
…この番は稀少種を生める…普通のほむまどの番から稀少種が生まれるのは…かなり稀である……確率は…ほぼゼロに近い…。
…しかし…一匹でも生んだのであれば…また稀少種が生まれてくる確率は飛躍的に上がる……うふふふふ…///
…稀少種を売った資金で…堂々と装備も買えるわね……それに…まどかにも素敵なプレゼントをたくさんあげられるし…ほむっふうううぅぅぅ///
「…ホミュミュー…」…ニャンカ…ヘンニャノ… キョトーン…
…いけない……私のクールなイメージが…。
「…それじゃあ…私は学校に行くから…お前達は交尾を欠かさずやるように……ほら…起きなさい…」ツン…
「…マ…マドー…」…エ…ワタシ… フラフラ…
「ミャロカァ///」オカーシャン///
「…マドマド…?」コ…ドモ…? フラー… グイ…
「…!?だめええぇぇぇーっ!!」バシッ!!
「マギャッ!?」ビターン!!
「あっ!!…しまった…」
「…マ゙…ド…」グタ…
「マドカァアアアアアアァァァァーッ!?!?」テテテテ…
「…私とした事が…迂闊だったわ…」
「ホムゥゥ…マドカァァァ…」ギュー… ポロポロポロ…
「」
…まどまどを思わず…力一杯殴り飛ばしてしまった…気絶から目を覚ましたまどまどが…まさか…。
「ホミミミミミミミミミミミ…///」
「…リボンが…解けちゃった…」ガクッ…
「…ほむほむの様子だと…まどまどもどうやら死んでしまったみたいね…」ガックリ…
「マドカァ…マド…カァ…」ポロポロポロ…
…まどまどの手に…赤いリボンが握られている…仔リボほむは…何の価値も無くなってしまった…。
「…時間を止める事だって…出来たはずなのに…はぁ…まだまだ私は未熟だわ…マミさん…」
…私は…自分で…可能性を…消してしまったのだ…この二匹が揃っていないと…稀少種は生まれないだろう…。
「………」…カチッ…ギュルルルー…
「…繰り返す…私は何度でも繰り返す…」フッ…
「…マドカァ…ホムッ!?!?ホムホムホムー…?」ドウシテ…アレ!?…ゴシュジン…キエタ…!?
「ホミミミミミミミー♪…ホミッ♪」トテトテトテ…♪ プゥッ…
「ホビャアッ!?」クサイヨッ!?
「…マッ!?!?」…クサッ!?
「ホッ!?!?マドカァ…///」ポロポロポロ…
「終わり」