野球しようぜ
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homuhomu_tabetai
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作者:8qhwG0V6o
383 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2013/01/30(水) 02:00:46.27 ID:8qhwG0V6o
九回裏 1‐0 ツーアウト満塁 先攻チーム 監督・QB 投手・ほむら 後攻チーム 監督・さやか 打者・まどか
ほむら「くっ。まさかここで、まどかとの勝負になるなんて……」
まどか「うぇひひっ。ほむらちゃん。ホームラン打たせてね」
ほむら「……まどか。いくら貴女の頼みでも、それは出来n……」
まどか「うぇひひっ。打たせてくれたら、遊園地に連れていってあげようかな?」
ほむら「え? 遊園地?」
まどか「えーと。ど真ん中のストレート。球速は遅めがいいなぁ」
ほむら「…………」ごくり……
QB「タイム。ピッチャー交代。リリーフで佐倉杏子」
杏子「はいよ」
ほむら「え?」
まどか「えっ?」
QB「暁美ほむら。君は今、八百長をしようとしたよね?」
ほむら「……何の事かしら?」
QB「……まぁいいよ。今日はここまで好投してくれたしね。ご苦労様」
ほむら「ふん……」
QB「さぁ、後は任せたよ。杏子」
杏子「おぅ。まかせとけ。魔法少女が、ただの人間(まどか)に負けるかってんだ」
まどか「うーん。たしかに、これはちょっと厳しいよね……」
さやか「よし。ターイム!」
QB「え?」
さやか「えーと。バッター交代ね。代打はマミさん」
マミ「ふふっ。やっと出番が来たわね」
まどか「うぇひひ。マミさん。後はよろしくね」
杏子「げっ、マミかよ……」
マミ「えぇ。勝負よ佐倉さん」
杏子「はっ、アタシが控え選手なんかに負けるかよ」
マミ「なっ!? 控え選手ですって?」
杏子「スタメン落ちしてたんだろ? 補欠のマミ」
マミ「ほっ、補欠なんかじゃないわ! 私は代打の切り札なんだから!」
杏子「へいへい。文句があるならバットで語れよ。切り札さん」
マミ「……えぇ。そうね。見せてあげるわ。私の代打逆転サヨナラ満塁場外ホームランを……」
杏子「へっ。打てるもんなら、打ってみやがれ! このアタシの豪速球をな!」
ビュンッ ギュイィィイイーン
マミ「もらったわ! ティロ・フィナーレ打法よ!」
ガッキーン! ギュォォオオーン!
杏子「なっ!? なにぃ!?」
まどか「打ったよ! 大きい!」
さやか「飛距離は十分だよ! 入れば逆転サヨナラだ!」
QB「くっ、入るな! 入るなっ!」
審判「……ファール!」
ほむら「ファール……。危なかったわね……」
杏子「ちっ……」
マミ「ふふっ。命拾いしたわね。佐倉さん」
杏子「うるせぇ!」
マミ「でも次は真正面に飛ばしてあげるわ。覚悟なさい」
杏子「テメェ……。そう簡単にいくとおm……」
QB「ターイム。タイムだよ」
杏子「え?」
マミ「えっ?」
QB「えーと。ボールの交代。ボールは、ほむほむ」
ほむほむ「ホムッ♪」コンニチハ♪
杏子「へ?」
マミ「え?」
ほむほむ「ホムホムッ♪」ヨロシクネ♪
審判「…………」
QB「さぁ、佐倉杏子。あと一人なんだ。しっかりと抑えてよね」
杏子「あっ、あぁ。考えたな、QB……」
ほむら「そうね。恐ろしい作戦だわ……」
QB「うん。マミは、自他共に認める、超ほ愛家だからね」
ほむほむ「ホムホムー」アソンデー
マミ「くっ……。なんて卑劣な事を……」
杏子「つまりマミは、例えボールの代わりでも、バットでほむほむを打ち返す事なんざ……」
ほむら「……えぇ。絶対に出来ないでしょうね。この試合、勝ったわ」
まどか「そんな……。マミさん……」
マミ「…………グスッ」
さやか「ターイム! タイム、ターイム!」
杏子「えっ?」
マミ「え?」
さやか「バッター交代。マミさんに代わって……」
QB「え?」
さやか「代打アタシ!」
ほむら「あっ!?」
まどか「そっか! その手があったんだ!」
さやか「ふふふっ。お疲れマミさん。一球だけだったけど」
マミ「えっ? あの……」
さやか「安心してマミさん。あのボール(ほむほむ)は、アタシが責任を持ってスタンドに放り込むよ」
ほむほむ「ホムゥ?」
まどか「うぇひひ。さすがだね。さやかちゃん」
マミ「…………」
さやか「……という事で、勝負だよ! 杏子!」
杏子「ちっ……。あぁ、やってやるぜ! さやか!」
ほむほむ「ホムッ?」
ほむら「……これは、マズイわね……」
QB「そうだね。さやかは、自他共に認める超ほ虐家だし……」
ほむら「ボールがほむほむなら、おそらく絶対に空振りはしない……」
QB「よし、ここはもう一度、普通のボールへの交代を……」
ほむら「あっ!? 佐倉杏子?」
ほむほむ「ホビャッ!?」
QB「あっ! ダメだ! 佐倉杏子! さやかにそのボール(ほむほむ)を投げちゃダメだ!」
ほむら「自殺行為よ! ボールを代えるのを待ちなさい!」
杏子「くらえ、さやか! これがアタシの、全力投球だぁーっ!!」
グワンッ ギュイィィィイイイイーン!
ほむほむ「ホビャアァアァアァアァアァアァーッ!?!?!?!?!?」
さやか「甘いよ! このアタシが、ほむほむを空振りするハズがなーい!」
ほむほむ「ァアァアァアァアァアァアァッ!?!?!?!?!?」
さやか「完璧にとらえたーっ! アルゼンチンまで飛んで行けーっ!!!」
ぐしゃっ ひゅーん ぽすっ……
さやか「へ?」
審判「アウト! ゲームセット!」
杏子「…………」
QB「…………」
まどか「…………」
ほむら「…………」
マミ「…………」
さやか「……なんで? ピッチャーフライ?」
杏子「……よく考えたら、打った瞬間に潰れるし、そら飛距離は伸びねぇよな……」
まどか「……さやかちゃん」
ほむら「……体重も軽いし、野球のボールには不向きだったのね……」
QB「なるほど。確かにほむほむボールでホームランは無理かもね」
ほむら「えぇ。おそらく、全盛期の○゙ースでもね……」
マミ「……ほむほむ……グスッ」
ほむほむ「」
──完──
- このあとのさやかが気になる