漢字の大海
2012-01-08
最終更新:
houji
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■2012-01-08 &bookmark_hatena(show=none)
更新
「修身斉家治国平天下」とは、中国の古典である四書の一つ、「大学」に出てくる言葉です。
天下を治めるには順序が大切だということ。
国を治められない人に、天下など治められるはずがない、ということですね。
天下を治めるには順序が大切だということ。
国を治められない人に、天下など治められるはずがない、ということですね。
しかし、同様に
「自分の身を修められない者に、家庭を斉(ととの)えられるわけがない」となるわけで。
まだまだ未熟な自分ですが、いつか家庭を持つ前に
きちんと身を修めなければいけないと思いました(^^;
「自分の身を修められない者に、家庭を斉(ととの)えられるわけがない」となるわけで。
まだまだ未熟な自分ですが、いつか家庭を持つ前に
きちんと身を修めなければいけないと思いました(^^;
書籍紹介
正月に色々漢字の本を読んだので、小出しで紹介しようかと思います。
年末年始休暇の最初に手を出したのがこちら。
年末年始休暇の最初に手を出したのがこちら。
性、死、排泄など、直接的表現がはばかられる言葉や、
「諱(いみな)」と呼ばれる、直接呼ぶことが不敬にあたる貴人の実名に対し、
漢字文化圏の人々がどのように間接的表現をしてきたかが綴られた一冊。
「諱(いみな)」と呼ばれる、直接呼ぶことが不敬にあたる貴人の実名に対し、
漢字文化圏の人々がどのように間接的表現をしてきたかが綴られた一冊。
まず、他の本には見られなさそうな面白いテーマだと思いました。
日本語で「惚れている」ということをはばかって「ほの字」と言うように、
漢字においても、さまざまな置き換え表現が為されているのだなぁ、と興味深く読めました。
日本語で「惚れている」ということをはばかって「ほの字」と言うように、
漢字においても、さまざまな置き換え表現が為されているのだなぁ、と興味深く読めました。
また、諱の風習については聞いたことがありましたが、
想像している以上に厳密かつ壮絶な風習だったので驚いてしまいました。
想像している以上に厳密かつ壮絶な風習だったので驚いてしまいました。
昔の中国では、実名である諱で呼びかけることは親や主君などのみに許されるもので、
それ以外の人間が諱で呼びかけることは極めて無礼な御法度行為。
だから、漢字の一部を省いたり(「闕画」という)、別の漢字に置き換えたりするらしいのです。
それ以外の人間が諱で呼びかけることは極めて無礼な御法度行為。
だから、漢字の一部を省いたり(「闕画」という)、別の漢字に置き換えたりするらしいのです。
しかし、辞書に正しい字を載せることですら不敬だとして重罪に処せられてしまうなんて。。。
なんとも融通の利かない面倒な風習だなぁ、と思いました。
なんとも融通の利かない面倒な風習だなぁ、と思いました。
クイズ解答
中国語看板クイズの解答は以下の通りです。
①肯徳基(ケンタッキー)
②賽百味(サブウェイ)
③柯尼卡美能达(コニカミノルタ)
②賽百味(サブウェイ)
③柯尼卡美能达(コニカミノルタ)
自分は、ロゴのデザインというヒントがあったので一部読めましたが、
文字だけではなかなか読めませんね(^^;
文字だけではなかなか読めませんね(^^;
クイズ
「ひげ」を表す漢字として代表的なものに「髭」「鬚」「髯」があります。
これらは、ひげが生えている部位ごとに使い分けられるのですが、
それぞれ、どの部位のひげでしょう?
これらは、ひげが生えている部位ごとに使い分けられるのですが、
それぞれ、どの部位のひげでしょう?
A.あごひげ B.くちひげ C.ほおひげ
とてもベタな問題ですね。ま、おさらいの確認問題ということで(^^;
ではでは、今日はこの辺でー。