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横幅640
- | 横幅 | 高さ | コメント |
4:3 | 640 | 480 | - |
16:9 | 640 | 352 | 大半の映画はコレ。黒帯はクロップする事。 |
2.35:1(シネスコ) | 640 | 272 | 古めの映画でタマにある。黒帯はクロップする事。 |
横幅720
最近ではモニタもデカイので、640x480じゃ小さいという場合もあろうかと。
MPEG2の生データは720x480なので、横幅を基準に高さを拡大しても良い。
映画の場合、上下をクロップすれば、より大きな画面サイズになる。高さが480を超えないようにすれば、スケーリングによる画質劣化はまず気にしなくて良いだろう。
MPEG2の生データは720x480なので、横幅を基準に高さを拡大しても良い。
映画の場合、上下をクロップすれば、より大きな画面サイズになる。高さが480を超えないようにすれば、スケーリングによる画質劣化はまず気にしなくて良いだろう。
- | 横幅 | 高さ | コメント |
4:3 | 720 | 544 | 高さが480を超えるのでScaling methodはlaczosやbicubic spline。 |
16:9 | 720 | 400 | - |
2.35:1(シネスコ) | 720 | 304 | - |
一般的なのは横幅640基準だが、画面サイズを小さくすればHDの節約にもなるし、速度も速くなる。320x240なら、G4/450Mhzでも実時間エンコードが望み得る。
フレームレート
- NTSC(29.97fps)
- TV番組用。TVカメラで撮影された素材用。
ターミナルではより正確な30000/1001を使うべき。 - NTSC Film(23.976fps)
- 映画・アニメ用。映画カメラで撮影された素材用。
ターミナルではより正確な24000/1001を使うべき。
ビットレート指定が同じなら、後者のほうが、画質は良い(ここではブロックノイズが減るという意味)。1フレームあたりにかけられるビット数が増えるから。
ビットレート
最適なビットレートはビットレート計算機が出す"BEST"の値。
640x480、Xvidでは2000kbps程度になる。
出力fps,画面サイズ,そしてコデック毎のbppから計算している。
WinのMPEG-4TVキャプチャでも最高画質は2Mbpsの事があるので妥当な線だろう。
Xvidでは1000kbpsで充分とする意見も多いが、本当は素材次第、コデック次第。
用語/0_最低限も参照して下さい。
640x480、Xvidでは2000kbps程度になる。
出力fps,画面サイズ,そしてコデック毎のbppから計算している。
WinのMPEG-4TVキャプチャでも最高画質は2Mbpsの事があるので妥当な線だろう。
Xvidでは1000kbpsで充分とする意見も多いが、本当は素材次第、コデック次第。
用語/0_最低限も参照して下さい。
フィルタタブ
インタレ解除するとどうなるか
これが | こうなる |
TVで見るならしなくても良い。パソコンで見るならしたほうが良い。
する人のほうが多い模様。そのほうが後が楽だし縮む。
再生ソフトでインタレ解除できるならそれでも良いし、将来は再生時にインタレ解除できるビデオカードなんかも出てくるらしい。
する人のほうが多い模様。そのほうが後が楽だし縮む。
再生ソフトでインタレ解除できるならそれでも良いし、将来は再生時にインタレ解除できるビデオカードなんかも出てくるらしい。
お好みで、としか言えないところです。
ただし、一般的にはMacで使えるインタレ解除はWinに及ばない。(手軽なものは解除能力で、優秀なものは手軽さで)
Cropをさぼるとどうなるか
こうなる。
図は適当に拡大してある。
僅かでもカメラが揺れたり、パンすると、黒帯が画面に侵入してくる。フレーム外から役者(でもなんでもいいが)が入ってくると、それに引きずられて入ってくる事もあるらしい。
ちらちらと黒帯が出たり入ったりするので、場面によっては残念感が漂う。
気にしない場合でも、これはかなり無駄にビットレートを喰う。
僅かでもカメラが揺れたり、パンすると、黒帯が画面に侵入してくる。フレーム外から役者(でもなんでもいいが)が入ってくると、それに引きずられて入ってくる事もあるらしい。
ちらちらと黒帯が出たり入ったりするので、場面によっては残念感が漂う。
気にしない場合でも、これはかなり無駄にビットレートを喰う。
xvid+mp3.avi
1パス画質固定(QMin=QMax)
理屈は用語/0_最低限参照。
上図は望み得る最善画質。無駄なくらい最善&発狂しそうに遅い。
- QMin=QMaxでは、ビットレートを指定しても無視。
- 全フレームにQuantizer=2を使う。一般的には4程度で充分かも。1は実用的では無い。
- ファイルサイズやビットレートは映像内容により著しく変わる。
- 速度は「High Quallity」が最も影響大。手許では3倍近く違う。
- インターレースを残す場合は"Interlaced content"にチェック。フィルタタブで"Deinterlace"しない事。
- 最速設定は全部チェック外す。"Scaling method"も"fast bilinear"。インターレース関係はお好みで。
2パス最善画質
上記に加え、Two-pass encodingにチェック、ビットレートは"Best"。QMin,QMaxはデフォルトの2-9のまま。
さらに画質が上がり、さらに遅い(約1.5倍)。
さらに画質が上がり、さらに遅い(約1.5倍)。
x264+aac.mp4
2パス最善画質
- Use CABAC:使った方が縮む。=ビットレートが同じなら画質向上
- Use b-frames:使った方が縮む。画質は理論上は落ちるがffmpegXは最低限しか使わない。
- Two-pass:使った方が同じビットレートで画質向上。時間は2倍かかる。
- Scaling method:拡大では下のものが良さそう。同倍や縮小はbicubicで充分。
- ME function:ものすごく速度影響が大きい。Exhaustiveの2パスはキチガイじみている。
- QMin:下げるとさらに画質向上。Major氏のお奨めは18程度。
- QMax:特にいじらなくても良い。
1パスABR
上記に加え、
- Constant bitrate:オン
- Two-pass:オフ
x264に1パス画質固定は無い(理論上の上限がロスレスだから)。
代わりに1パスABRというものがある。これは1パスで2パスっぽい事をやるもの。
XviDの1パス画質固定と異なり、ビットレート指定が効く事に注意。
代わりに1パスABRというものがある。これは1パスで2パスっぽい事をやるもの。
XviDの1パス画質固定と異なり、ビットレート指定が効く事に注意。