アンドヴァラナウト - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　11月11日
• 身長　150cm
• 体重　21g
• 3サイズ　77/53/83
• 趣味　ご主人様を奉仕

自分のご主人様を見つけることが大好き。ご主人様の願いなら何でも叶えてくれる神格。
アンドヴァラナウトの話では、彼女の前で誓いを立てると「すべて」を手に入れることができる。
だが、何説によると、アンドヴァラナウトの力は人に富をもたらすだけだ。では、彼女が約束した「すべて」とは、まさか——
誓いを立てた人間は、黄金が「すべて」だと思うようになるのだろうか。

神格覚醒ストーリー

ご主人様募集中

ある晴れた朝、バビロンの神格たちはふとある異変に気づいた。グラウンドに大きな看板ができていた。
「アンドヴァラナウトで雪山の頭金を払った#。今この時、洞窟で安らかなひとときを過ごしているでしょう。——ファ○ニル、ドラゴンは、アンドヴァラナウトで住宅ローンを返済する」
ピンクの髪の神格が、膝を抱えて看板の下の段ボールに大人しく座っている。招き神格、無料で差し上げる。
「師匠、彼女にこんなことをやらせていいのですか？アンドヴァラナウトの悪名が知れ渡っていますよ」
ミョルニルは戦神無双の耳元で小声で言った。
「No problem～好きにさせて」
戦神無双は肩をすくめた。
「Here is バビロンだからね」

呪われた指輪

アンドヴァラナウトはどこから来て、どんな能力を持っているのかについては、いくつも説もある。
ある詩では、彼女の名前は、アンドヴァリの宝の意味だと言っている。当時、ロキはアンドヴァリの宝を奪い、恨みを持っているアンドヴァリはその宝の所有者に呪いをかけた。
ある物語では、彼女はライン川の底の黄金で作られ、三女神に守られていた。三女神に拒絶された霧の悪魔アルベシリは、愛を断ち切ると誓い、金を盗み、指輪を鋳造した。
とあるサキャによると、彼女は黄金を分裂繁殖させることができる。また、いくつかの叙事詩は、彼女が金鉱山のありかを示してくれるという。
だが、どの説でも物語には2つのポイントが存在した。
その一、この指輪を身に着ける者は、世界へのすべての感情を放棄しなければならない。
その二、この指輪を身に着ける者は、必然的に無限の災難を引き起こす。
でも世の中の人……巨人、神々、ドラゴンでさえ、アンドヴァラナウトと契約し、それに相応の代価を支払った。
アンドヴァラナウトも指を差し出してくれた全ての人間をご主人様と呼び、愛を込めてお仕えした。

愛、友情、新年

「アンドヴァラナウト」
「軍隊を招集し、私の友と共に戦いたい……彼女を守り、この大地の民を救う。私は——金が欲しい、数えきれないほどの金が欲しい」
少女は指輪から生まれた神格をじっと見つめていた。
「私は、ご主人様が夢を語る時の瞳が大好きですよ。契約の呪文、もう一度お教えましょうか？」
「みんなが助かるなら……私はすべての感情を喜んで捨てる。契約はいつから始まる？」
「今です」
扉を開き、彼の友人は山ほどある金を見た。貴族はもはや彼を無視することができず、彼のために何百何千もの兵士が集った。
だが、ふと彼は友人の目が少し不快に感じて、躊躇なく友人の喉を切り裂いた。
「出発の準備を。街を落とした暁には、10日間の略奪を許可しよう……アンドヴァラナウト、何を見ている？」
「花火を見てますよ」
アンドヴァラナウトは少年の目を見た。
「花火？私の目に？」
「はい、それが終わったばかりです。我が王よ」
それから、王は街を略奪して国を築いた。しかし、すべてが一時的なものにすぎなかった。指輪の呪いだけが永遠に続いた。ある朝、王の指にはめた指輪は消え、指輪を持つ別の少年の物語の序章は、王の悲劇の極滅であった。

——枷

ご主人様募集大会の当日、ファフニールはグラウンドを通りすぎたところでアンドヴァラナウトの広告を見た。モザイクされた自分の顔がなんと広告に現れている。彼女はすぐに駆け込み、アンドヴァラナウトの前に立った。
「あら、これはこれはファフニールの——元ご主人様じゃないですか。最近買いたいものでもできましたか？もとご主人様なら安くしておきますよ」
「そんなの信じるものか。それより、あなたはどうやって逃げだしたの？」
「再び私のご主人様になってくれるなら、教えてあげますよ」
アンドヴァラナウトの発言の仕方はファフニールを怒らせたが、秩序を維持した生徒会はすぐファフニールによる暴動を鎮圧した。
「よく聞け！こいつの条件を飲めば、無限の不幸に付き纏わされる。契約を交わしてはいけない！」
ファフニールは全ての神格にそう告げた。
「バカな元ご主人様」
「貪欲が存在する場所でなら、私は永遠に存在するよ。雪山にいても……某メイドの腕にいてもね」
「さて、新しいご主人様を探そうかな」

最悪のご主人様

アンドヴァラナウトは朝から夜遅くまで待っていたが、彼女を連れ帰ろうとした人は一人もいなかった。
「なんでだろう。みんなお金に困ってないの？」
「えーと……バビロンでは、お金を使う場面があまりないからね。欲しいものがあれば、できる神格にお願いすればいいし」
通りすがりの神格は答えた。
「そんなの信じられない！」
アンドヴァラナウトは新しいご主人様を待ち続けた。
「可愛いお嬢さん、困っているようだね」どのぐらい経ったか、優しい声が聞こえた。
「はい！私のご主人様になってもらえますか？」
「ご主人？大胆だね、でも美少女のお願いは断ったりしない」
「よかった、私にまたご主人様ができた。ご主人様、無限の権利が欲しいですか？感情を捨てればすぐ手に入りますよ！」
「ああ、それは必要ない」
「え？」
「世の中には、こんなに美少女がいる。捨てるわけにはいかないでしょう！」
その神格は大真面目に言った。
「え……じゃあ……契約を終わりしますか？ご主人様には私は必要ないですよね」
「アンちゃんは可愛いから、捨てるなんてそんなひどいことしないよ！」
まだ状況を把握しきれてないアンドヴァラナウトだが、ヨーコは段ボールを持ち上げて寮に向かった。