専用の戦術と術式を用意しなければ
最上級悪魔でも足止めが困難なほどの戦闘能力を保有する魔獣により、奇跡的にも人的被害はほぼ出なかったものの、進路上の町などに被害が発生。
最終的に前述の対抗策と各勢力からの増援によって鎮圧されたが、冥界の民の心に大きな傷を負わせた事件。
本来なら神々の参戦もあったのだが、
曹操の
聖槍を警戒して動けなかったため被害が増えた節もある。
まんまと
ハーデスとシャルバに利用される形になった
英雄派もこれを利用し暗躍。
また、これまでの
上級悪魔の非道な扱いに我慢を強いられていた転生悪魔が、
禁手を使って反逆するなどの事件があり、かなりの混乱が起きた。
一般には知られていないがこの事件の発端によって
兵藤一誠は肉体が消滅して死亡したと考えられており、
グレモリー眷属は精神的に瀕死であるなど、影響はかなりある。
禍の団が起こした事件の中でも有数の被害規模を誇る事件であり、「魔獣創造」の保有者だった
レオナルドは半ば被害者であるにも関わらず、
アザゼル杯の参加が禁止された。
積極的に行動している他の
英雄派の幹部は全員参加できたことを考えると、この事件による精神的影響は非常に大きい。
最終更新:2022年05月31日 05:58