堕天使の幹部である男。
ウェーブのかかった長い黒髪と10枚の黒い翼が特徴。
黒いローブのようなものを着用している。
数少ない武闘派幹部の1人で、「
最上級悪魔クラス」の消滅魔力をも抑えこむほどの光力を操る実力者。
異常なほどの戦争狂であり、先の大戦後に行動を起こそうとしない
アザゼルやシェムハザに業を煮やし、「
天使」「堕天使」「
悪魔」による三つ巴の戦争を再度引き起こそうと暗躍する。
「
神器システム」にも興味がないため組織全体の方針とは対立しているものの、幹部同士古い付き合いなので仲が悪いわけではない。
第二次世界大戦の頃に全盛期の
ストラーダに追いつめられて以来、聖剣に対して強い興味を抱くようになる。
そのため大司教のバルパーや神父のフリードといった悪人を引きこんで、彼らの聖剣にまつわる研究に協力する。
たった1人で
グレモリー眷属を圧倒し、「神の死」を告げてからその場の全員を始末しようとしたが、戦争を回避したがるアザゼルの命令で派遣された
ヴァーリと戦い、初手で接触を許したために「半減」で「中級堕天使」並みまで弱体化されてしまい、完膚なきまでに敗れて連行。
皮肉にも戦争を引き起こそうとした自身のこの行動が、逆に三大陣営のあいだで和平が成立するきっかけとなった。
のちに、簡略な葬儀が仏式で行われる。
『堕天の狗神 -SLASHDØG-』にも登場。
アザゼルに頼まれてしぶしぶ
鳶雄のサポートを引き受け、人体実験を受けていた陵空高校の生徒たちを回収した。
最終更新:2022年02月27日 20:37