リアス・グレモリー

概要

3サイズ:99/58/90
身長:172cm
体重:58kg
誕生日:4月9日
種族:純血悪魔
ランク:「王」

駒王学園高等部3年生→大学部1年生。
オカルト研究部部長*1
2代目魔王サーゼクス・ルシファーの妹で、「元72柱」グレモリー家の次期当主。
紅髪に青い瞳の美少女。
悪魔としての階級は上級悪魔最上級悪魔

人物

レイナーレに殺害されたイッセーを悪魔に転生させた張本人であり、イッセーの主。
自身の眷属悪魔に対する慈愛の情が深く、イッセーのことも転生当初から可愛がっていたが、フェニックス家との婚約問題*2の解消に尽力してくれたことがきっかけでイッセーに恋心を抱くようになる*3
好みの異性のタイプは「自分のためなら地獄の底まで付いて来てくれる人」で、元々は「男に興味がなく、みんな同類」という考えを持っていたため自身にとってイッセーは初恋の相手でもある。

当初はオカルト研究部の部長と部員、グレモリー眷属の主と眷属悪魔という立場や、上記のイッセーの恋愛面のトラウマから関係が進展しなかったが、その後、紆余曲折を経て、バアル眷属とのレーティングゲーム終了後、イッセーからの告白を受け入れて恋人同士になる。
イッセーの訃報には悲しみのあまり自室に篭ってしまうほどイッセーに依存しており、イッセーが死から戻ってきた後はますます彼に対する依存が強くなっている。
高校の卒業式でイッセーからプロポーズに応じたことで親公認のフィアンセとなり、大学1年の2学期にはグレモリー領のホテルで婚約記者会見を行った。
一般人の学友には「一夫多妻も多夫一妻も許可されている国の出身で、年下の彼氏がいる」とだけ紹介しており、余計な面倒を避けるために魔力で認識を阻害して恋人の正体がわからないようにしている。
イッセーのハーレムにおける「正妻」ポジションであり、ある意味ではイッセー以上に女性陣の乙女心を酌まなければならない大変な立場にいる。

能力

母方のバアル家から「滅びの力」を受け継いでおり、自身の髪色から「紅髪の滅殺姫(べにがみのルイン・プリンセス)」の異名を持つ。
また、赤龍帝であるイッセーをはじめとして強力な眷属を形成した功績から、「若手四王」と称されている。
戦闘スタイルはパワー寄りのウィザードタイプ。

上級悪魔としては「才能」「身体能力」「魔力」の全てが高スペックで、特別なことをしなくても成人までに最上級悪魔候補になると言われていた。
ただし、異常な面子が集うグレモリー眷属の中では戦闘力が下のほうであり、「王」としての能力も、「サイラオーグにはパワー」「ソーナには戦術面」で劣っていることを自覚し、ふがいない自分を苦々しく思っていた。
しかし、ライザーとアザゼルからは赤龍帝のイッセーを皮切りに強力な眷属を得ていることから努力では得られない「巡り合わせの良さ」を高く評価されており、何名もの強者に好条件を提示して味方につけていることから交渉能力も優秀だと認められている。

対人関係

普段は冷静な性格だが、あらゆる面*4で感情的になりやすく、結構喧嘩っ早いうえに負けず嫌い。
また、幼少時から父ジオティクスや兄のサーゼクスから甘やかされて育ったため、短気かつわがままな性格でもあり、お金の使い方が荒いといった一面があるため、母のヴェネラナや義姉のグレイフィアからは、そのことについて注意をたびたび受けている。
大の親日家でもあり、実家の部屋には和風な物品が大量に保管してあるほか、イッセーとの結婚式は京都で挙げたいと考えている。
総司の冗談を真に受けて今でも街を侍が歩いていると思っていたり、サタンレッドの正体が兄だと気づかなかったり、珍妙な生け花にハマったりと割と天然なところもある。
睡眠時には全裸にならないと眠れない模様。
また、兵藤家に住むようになってからは、イッセーと一緒に寝るのが恒例になっている。

苦手な物はラクダ。幼い頃に家の敷地で放牧していたラクダにイタズラしたら、群れに囲まれたあと半日追いかけ回されたことがトラウマとなり、着ぐるみのようにたとえ本物でなくとも強い拒否感を示す。

サイラオーグ戦でイッセーの足手まといになってしまったこと、「魔獣騒動」時に一時的とはいえイッセーを喪うことになってしまったことがきっかけとなり、いつまでも皆に負けていられないと一念発起。
イッセーの隣に立てるような新たな力を得るべく朱乃と共に修業に明け暮れ、兄サーゼクスとは違う滅びの力の使い方を見出して「消滅の魔星(イクスティングイッシュ・スター)」という破壊力に特化した必殺技を会得する。
これはイッセーの力の影響で変化した自身の魔力を利用したもので、耐性だの弱点だのといったものは一切関係なく触れた対象を滅ぼせる。
「魔力を練るのに時間がかかる点」「飛来スピードがとても遅い点」が欠点で発動前の隙が大きいが、グレンデルの力を以ってしても抗えない強烈な吸引力で対象を捕らえて逃がさない。
その威力は当たりさえすれば「邪龍特有のしぶとい魂」すらも削ってしまえるほどで、もともと高かった防御力を「幽世の聖杯」でさらに強化されていたグレンデルやラードゥンにも致命傷を与えられる。
また、クリフォトとの最終決戦直前にはイッセーと共に編み出した「深紅の滅殺龍姫」という合体技や、サイラオーグとレグルス禁手を参考に「バロールの闇」を纏う「禁夜と真闇の滅殺獣姫」を開発し、限定的に「魔王クラス」を上回るほどの実力を身につける。

なお、作中では本人の豊満な胸がイッセーの「禁手化」の最後の決め手になり、「覇龍」で暴走状態に陥った正気を取り戻す決め手になったり、その後のイッセーの独自のパワーアップに繋がる効果など、「リアスのおっぱいがイッセーの制御スイッチになっている」ことから、作中では「スイッチ姫」とも呼ばれている*5
「赤龍帝の三叉成駒」の発動時には唐突に京都へ召喚されたうえ「第2フェーズ」に入ったとのことから乳首が光を放つようになる。
さらに、乳房に「譲渡」が行われたことで「第3フェーズ」に入り、乳首からイッセーの消耗したオーラを回復させる光線・通称「おっぱいビーム」を放つことができるようになる*6
「おっぱいドラゴン」公開直後は自身の胸が乳龍帝強化装置扱いされることを遺憾に思っていたようだったが、イッセーと恋人同士になってからはそのことについては若干諦めに至っている。


活躍

18巻でオカ研部長の座をアーシアに譲り、卒業後は大学部へ進学し「日本文化研究会」を立ち上げる。

イッセーの独立後に開催される「アザゼル杯」ではオカ研初期メンバーを中心とした「リアス・グレモリー」チームを再結成し、尊敬する義姉に勝つために全力を尽くす。
自身の眷属から一度に4名も抜けたことから下馬評では弱体化したと噂されていたが、実際は「神滅具級」を3枠擁した強豪となっており、さらに強敵との戦いを条件にして「天龍クラス」以上の実力者であるクロウ・クルワッハや悪魔からも恐れられる聖職者のストラーダを自陣に勧誘し、「スカウト」という分野で非常に高く評価されることになる。

「明星の白龍皇」チームとの試合では、「禁夜と真闇の滅殺獣姫」となって真の姿となったフェンリルと戦うが、体力を消耗しすぎてギャスパーからこれ以上は危険と説得され投了を告げ敗北する。
だが最終的には問題なく本戦トーナメントへ進出し、本戦トーナメント1回戦にて「燚誠の赤龍帝」チームと戦うことになり、序盤の奇襲でボーヴァとロイガンを撃破、不調の義姉を倒す。
イッセーとの「王」同士の一騎打ちでは、十分なスケベ技対策をとって彼を苦戦させたものの、初見だった「超乳波動砲」に意表を突かれて敗退する。

未来ではグレモリーの当主を継承したが、30年後には既にミリキャスにその座を譲り、多岐に渡って事業を広げ各種産業に取り組む傍ら、レーティングゲームのプレイヤーとしても活躍している。
また、14、5年後、32歳前後で長男(一家では四男)のイクス・グレモリーを出産する。

初期設定におけるデザイン上のモデルは、『To Heart2』の登場人物・タマ姉こと向坂環。

「リアス」という名前は、ガブリアスに由来しており、「消滅の魔星」はメテオガブに由来している。

D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門1位」「ヒロイン部門1位」「カップリング部門ではイッセーとのカップルで1位」「朱乃とのカップルで5位」。

関連商品

リアスの乳房は作中の子供たちから人気なだけでなく現実でも非常に高い人気を誇っており、遂にはこれをモデルにしてデザインされた、「ハイスクールD×D HERO リアスのおっぱいプリン」がギフトショップ The AkiBaにて販売された。ちなみに既存のアニメキャラの中でおっぱいプリンのモデルになったのはリアス・グレモリーが初めてである。

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最終更新:2025年03月13日 16:36

*1 純血の上級悪魔なので本来であれば冥界の学校に通うことになっているが、特待生待遇で駒王学園に進学している。

*2 親同士によって決められた、本人の望まない婚約である。

*3 このとき、ファーストキスをイッセーに捧げている。

*4 主にイッセー絡み

*5 アザゼルからは、「紅髪の滅殺姫」を捩って「紅髪の魔乳姫(クリムゾン・バスト・プリンセス)」と呼ばれたこともある。それまでは悪魔たちから憧れを抱かれるような扱いが主だったが、おっぱいドラゴンのヒットで子供たちからの人気が急上昇している。また、スイッチ姫と呼ばれるきっかけを作った美猴に対しては過剰なまでに敵対心を抱いて接しているため、イッセーからは「犬猿の仲ならぬ姫猿の仲」と見られている。

*6 使用するたびに乳がサイズダウンしていき、限界まで消費すると小猫並みのサイズまで縮小するが、一晩寝れば元通りになる。