支取蒼那(しとりそうな)
3サイズ:77/57/83
身長:166cm
体重:51kg
誕生日:6月7日
種族:純血悪魔
ランク:「王」
駒王学園高等部3年生→大学部1年。
駒王学園生徒会長(18巻まで)。
人間界では上記の「支取蒼那」を名乗っている。
スレンダーな体型で、日本人離れした美貌を持つ黒髪の少女。
かけている眼鏡は、
魔法の研究によって作り出された特別な品。
2代目魔王
セラフォルー・レヴィアタンの妹で、「元
72柱」シトリー家の次期当主。
貴族階級出身の
上級悪魔で、真4巻で「
D×D」として活動した功績から
最上級悪魔に昇進する。
匙が「厳しくて厳しい」と言うほどの厳格な性格だが、根は優しくおおらかで
リアスに負けないほど情が深い。
レーティング・ゲーム中に
イッセーが「乳語翻訳(パイリンガル)」を発明した際に判明したことだが、胸の内(心)の声は実は姉と瓜二つの性格でノリも口も軽く、台詞には「☆」印が入っている。
基本はサポートタイプだが、家系の特色である「水の魔力」を得意とし、魔力が持続し水源がある限り広範囲・高威力の攻撃を継続することもできる。
最大の攻撃として、大量の水を魔力で変化させ、「水の龍レヴィアタン」「宙を飛ぶ鷹」「地を這う大蛇」「勇ましい獅子」「群れをなす狼」「巨大なドラゴン」など、同時に違うものを幾重にも形成、それらによる一斉攻撃を行う「
レヴィアタンと獣たち」を使う。
魔力操作技術の精密性はリアスを超えている。
「王」としても、「
若手四王」と称される実力者で、
冥界では知略を駆使して戦う戦術家として評価が高い。
趣味はお菓子作り。
ただし、その腕前は壊滅的に下手で、見た目だけは天才的に上手く作れる分、味や食感とのギャップで食べた時のショックが非常に大きい。
なお、
シトリー眷属は全員ともソーナのお菓子作りの腕前は熟知しているが、真実を告げればソーナ本人がショックを受けてしまううえ、怒り狂ったセラフォルーが制裁を喰らわせるため、何も言えないでいる。
自身と同じく
四大魔王を兄弟に持つリアスとは幼い頃から一緒に遊んだ親友だが、縁談問題などリアスが抱える悩みに対しては、冥界の常識に囚われて有効な対応が取れずにいた。
そのため、リアスの悩みを解消したイッセーに対しては嫉妬心を抱きつつも感謝している。
今では名前でお互いを呼び合うくらい関係が深くなっていて、一部の眷属からはイッセーと付き合っているのではと噂されるくらいだが、イッセー自身は
匙の気持ちを知っているため申し訳なく思っている。
自分にも親に決められた婚約者がいたが、相手とのチェス勝負で完膚なきまでに叩きのめして婚約解消している。
また、自身に好意を寄せる匙に対しては弟のように想っており、加えて彼を慕う眷属もいることから手は出せないと考えている。
将来的には「研究されても、とことん攻略しづらいチーム」を目指しており、長期的な視野を持って突出したパワーや能力は持たないが多様な方向性に手を伸ばせる人材を集め、永い時間を掛けてどんなルールのゲームだろうと活躍できるような応用力の高い眷属構成を進めている。
中級・下級・
転生悪魔でも別け隔てなく
レーティングゲームに参加できる学校を冥界に作ることを夢としている。
この夢は冥界の上役たちからすれば一笑に付されるような荒唐無稽な物であったが、アガレス家の支援を受けて「アウロス学園」を建て、体験入学を実施するところまでこぎ着ける。
姉のセラフォルーにはよく振り回されており気苦労も絶えないが、非常に大切に思っており姉妹の仲はいい。
「
邪龍戦役」で姉が自分に何も言わず「
隔離結界領域」に旅立ったことを知ったときは、普段整然としている面影などなく、年相応の少女が見せる涙顔で号泣する。
その後は姉から「魔法少女マジカル☆レヴィアたん」を受け継ぎ、彼女が戻るまで2代目として活動するようになる。
高校3年の夏休みに行われた
グレモリー眷属とのゲームでは、眷属全員がリタイアし自身もリアスとの最後の一騎打ちに敗北こそしたものの、「反転」を巧みに使いこなして完全に手玉にとって実力を封じ込めたまま試合を進め、相手の半数を撃破するという下馬評を覆す結果を出す。
文化祭と同時期に行われたアガレス眷属との「スクランブル・フラッグ」には接戦の末に競り勝ち、作中の評論家から「隠れた名勝負」と絶賛を受けている。
「
アザゼル杯」にも眷属を率いて「ソーナ・シトリー」チームとして参戦。
予選で「燚誠の赤龍帝」チームと対戦する。
「ワンデイ・ロング・ウォー」のルールがプレーンなものだっために
レイヴェルの戦略で初手から自身の戦術を潰され早々に詰んでしまったが、それでも善戦し最後は現生徒会長の
ゼノヴィアと一騎打ちに臨み、池の近くに陣取り魔力攻撃で消耗戦を仕掛け後一歩というところまで追い詰めるも、水源そのものを吹き飛ばすという力技で近接戦に持ち込まれて敗北する。
強力なパワータイプを擁するチームに何度か敗北しているものの全体では勝ち越していたが、最終的には戦果がおよばず予選敗退となる。
本来であれば大学卒業後にシトリー家当主を継ぐ予定だったが、大学1年生の時に父が「眠りの病」を発症してしまい職務の遂行に不安を覚えたため、自ら進言して急遽当主に就任する。
それに伴い、しばらくの間は公務に従事することになり、大学は休学も視野に通える範囲で通い、「D×D」での活動も前線から離れて情報収集と物資の調達に専念する。
さらに、前線で戦えるルガール、ベンニーア、仁村の3名を、いつでもシトリー眷属に戻れるという待遇でリアス、イッセー、ゼノヴィアとトレードする。
未来でもリアスとの交友は続いているが、彼女の息子であるイクスからは母たちが全員巨乳という環境で育ったこともあって女性だと認識されていなかった時期があったらしい。
「ソーナ」という名前はソーナンスに由来している。
最終更新:2022年05月31日 14:59