パターン

I'm wondering if ...

……でしょうか。/……だろうかと思っているのですが。



例文

I'm wondering if you will stop smoking this afternoon.
今日の午後、煙草を吸うのをやめるのでしょうか。

I'm wondering if that comfortable feeling in your feet will spread up into the rest of your body.
足のその心地よい感じが全身に上がって広がっていくのだろうかと思っています。

I'm wondering if you can pretend you've never smoked in your life, and imagine what it is like to go through a typical day.
今までタバコなんてすったこともないふりができるんでしょうか、そして普段の日はどんなことしてすごすのだろうと想像してみることができるのでしょうか。

I never told you to do anything, I was just wondering....
あなたに何かをしろだなんて言ったこともありません。ただ……したりはするだろうかと思っていただけです。

コメント

 指示/命令を疑問の形に変形できるパターンのひとつ。疑問文ではないが、同様に使える。
 直接的な指示・ベタな暗示を、いくらか相手が受け入れやすい形に「ラッピング」する、と言われるが、さて。

 もっと文脈に即して、こなれた訳にしないと、かなり不自然な感じがする。言い回しの自然さは言語によって異なるので、英語のパターンをそのまま持ってくるのは、もちろん限界があるのだが。
 あと単発の使用だと効果が薄いばかりか、かなり浮いてしまうだろう。
 いくつかの疑問文の間にまぜて使うのがよいかもしれない。
 たとえば「〜でしょうか。それとも〜でしょうか。〜かもしれないし、〜かもしれませんね。〜だろうかという気もします」といった風に。

 ところで例文のイタリック体のところは、Embedded Commands(埋め込まれた命令)である。「催眠カードZebu—Embedded Commands(埋め込まれた命令)」の項を参照のこと。これもこのパターンだと、かなり「いきなり」な感じがする。
最終更新:2009年07月12日 18:11