バルバロッサ
列伝
聖戦軍を率いるフロミスタ出身の将軍。エルビラ国境地帯鎮定の功によって
教皇庁からエデッサ伯に叙され、聖戦軍の後詰めを任された。戦士としてよりも、統治者に向いた性格で、
教皇庁が追い詰められ、魔領の軍勢が迫る中で、自らの保身を図り魔領に接近し聖戦から離脱、新たな独立勢力として君臨した。
ボードワンら一旗組側近と
ディオスコロスら魔領の名士達に担ぎ上げられたあからさまな傀儡ではあったが、いかにも軽薄な言動に比して意外に豪胆な人物で、暗殺者に襲われ傷を負い近くに居た魔族から緊急の輸血を施された際は「これでエデッサの王に魔族の血が入った」と呵呵と笑い、周囲を感服させる。戦後は
イェニ・ルームによって多少の干渉を受けつつもエルビラ領の継承を認められた。初代正帝の崩御後、彼について書かれたメモが机の足の裏から見つかるが、その評価は「ふざけた野郎」の一言であった。
台詞
雇用時
帝国は寒かった、戻りたくない……
退却時
やってられるか……
基本スペック
基本能力値
HP |
1450 |
MP |
200 |
攻撃 |
70 |
防御 |
80 |
魔力 |
75 |
魔抵抗 |
80 |
素早さ |
80 |
技術 |
60 |
HP回復 |
15 |
MP回復 |
25 |
移動 |
85 |
移動タイプ |
普通 |
召喚数 |
6 |
召喚レベル |
30% |
exp_mul |
126 |
雇用費 |
1500 |
考察
驚異の射程1000を誇る、超射程の貫通魔法ウェーブ付与がこの人の最大の目玉。
魔抵抗の高いユニットにはさすがに効きが悪いが、砲兵や銃兵ならば射程外からガリガリ削り殺すことができる。
個人戦闘力は微妙な点もこれ一つでお釣りがくる。
必殺技の水月剣は攻撃倍率が低いため、彼の攻撃・魔力では威力が全く出てくれない。後衛狩りに使うには射程が足らず、硬い前衛には撃つだけ無駄というレベル。
魔法剣(水)自体は
フッテンの例があるようにユニーク性能だが、殴り合いが得意な訳でもない。
この辺りのスキルは賑やかし程度に思っておこう。
ウェーブは実射程に対して発動距離600と短く、他の魔法との兼ね合いでそのままではあまり使用してくれない。
スキル指定・攻撃地点指定をして常時発動するようにしよう。
前衛兵科を率いる場合は、威力のあるポートプ・シュフェツキも敵との距離に応じて切り替えて使い分けるとより高い戦果を上げられる。
ウェーブは威力の倍率は低く、消費MP100もかかる。
ウェーブのべらぼうな射程なら後衛からでも十分に敵後衛に届かせることが可能なため、
魔法兵を率いるのが無難に扱いやすい。
クロウボールⅡは最大MP量・MP回復量共に非常に高く、ウェーブを平然と連発できて相性がいい。飛行移動で場所を選ばず敵に距離を詰められても退避しやすい。
カーティブはマジックで魔力を増強可能で、状況に応じて回復役としても使える点が魅力。
観想修道会士だとウェーブの威力はやや落ちるが、召喚のエンジェルを安全圏で展開して回復部隊も兼任。またマジックリカバーでMP回復を補強できる。
召喚術師は素早さが他より高いので瞬間火力は最も高くなる。元々ウェーブを確率で習得できるのだが、水魔法を引けなかった者の受け皿にするのはいいか。
魔法系の天敵である砲兵の相手をさせる事に重きを置くなら、前衛兵科を率いるのも一手。
威力こそ下がるが巻き込める敵数は増え、相手が砲撃位置に着くよりも早く先制攻撃で叩ける、というだけでも戦略価値は高い。
胸甲騎兵は長射程スキルを得られる恩恵が特に大きい。魔力も実は下馬を追い越す程には成長する。ウェーブで削れない魔抵抗の高い敵は、騎馬突撃で粉砕してやろう。
デビルは前衛の中では魔力および素早さが高い。耐久はやや脆いが状態異常には強い。
下馬聖騎士は魔力こそ物足りないがMP回復力が高い。
前衛兵科は低レベル帯のレベル上げが難しいので、デクスト付与で簡単に出来るのも嬉しい。
能力UPのLSを持たないため、人材を率いさせるのはちょっともったいない。他に指揮官に適した人材がいないときに
リプラヴィアーノスを率いるぐらいか。
また、バルバロッサの個人能力は一般兵並でスキルも強くないので、陪臣にするうまみはほとんど無いと言っていいだろう。
ウェーブが飛んでくる状態だと、特に砲兵を運用する際に削り取られる危険がある。
そうなる前に素早く距離を詰めてしまおう。距離が詰まれば、ウェーブから他の水魔法や光魔法に使用を切り替えてくれる。
S2・S3で
エデッサのマスターとして登場。
聖軍と魔族の混合編成。兵科の運用は勢力攻略ページを参照。
ランシナだと
騎乗聖騎士が自前の雇用では雇えないので、他の聖軍人材経由で用意しよう。
コメント欄
- ヴァレンチーノといい聖軍離反組はなぜマスターなのに雇用が微妙なのか。自分の副官を見習え。人材としては水魔法が使える普通の人。なぜか普通の聖歩兵よりHPが50低い。部下は多いが聖戦が嫌になった連中、立身出世万歳な連中だらけなので彼の人望ではない。自分で独立したのにやってられるかはないだろう。ここまでいっておいてなんだが別にこの人が嫌いなわけじゃない。 -- 名無しさん (2012-02-03 16:00:41)
- スキル使用の優先度はショットガン>>>水魔法なので、基本的にショットガンは使用禁止にしておくべき。光魔法と水魔法を戦況に応じて使い分けよう。近接戦の水魔法は意外と殲滅力があって嬉しい -- 名無しさん (2012-02-11 18:13:38)
- 敵だと全く脅威を感じない。それでいいのかエデッサ王 -- 名無しさん (2012-03-31 22:12:34)
- 可哀そうな水月剣。もう一人の所有者が明儼だし同属性のライバルの海嘯撃がフッテンが付与するって・・・ -- 名無しさん (2012-05-15 21:37:51)
- 南方の人が水月剣使えるの忘れてたわ。ずっとこいつの固有スキルだと… -- 名無しさん (2012-05-15 21:50:03)
- クロウボールを雇用出来るようになったおかげで、クロウボールにウェーブ付与出来るようになった -- 名無しさん (2012-05-15 22:02:11)
- 南方の人は海嘯撃も使える。ただし付与できない上に塩賊だが。塩賊にバフスキルがついてレベルは上がりやすくなったが・・・ -- 名無しさん (2012-05-15 23:01:13)
- 下馬と胸甲の魔力差は微々たるものだし、素早さで逆転するのでは?前衛を前提とすると威力はデビルが最上だが、すぐに事故死する。 -- 名無しさん (2012-06-11 20:25:39)
- 魔力、素早さは観想よりカーティブのが上。この人はリッチー雇えれば強人材と誰もが認める性能になるだろうが -- 名無しさん (2012-06-11 21:18:18)
- 普通に最強クラスの人材だと思うくらいにウェーブは強い。召喚術士とか観想修道士にはステータスは高くてもスキルは微妙な人が多いので、全部バルバロッサの部隊に突っ込むといい -- 名無しさん (2012-07-25 12:38:43)
- むしろ騎兵やら歩兵で近接フリーズも馬鹿にならんぞ?貫通高威力だから籠城戦で置いとくと面白う用に戦果が稼げる。 -- 名無しさん (2012-07-25 21:05:57)
- 雇用範囲改訂 -- 名無しさん (2012-08-23 16:55:06)
- グスタフとかぶる -- 名無しさん (2013-03-17 23:44:14)
- 前衛なら下馬聖騎士も充分選択肢に入るね。胸甲騎兵より素早さが20、MP回復が10高いから回転が速い -- 名無しさん (2013-08-16 04:17:29)
- ウェーブの射程で前衛に出る必要があるかは疑問だなあ、MP効率にしてもクロウボールがよさげ -- 名無しさん (2013-08-30 00:14:44)
- 前衛に出るというか耐久目当てだね、クロウボールとかだと銃弾一発で致命傷だから。前の方でウェーブ撃ちながら苦手な歩兵は魔法で処理、道ができたら突撃と使い分けれるのは便利だよ -- 名無しさん (2013-08-30 11:28:38)
- 前衛で戦える魔法使いのイメージかな。ウェーブも強いし氷の魔法も威力があるから上手く立ち回れば大体の敵は対処できる。 -- 名無しさん (2013-09-03 05:45:52)
- なんかこの解説おかしくね?MP回復 -- 名無しさん (2015-08-07 07:55:52)
- クラス説明の方のデータだと胸甲騎兵はMP回復が15、下馬聖騎士は25になってるんだが -- 名無しさん (2015-08-07 08:03:12)
- ↑古いverの情報が残ってるんでしょ。下馬はあれでも強化されてる。 -- 名無しさん (2015-08-07 20:53:58)
- MP回復の高いクロウボールIIだと切れ目少なくウェーブを撃てるのが嬉しい。ウェーブは砲兵狩りの切り札なので、比較的機動力のあるクロウボールIIなら運用も楽。 -- 名無しさん (2015-08-08 00:47:19)
- 列伝更新。ずいぶん情報が増強されましたね。 -- 名無しさん (2016-01-01 03:48:03)
- すっごく格があがりましたね…… -- 名無しさん (2016-01-01 19:32:31)
- あれ、アルカ帝死んじゃったのか 魔王でも単に寿命が長いだけ、とは言っとったが -- 名無しさん (2016-01-01 21:03:09)
- アルカがバルバロッサのことを「ふざけた野郎」って書いたのか 野郎だし -- 名無しさん (2016-01-11 10:29:38)
- つ「彼について」 -- 名無しさん (2016-01-12 02:30:18)
最終更新:2025年07月02日 11:46