【種別】
人名
【初出】
十五巻
【CV】
洲崎 綾
【解説】
『
アイテム』のメンバー。
いつもどこからか信号を受信してぼーっとしている天然系または無表情癒し系の少女。
能力はレベル4『
能力追跡』。
肩の辺りで切りそろえられた黒髪に、ピンクのジャージという姿が基本スタイル。
アイテムではその能力による特定能力者の捜索を担当していた。
性格は温厚でありアイテムの中では最も優しいと言えるかもしれない。
日光浴ならぬ
AIM拡散力場浴が趣味で、
ボーッとしている時はたいてい他人の
AIM拡散力場に身を委ねている模様(これには
体晶を使う必要は無い)。
そのためか、プールでも泳ぐこと無く土左衛門のように浮いて過ごすが、本人は楽しい模様。
フレンダ曰く、ジャージを脱ぐと胸が凄いらしいが本人はあまり興味が無い。
絹旗は自分の方がスタイルが良いと言っているが真偽は定かではない。
ちなみに新約一巻にてアクシデントにより、ジャージの上を脱いだ時の新生『アイテム』メンバーの感想は
「(……やっぱデカいわね)」(麦野)
「(……いや総合的に見れば私の方が超スタイルは良いはず)」(絹旗)
「(……ヤベエ、俺の目に狂いはなかった)」(浜面)
とのこと。
他にも滝壺に背中に抱き着かれた浜面は「やっぱり脱ぐとすごそうな感触だった」と言っている。
とある科学の超電磁砲では
絶対能力進化を知り、
それを止めるべく各研究施設を襲撃していた
御坂美琴から施設を防衛する為に脳神経応用分析所で待機していた。
美琴は結局もう一つの施設を襲撃したため、
麦野と遊撃隊としてもう一つの施設に赴く。
フレンダのピンチを
麦野が助けた後は
能力追跡を発動し
麦野を援護、
美琴を苦しめた。
その後、
美琴と雌雄を決することにこだわる
麦野の指示によりフレンダに連れられて研究施設から退避し、
絹旗と合流した後は移送の護衛を行なった。
『
アイテム』の要と言える能力者であり、それゆえにその能力が脅威とされ、
15巻では
スクールが隠れ家に潜んでいた
アイテムを襲撃した際の最大目標とされていた。
それを察した
絹旗最愛によって
浜面仕上と共に逃がされるが
垣根帝督に追いつかれる。
浜面から逃げるよう促されるが、無能力者の命の軽さにショックを受けていた彼の姿に思うところがあったのか、
彼女は逆に浜面を逃がすために垣根の前に立ちはだかった。
その際に『
体晶』を用いて『能力追跡』を限界まで使ったため、崩壊一歩手前の状態に陥り昏倒し敗北。
既に能力を使える状態ではなかった事と、
『能力追跡』による影響の懸念した
ドレスの少女の促しにより垣根がその場を後にしたため、
引き返してきた浜面共々止めを刺される事はなかった。
その後、限界を超えようと彼女を酷使しようとする
麦野沈利から逃すため浜面に運び出され、
連絡を受けて駆けつけた
黄泉川愛穂の元に預けられた。
その後は入院していたようで、19巻では元の調子を取り戻して退院し浜面たちと待ち合わせていたが、
個室サロンで
迎電部隊のテロに巻き込まれる。
個室サロンから脱出した後も『体晶』によるダメージのぶり返し、復活した麦野の襲撃など災厄に見舞われるが
浜面とともに
学園都市を脱出し
エリザリーナ独立国同盟に降下する。
20巻では『体晶』による影響がモロに出て、終始体調不良に見舞われており殆ど動くことも喋ることもできない状態。
だが、滝壺を治療し学園都市に帰還する為に奔走する浜面に的確なアドバイスをしており、ここにも彼女の芯の強さが伺える。
その後紆余曲折あったものの
エリザリーナの治癒術により体調は改善し、以前同様に行動できるようになった。
一連の騒動の中で浜面を助ける為に崩壊覚悟で『体晶』を使おうとしたり、
自ら浜面にキスを迫るなど、彼に対して明確な恋愛感情を抱いているようだ。
新約二巻で『己の恋人浜面仕上』と言う記述があることから既に付き合ってるということも予想できる。
そのため、浜面に懐いている
フレメアに対し年齢差お構いなしの嫉妬心を燃やしている。
嫉妬の力か、浜面の膝の上で眠るフレメアを目撃した際には、
学生寮の玄関ドアノブを握り潰すほどの怪力を発している。
新約六巻では、バス停の標識を片手でガラガラ引きずるなどの危険度マックスな行動を起こしている。
なお垣根帝督の言葉によれば、順当に成長すれば
レベル5に至る事が出来ていたかもしれないらしい。
実際に二十二巻の終章によれば滝壺を『八人目』にする計画も立てられていたようだ。
終章に現れたヘルメットのスーツ女には「一人で学園都市の全機能を賄える人材」とも言われている。
実験の繋がりで、
木原那由他と(一方的な?)面識がある事が示唆されている。
【口調】
感情控えめの淡々とした口調。名前は平仮名表記。あと「大丈夫」を使うことが多い。
例)「大丈夫だよ、はまづら。私はそんなはまづらを応援してる」
ただ、浜面関係の事柄に関しては
「……はまづらが、悪の道を走ろうとしている!!」
「そんな事はっ!! 私が一番良く分かってる!!」
…と、感情を高ぶらせることもある。
新約六巻ではフレメアの我儘ぶりに頭に来たのか、口調を荒ぶらせてキレていた。
「はまづら、ちょっとこのガキにアイアンクローするから席譲って」