【種別】
人名
【初出】
三巻
【CV】
新井里美
【解説】
【人物・性格】
茶髪をツインテールにしている。八巻以降は微妙にデザインが変わっているとか。
胸はAAだが本人曰く「これから増量するからいいんですの」とのこと。
先輩ルームメイトの
御坂美琴に心酔しているのだが、
微妙に行き過ぎて百合っぽい感じがある。あんまり直接言うと生々しいので遠まわしに攻めていきたい後輩である。
相応の理由があっての心酔というのがミソ。自称「お姉様の露払い」。
風紀委員の同僚にして相方である
初春飾利とは中学校入学以前からの腐れ縁。
変態的言動が多いため誤解されやすいが、風紀委員の仕事には真剣に取り組んでいる。
というより、問題の美琴に対する変態的言動や行動を除けば、その言動や行動原理は人や学生として完璧と言えるものであり、
罪無き市民の害になるものに義憤し、他人を守るためなら自分が傷つくことも厭わない、高潔と言える性格。
そのため、他人の頭の中を把握できる
食蜂操祈からも好かれている。
美琴に対しても真面目な時は彼女を強い口調で窘めるなど、盲信するだけの好意ではない
(美琴に出会ったことで発作的に変態になる人格になったとも言えるのだが)。
実際、美琴からの「もし自分が学園都市の敵になったら」という問に対し、
その時は自分がお姉様を捕まえると明言している。
…が、とある自販機の存在証明では戦闘し始めた美琴に手が出せなかった。
また、美琴に最も近い異性である
上条をライバル視している。
だが、美琴が自分に明かせない
悩みを抱えていた際は、
上条に美琴の力になって欲しい…と思ったことも。
勝利して相手を捕らえるためなら多少の損傷は厭わないその信念の強さのため、負傷も絶えない。
また、八巻では主人公を張る等、出世が甚だしい。
因みに
常盤台中学内では唯一の
空間移動能力者である。
下着に関しては能力使用に集中が必要なこともあり、履き心地優先。
結果美琴とは対称的に、露出度が高めの大人びた物を好んで着用している。
そんな下着を見た美琴が羞恥に顔を赤らめるのを楽しんでいることから、
きわどい下着チョイスは趣味の一環でもある模様。
また、説明不能の自主規制水着を多数所持しており、アニメ超電磁砲や
学芸都市で着用している。
その破壊力は比較的露出に慣れているはずのアメリカ人に『あれ……もうエロとかそんな次元じゃねえ……』
と言わしめるほど。
お馬鹿な未来が好きで透明なチューブの中を走る電車にも乗りたいと言うなど、
某人物と同じ未来感の持ち主。
その関係で携帯電話もSFっぽさを重視して機能性二の次のハッタリ携帯を使っており、
使いづらさに難儀している模様。
ちなみに、彼女の下着や寝間着などの嗜好は、
初春に言わせると『常人の理解の及ばない高みにある』らしい。
「風紀委員には捕まったが最後心も体も切り刻んで再起不能にする最悪の腹黒空間移動能力者がいると言う噂っ!!」
などと言われており、美琴程では無いが悪名が轟き渡っている様だ。
創約1巻では
うへへ年に一度の特別な日はお姉様と二人きりええそうですとも先生方は厳戒態勢を敷いて学生寮からの脱走を防ぐはずですから私が何もせずとも疑似監禁状態が成立しますわイヴとクリスマス当日、四八時間にわたってお姉様は私だけのもの誰の目にも入らない秘密の密室で何がどうなろうが外から邪魔が入る恐れは一切ないのですつまり愛しのお姉様を縛り上げて床に転がして目隠しとヘッドフォンとさるぐつわで五感を奪い特製オイルをたっぷりと使ってうふぐふへ大人の階段どころか人間辞めちゃうxxxの壁をどばーんと突き破って
(↑原文ママ)とか独り言を呟いて、美琴にドン引かれた。
【能力・スキル】
強力な大能力(レベル4)『
空間移動』を活用した立ち回りをする。
戦闘においては空間移動を駆使した変幻自在の体術を使い、
相手によっては太もものホルダーに仕込んだ金属矢を使用。
(アニメ版最終回では学生カバンからも予備の金属矢を仕込んでいた)
金属矢を目標座標に直接「飛ばす」ことで、瞬間的に命中させる。
所持する能力の利便性・戦闘力では作中でも上位に入るが、
未知の能力者や
上位能力者のように相手が悪い場合が多く、意外に黒星が多い。
【口調】
一人称「わたくし」・語尾に「~ですの」を付ける、ステレオタイプなお嬢様言葉。
例)「失礼、風紀委員です。何故、わたくしがここへやってきたか説明する必要はおありですの?」
ただ、美琴に関して暴走している時は山賊的な笑みが溢れることも。
例)(け、健気! 今日の黒子は健気で押しますわ!
そして本人は否定してるけど実は保護欲全開なお姉様の腕の中で甘えまくる所存ですの。
うっふっふ、えっへっへっあっはーっ!!)
【余談】
アニメ版「超電磁砲」で有名になった黒子の
「ジャッジメントですの!」
というセリフだが、実は原作小説では未だ発されたことがない。
なお、原作「超電磁砲」では一話から美琴に言っている。(アニメ特有のポーズは六十二話で初めて)