【種別】
人名

【初出】
アストラルバディ第五話
名前などの詳細は十七話

【解説】
常盤台中学3年生。レベル2。
赤い目に散らばった髪をポニーテールにした少女。
常盤台のジャケットを被っており、その下には黒いボディスーツを着ている。

本来であれば常盤台の入学資格を満たしていないが、
極めて高度な専門技術と能力の応用手腕を総合的に判断し、
強能力(レベル3)相当に値するとして常盤台が受け入れた「特別交換留学生」。
そのため本所属は別の中学校である。
しかし、「お情け」で天才の中に混じっているという劣等感を抱えており、
磨き上げた技術で天才の鼻を明かしたいと思っている。

普段はクールな雰囲気だが一度戦闘になると容赦がなく、入鹿からやり過ぎと言われるほどに攻撃する。
戦闘を楽しむ性分であり、強敵との戦いでは凶悪な笑みを浮かべる。

入鹿とは親友で、目的に巻き込んだときにも最優先で気遣っている。
静護という兄がおり、とても慕っている。

能力はレベル2の感情音叉(ウィスパーベル)
感情が音になって聞こえるというレベル相当の能力だが、
彼女は訓練の末「3次元的に感情を把握できる」ほどに能力を研ぎ澄まし、レベル3相当と見なされている。

さらに服の下には「発条包帯・改(ハードテーピングカスタム)」を装着しており、
普段から着ている電位伸縮式スーツとの併用により、
木を蹴り折るほどの怪力や一瞬でビルを80m近く駆け上がる瞬発力を発揮することができる。
ただしただでさえ負担が大きい道具を重ねているため、身体には大きな負担が掛かっている。

また幼少期の忍者の訓練から、高い体術と、クナイや手裏剣なども使用できる。
作画の乃木先生曰く、北条家は 過去に滅んだ忍者の一族 であるらしい*1

【作中での行動】
親友の入鹿と共に食蜂を誘拐する計画を実行し、阻止しようとする小牧の透明化を能力で破って暴行を加える。
駆けつけた潤子との格闘戦では圧倒されたが、拘束を解いた入鹿の援護で作戦を成功させる。

だが、食蜂派閥の逆鱗に触れたことで、自身のIDを機密情報へのハッキングへ利用されて指名手配を受け、預金も携帯端末も凍結されてしまう。入鹿を倒した帆風と戦い、本気を出した彼女に敗北したものの、真の協力者である蜜蟻の助力で逃走し、姿を消す前に入鹿の願いを叶えるために帆風が戦う姿を学園都市全土に放送する。

その後は計画の「仕込み」に巻き込まれた人々のもとを回る食蜂と黒子を襲撃し、2人に手傷を負わせる。
一度撤退するも、自身を追ってきた黒子と再度交戦、能力とスーツ、体術を組み合わせて善戦するも、スピーカーからの大音量で出来た隙を突かれて一本背負いとドロップキックを立て続けに食らう。それでも勝利を諦めずに立ち上がったが、帆風戦の残存ダメージと身体強化装備の代償で限界を迎え昏倒する。

戦闘後は病院に搬送されたが、動けるはずのない身体にもかかわらず病室から脱走し、行方を晦ました。


最終更新:2023年08月09日 12:56