【種別】
組織
【概要】
派閥の長として大きな影響を及ぼしているが自由奔放で放任主義なため、
食蜂の補佐として
帆風潤子や
口囃子早鳥などの幹部格の
メンバーが、
実質的な派閥の管理・運営をしている。
活動内容で現在分かっているのは、派閥主催の意見交換会(参加は任意)など。
食蜂・帆風・口囃子らを中心とした派閥
メンバー同士でのお茶会もよく開かれているようだ。
【解説】
常盤台中学の最大派閥であり、その
メンバーは全校生徒のうち41%を占める。
作中本編における昨年度時点の『常盤台三大派閥』であった、
沙派閥、
水鏡派閥、
支倉派閥がそれぞれ23%、19%、17%であり、
それと比較しても現在の食蜂派閥の巨大さや影響力が伺い知れる。
派閥の
メンバーは多かれ少なかれ食蜂に心酔しており、彼女を中心に統制が取れている。
特に帆風や口囃子などの幹部・主要
メンバーともなると、深夜であろうと女王の命令にはいつでも答え、
能力で好きなように操られても全く構わないと考えているほど。
一年生の小牧のようにノリが軽い(日常の活動には深く関わっていない)
メンバーもいるが、
それでも「女王の命令は絶対」ということは最低限の方針として全員に浸透している。
このように女王至上主義ではあるが、不測の事態で女王が不在となっても、
帆風や口囃子などの幹部格が女王の代理として派閥
メンバーをまとめ、
すぐさま最善策をとるための行動に出るなど、派閥内での人間関係は悪くなく、統率力も高い。
一方で、忠誠心の高さや心酔のしすぎが仇となり、ついつい度が過ぎて、
女王である食蜂を置き去りにして暴走してしまうこともある。
食蜂は派閥のことを当初は「便利な手足」「手駒」のつもりで考えていたが、今ではすっかり絆されている。
下っ端の小牧から「ああ見えて友達思い」と評されたり、
悠里千夜から「クールぶってるけどみんなのこと大好き」と暴露されたりと、
周りからは結構バレているようだ。
常盤台生であるため、当然ながら派閥
メンバーは全員がレベル3以上の優秀な能力者である。
個人ではさすがにレベル5に敵わないが、群れとして最大の力を発揮するチーム戦を最も得意とする。
また、個々の能力の優秀さのみならず、食蜂派閥の最も脅威的な力はそれぞれの人脈である。
お嬢様ばかりのため、彼女たちの親や親族は大物が多い。
娘からお願いされた親の権力と、彼女たち自身の能力があわさると、
たった数時間で「対象の人物」のIDを乗っ取って機密情報にでたらめにハッキングすることで、
その「対象の人物」を学園都市のお尋ね者にし、預金や携帯端末を凍結させるなど、かなりエグいことも行える。
【派閥のメンバー】
このうち、ファンの間や『禁書目録』で「縦ロール」と通称されていた生徒は、『アストラル・バディ』の主人公として抜擢された際に、
髪型が「ツインテールの少女」「ゆるふわウェーブの少女」に関しては『心理掌握』第9話で、それぞれ名前と能力が明かされた。
「艶ぼくろの少女」についても、『超電磁砲』140話および『心理掌握』10話(同日発表)で能力不詳ながら氏名が明かされるなど、
徐々に派閥
メンバーのプロフィールが明らかになってきている。
- 紀伊(ゆるふわウェーブの少女CV:山根綺)
- 芽生(前髪が長いツインテールの少女。CV:広瀬ゆうき)
- ポニーテールの少女(CV:咲々木瞳)
- (前髪が短い)ツインテールの少女(CV:南真由)
なお、長らく名と能力が不明だった、
芽生(前髪が長いツインテールの少女)と
紀伊(ゆるふわウェーブの少女)は、
『超電磁砲』の
大覇星祭編で美琴の監視役、獄門開錠編で
ドリーと
警策看取の護衛役などとして登場する生徒。
『禁書目録』新約11巻にも食蜂派閥
メンバーの一員として逆輸入され、帆風・口囃子とともにカラー口絵に描かれている。
また、幹部格の
阿里(口元に艶ぼくろがある少女)と
未吹(眼鏡をかけた黒髪の少女)は、
作中本編時系列における昨年度(御坂美琴一年生編)の時点では、
支倉冷理率いる
支倉派閥に属しており、支倉の補佐役を担っていた。
最終更新:2023年04月02日 22:38