【種別】
組織名

【初出】
五巻

【解説】
上条当麻を中心とした人間関係ないし非公式勢力のこと。
その力が魔術、科学両面において極めて大きい上に損得ではなく感情で動くため、
危険視されアステカの魔術師勢力に狙われることとなる。

上里翔流率いる上里勢力とはあらゆる面で対照的な存在であり、核となる人物同士で敵対する立場にあったが、上里が迷走を止めて正当な進化を始めたため、
今のところは中立的な関係となっている。

【主なメンバー
上条当麻
魔術サイドではインデックスオティヌス土御門元春
科学サイドでは御坂美琴食蜂操祈妹達
といった科学、魔術両面に及ぶ。
しかし、場面によって立場が二転三転することも多く、味方と敵の区別は曖昧である。

【関係性】
上条はレベル5の面々とも接点があり、特に第一位第三位第五位は彼との関わりが深い。

  • 第一位:上条にヒーローとして憧れ、高頻度で共闘しているが自らの目的の為には敵対も辞さない。
  • 第二位カブトムシ05にシステムを掌握された後の事だが共闘の経験がある。
  • 第三位:上条に恋愛感情を抱き、積極的に行動する。新約十巻のように目を覚まさせようと、一時的に敵対することもある。
  • 第四位共通の知人がいる程度で七人の中でも特に関わりが薄い。
  • 第五位:上条に恋愛感情を抱いており、彼が悪の道を走るのならばそれを応援する事も厭わない。一方でその想いが暴走し、新約二十ニ巻リバースのような悲劇を生むこともあった。
  • 第六位:上条の事を「偽善者」と看做しており普段は接触を避けている。創約2巻で彼に『藍花悦』を貸そうとしたが、拒否されたため捨て台詞を吐いた。
  • 第七位大覇星祭の一件で上条に興味を示し、ある程度の信頼をしている。
となっており、各々多少なりとも面識がある。

全体で組織と言えるほど団結や連絡は密ではないのが弱点かと思われたが、新約六巻においてはかなり細い糸をたどってフロイライン=クロイトゥーネを助けており、勢力としての力が発揮されたといえる。

該当する人物のほとんどが「ヒーロー」の性質を有しており、
その中でも上条は「敵味方関係なく関わった人物を救う」性質を持つ。
この性質は多くの人物には「ヒーロー」と評される一方、「異常者」とされることもある。
また一般人を暗部の手から救い、悪党を容赦なく叩きのめす一方通行や、
誰にも主役として選ばれなくとも大切な人を守るために立ち上がれる浜面仕上等、
ヒーローの性質が最適な形へ変質するように促している。

【関連】


最終更新:2025年06月25日 14:36