【名前】深酔陶然(ふかしよ とうぜん)
【性別】男
【所属】科学
【能力】窒素鞭撻(サレンダーウィップ):レベル4
【能力説明】
空気中に存在する窒素を鞭状に形成する能力。これ以外の用途は一切無い
正確には、特定の領域に窒素(空気)を鞭状に形成した上で、取り込み、蓄えた窒素を噴射することで擬似的に鞭打撃を再現する能力
鞭の本体(柄)は一本だけしか形成出来ず、加えて実際に持たなければ鞭の操作は出来ないが、
窒素さえあれば構成自体は瞬時に可能
鞭における「ひも」部分は形成や噴射に必要な空気中に存在する窒素を取り込めると同時に「ひも」自体が窒素噴射の基点である
この能力がレベル4に認定されている最大の理由は、鞭の柄を構成している+窒素がある限り、
限度はあるものの「ひも」の大きさ・長さ・数を自在に変化させられる点にある
大きさ(直径)は最大30cm、操作範囲(射程距離)は自身から半径20m(注:「ひも」の長さが20mでは無い)、
速度は人間が思いっきり腕を振る程度。「ひも」は最大3本形成可能(例:柄の頂部分に3本or柄の頂部分に2本、底部分に1本etc)
但し、直径5cm未満なら3本、直径5cm~10cm未満なら2本、直径10cm以上なら1本という制限がある
窒素操作という性質上、鞭同士が絡まりあったりはしないし、使用者本人が振り回される事も無い
また、正確には腕を使って鞭を振る必要はないが、相手を撹乱させる為に振るっている
一撃の威力は戦車の装甲をへこませる程。噴射量や直径如何によって鞭の威力は更に上がったり、逆に下がったりする
鞭(窒素噴射)を使った滞空移動、鞭を巻き付かせる事による防御、対象を掴む・捕えるといった応用も可能
加えて窒素(鞭)を渦巻かせる事で操作範囲内の大気を間接的に制御可能
黒夜のように窒素を奪った空間を用意し酸素・水素を雪崩れ込ませて爆発させる事も可能
【概要】
国鳥ヶ原学園三年生。14人しかいないレベル4の一人。学生だが酒を嗜む。特に日本酒が好き
スクールカーストの頂点に立つ生徒で、“酔いどれ陶然”の通り名を持つ。『祭り』が大好きな少年で、個性的な取り巻きを率い今日も彼は『祭り』の火種を探す。学績は学園No.1
人物像としては酔狂の一言に尽きる。教師陣の彼に対する評価は「国鳥ヶ原No.1の秀才且つ国鳥ヶ原No.1の手に負えない酔狂人間」
スクールカーストの基礎を作り上げたのも単なる気紛れでしか無くカーストによって生まれた学内の軋轢に対して何の罪悪感も感じておらず、
他人事のように笑いながら眺めている。自分が楽しむ為なら何でもやるが、結構飽きっぽいので途中で放り出す事もある。巻きこまれた人間にとっては迷惑この上ない
風紀委員からは何時も目を付けられているが、全く気にせず嬉々と騒動(深酔の言う所の『祭り』)を起こす。学内外問わず
騒動の内容は女子生徒の3サイズ調査や月に数度学園内で開催する『ノンアルコール飲料どれが一番うまいかな?フェスティバル』など悪ふざけ程度のものから
国鳥ヶ原生を標的に暴力行為に及んでいる
『国盗』に対して『祭り』の一環としてちょっかいを掛け、一杯二杯喰らわせたりするもの等幅が広い
頭も切れるのが輪を掛けて厄介。己に反発する者(カーストの被害者や『国盗』等)や風紀委員の行動さえも『祭り』の一部として面白がっているので更に面倒臭い
でも友達付き合いは意外に良好。同じレベル4の
石舛啄木、
黄ヶ崎義清、
マックス・ヘッドルーム、
桐旗敬寿、
加見坂鋼牙らとうまく付き合っている
…付き合っているが為にスクールカーストに巻き込まれたとも言えるが、各々で様々な問題を抱える彼らからは気の置けない人が出来たとして感謝されている
同じクラスのマックスとは何時もダベっており、彼の交友関係が切欠で
保毛槍厳や風輪学園に通う
吾味真吾・
萬代超流らとも交流を持っていたりする
学園側(風紀委員含む)は学績No.1+高位能力者+『国盗』への強大な防壁という事で深酔の行動に目を瞑っていたりする。深酔自身は別に風紀委員を嫌ってはいないどころか、
『国盗』へのアクションのように時には影ながら応援するし騒動時にちゃんと支部に出頭、きっちり反省文も提出するので
御厨築世ら国鳥ヶ原に通う風紀委員は深酔に対して複雑な感情を抱いている
【特徴】
183cm、体重70kg後半。金髪のボサボサ頭で余り気味な髪を後方で一纏めに括っている
少々老け顔無精髭付きの兄貴的存在で、意外に他生徒からも一定の人気がある。全体的に筋肉質で腕っ節も中々のものだがマックスのどストライクでは無いらしい
腕や足は少々毛むくじゃら。細かい事は『わかっている』が気にしない。子供っぽいイタズラが好き
色んな騒動を起こすが深酔自身に一切悪気が無いのが一番の問題
【台詞】
「コラッ、石舛!んな暗ぇ顔していつまでも塞ぎ込んでんじゃねえよ!ちったあマックスの暑苦しさを見習え!」
「よぉ、
雅艶!黄ヶ崎だけじゃなく俺にもあいつの3サイズをこっそり教え…グハッ!!…ハハハハハ!やっぱこういう展開になるわな!!女のツッコミ程きついモンは中々無ぇ!!
お前等もそう思うだろ、御厨、
固地!?だがな、男の青春は性欲なんだよ!こちとら何時だってムラムラフィーバーしてんだよ!
ハハハハハ…え?今日の『フェスティバル』の事?心配ご無用!事前に反省文はきっちり書いてんぜ!はい、提出っと!固地には…あいつからのラ・ブ・レ・タ・ー♪」
「『祭り』の火種…見いっけた」
「燃えてきたぜ!燃え滾ってきたぜ!!ハハハハハハ!!やっぱ『祭り』ってのはこう派手じゃなけりゃあな!!!」
「あー…そういやそんな事もあったなあ。ハハッ、そういう風になる事は…まあ『わかっちゃいた』が、一々気にしちゃいないんだわ。俺にとっちゃあ『祭り』を楽しむ事が最優先なんでな」
【SS使用条件】
特に無し