コロナは、
イロスマシリーズ第三作の『イロスマX』から登場するキャラクター。
概要
イロスマXストーリーモードに登場するキャラクター。「
イロスマX Sm 第3章 暴走!トレインジャック! シーン6」で初登場。
ショートカットの赤髪が特徴の少女で、目や洋服なども赤を基調としたデザイン。
元々は
バーマーの奴隷として働いていたが、その事を
イロスマメンバーに伝えたため、匿ってもらう事になる。
ストーリーモード第4章で
イロスマ本部に入った後は、オペレーターとして働き、
イロスマメンバーがミッションをする際に目的地までワープさせるのが彼女の役目となる。
また、そのために使われる転送装置はすべて奴隷時代に彼女が設置していたもので、転送の技術を彼女が持っているおかげで、
マスターバート曰く動画にすると1時間分
(メタ)の距離を1分もかからずに移動することができるほど便利な代物。
歩くシーン無くしたかっただけだろプラプラ~
ストーリーモード第8章の描写を見るに、臨時で設置することもできるようだ。
人物
一人称は「私」で二人称は「貴方」。
喋り方は普段は少女のような喋り口調だが、オペレーター時には丁寧な口調でイロスマメンバーへ話しかける。他にも、連絡用のメールアドレスを聞かれてイロスマ本部のものを提示するあたり、公私混同はしない性格のようだ。
基本的に
かなり内気で臆病な性格であり、イロスマメンバーに狙われた際には
かずきの後ろに隠れて助けを求めていた。
野蛮な事で知られるオールドランドの住民の中では
かなり良心的なのかイロスマ島を無理矢理侵略しようとする彼らの意見に反対している。
かずきからは好意を寄せられているが、彼女は全く気付いていない。
「
イロスマEX Sm 第8章 王の訪問 シーン14」にて、バーマーが彼女を回収しに来るが意見が相容れず、オールドランドへの帰還の誘いを断っている。
カンタロー同様話し合いで解決したい思想であるようだ。(しかし、なぜか侵略する
オーズン派、しないカンタロー派によるオールドランドの選挙においてどちらにも投票していなかった。何故だろう?)
さらに、かつての従者であるバーマーに対して非暴力の姿勢を貫き通そうとするなど、
芯が強い部分をここぞという時に見せるあたり、優しく責任感が強い性格だとも言えるだろう。
ちなみに、組織を抜けた現在もオールドランドの幹部クラスに対しては様付けして敬語を使うなど、かつて自分を拾ってくれたオールドランドに対しても敬意を変わらず持っていることが伺える。
ちなみに面識がないシャドーのことは「シャドーさん」と呼んでいたのに仲間のマスターバートのことは呼び捨てしていた
補足・余談
- 普段は声が小さいため、オペレーターとして働いている時はマイクを通して喋っている。声が合成音声になるのはそのためらしい。
- コロナがバーマーに再会した際は、オールドランドに一緒に帰るぞと声を掛けられたので、恐らく彼とは特別な関係・・・?
- 「イロスマEX Sm 第8章 王の訪問 シーン17」において、フィンターがバーマーに「お前が私から買い取った人体実験、イロスマのメンバーに寝返ったそうじゃないか」と発言しているが・・・?
- 実は、マイナス君のようにイロスマの乱闘に隠しキャラとして登場していることがある。ヒマな人は探してみよう。
- イロスマファンアート美術館で彼女の絵を描くとかずきからコメントをもらえることがある。さあ画面の前のみんなも描いてみよう!
- 「イロスマEX Sm 第10章 絶望の螺旋 シーン1」にて、彼女は悩み事をデキットに相談していた。果たしてその内容とは?
主な登場回
+
|
最近、悩んでいるみたいだね。 |
彼女の最期
「イロスマEX Sm最終章 イロスマ島の戦い シーン31」において、彼女はかつてフィンターの人体実験に使われるところをバーマーによって命を救われたことが判明する。
元々はオールドランドへの不法入国を試みていた人形で、その行為を見られた結果、フィンターに捕まり他の人形と共に人体実験に使われることになってしまう。
一方、 ソバミと ゴレの案内でオーズンとの会議の待ち合わせ場所へ行く途中のバーマーは、偶然その場面を見て彼女に一目惚れし彼女が殺されてしまうことを拒む。
その結果、オペレーターとしての才能があるから殺すのは惜しいので奴隷として買い取る名目でフィンターを引き止めた。
しかしフィンターは、 彼女を奴隷として買い取らせる代わりに、一週間後にオペレーターとしての能力をテストし、もしも実力が乏しい場合は共に見ているバーマーの目の前で即殺す、という厳しい条件を叩きつける。
さらに、 オペレーターとしての能力は彼女が殺されないようにするための口から出任せであり、そんな能力は無かった。
バーマーは悩んだ末、大金を叩いて リア博士の力を借りる。
その後努力の甲斐もあり、経緯は不明ながらコロナがオペレーターとしての能力を身につけたことを自慢しようとするバーマーだが、フィンターは新たな人体実験に夢中であり、 彼女を処刑する件は眼中に無かった。
結果、 彼女はバーマーに救われたのであった。また、イロスマメンバーが使う転送装置の技術はこの時に会得したと思われる。
バーマーはコロナに、平和で誰もが暮らせるオールドランドを目指す決意を彼女に伝える。
二人は表では主従の関係でありながらお互いに特別な感情を秘めた関係と言えるだろう。
だが、コロナはオールドランドの暴力的な行動に反対し、バーマーはフィンターに奪われたオールドランドのNo.2の座を奪われてしまい失った名誉を取り戻すために戦争へ必死になった結果、相反する思想によって二人の間に溝が生まれてしまう。
オールドランドによるイロスマ島への侵略戦争が始まってからは、移動用の転送装置をしかける仕事をしていたが、それも本来は気が進まない無い仕事だったようで、バーマーに対して仕事を拒む姿勢を見せていた。
コロナはバーマーに対して何か伝えたい事があったのか、「イロスマEX Sm 最終章 イロスマ島の闘い シーン20」にてイロスマ本部を抜け、バーマーを探している様子が見受けられた。
そしてシーン30にて、彼女はイロスマメンバーと戦う彼の元へとたどり着く。ボロボロになりながらも戦う彼に対して、彼女はやめるように強く伝える。
コロナの呼びかけに応じた結果、一瞬のスキを見せたバーマー。それが仇となり、かずきにバーマーは不意を突いたシリアタックをお見舞されてしまった上、デキットも姿勢を崩したバーマーに異議ありを食らわせ、大きく吹き飛ばされてしまう。
姿勢を崩した状態で宙に浮き、もはや手立てのないバーマー。そのまま ビングーに ドスで 首を根本から切り落とされてしまい帰らぬ人形となった。オールドランドの現四天王では サール、 グリングに続き3人目の死者である。
シーン32で、その姿を見たコロナは死んだバーマーの亡骸と共にすることを決意する。
戦いの影響で崩れゆく洞窟の中で、二人は共に最期のひとときを迎えるのであった。
コロナとバーマーの、主従関係でありながら、共通した愛と相反する思想を持つ二人。
結局、最期までその気持ちを直接伝えること、相互理解を深めることはできなかったが、互いを愛する熱い気持ちだけでも、短い最期の時間とは言え伝わったことであろう。
オールドランドとイロスマ島の開戦が始まって以降、心も体も遠くに離れてしまった二人がほんの一瞬だが寄り添い会えた瞬間である。
「さぁな、ただ人生で何が良かったかなんて、テメェで決めつけて良いもんじゃねぇよ...」
「は、離せええええ!!こんなの、間違ってるに決まってるじゃねぇか!!」
「今度は、俺が白馬の王子様になって、あの子を救うんだ!!」
彼女の最期の活躍
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最終更新:2023年02月08日 23:23