イロスマ:ウマナガ


わらわの歴史を掛けた、ウマナガ、倉庫の戦い
いざ、開戦じゃ!!

ウマナガとは、イロスマシリーズ第三作の『イロスマX』に登場するキャラクター。


概要

オールドランドの獣似隊7番隊長で、サールの部下。
イロスマ島に建設されたマスターバートの血を採掘する工場の管理人を担当しており、過去にはサールの部下の教育係を勤めていたこともある。

外見は頭に丁髷を生やし、袴を着た馬の人形。どこからどう見ても馬にしか見えないが、本人は自分のことを人間と思っているらしい。
『斬馬刀』という巨大な刀を武器にして闘う。

人物

一人称は「わらわ」で、古風な喋り方が特徴。
歴史に自分の名を刻む事を願望としており、その為ならば自分の命を捨ててでも相手に挑む非常に生真面目で勇敢な精神力の持ち主。コロナ曰く「多分歴史に残らない」
常に歴史に誇りを持っている為、歴史を侮辱したケロ次郎に対しては怒りを顕にした。
また、男の筋肉や尻や足に発情するなど極度のゲイでもあり、カーズィリアル和樹には「やらないか」と声をかけていた。
チーム内では黄鳥と特に仲が良いらしく、過去回想ではよく一緒に行動している。(同じサールファンということで気が合うのかもしれない?)
会議での会話によるとウサギシはともかくヨシマツ虎太郎の強さも認めていたらしい。

しかし、一方で同僚である獣似隊のメンバーが壮絶な最期を遂げたことを確認しても一切気色ばむことなく淡々と自分の仕事を遂行しており、
元部下であるフィンターを黄鳥と共に虐め、奴隷の如く酷使するなど冷酷な部分もある。

イロスマのパラレルワールドである「イロスマアナザーストーリー」では初対面の人物にも馴れ馴れしく接する一面をみせたことも。
また、お昼ご飯にお好み焼きともんじゃ焼きのどっちかを食べるので悩んでいたため、実は「粉もの」の料理が好きなのかもしれない。

戦闘能力

斬馬刀を使った白兵戦を得意とし、武器を使わずとも頭突きを利用してジェンガを発射するなど応用さも満ちたテクニカルファイター。
馬の人形だけあってか脚力が非常に高く、大ジャンプしてからの斬馬刀の一撃がかなり強力。
切り札として時限爆弾を背中に背負っており、捨て身の自爆を計るつもりだったらしいが、ケロ次郎との一騎打ちの際に…?

使用技

  • 斬馬斬り
斬馬刀で相手を斬りつける。リーチが長く威力も高いが、振るのに時間が掛かってしまうのが弱点。
  • 頭突き
頭突きを繰り出す。かずき曰く「刀関係ねぇじゃん!」
  • 急降下突き
大ジャンプした後、斜め下に急降下しながら斬馬刀で相手を串刺しにする。
  • 車輪斬り
斬馬刀を車輪のように回転させて相手を連続で斬りつける攻撃。
  • ジェンガミサイル
頭突きでジェンガをミサイルのように発射する攻撃。唯一武器を使っていない遠距離攻撃である。
  • 落下突き
大ジャンプした後、落下しながら斬馬刀で相手を串刺しにする。

装備

  • 斬馬刀
ウマナガの愛用している巨大な刀剣。
作中では刀というより長い柄を持った両刃の大剣染みた代物で、
「ベルセルク」のドラゴンころしや「FFⅦ」のバスターソードに近いビジュアル。

重量を活かした破壊力は単純にして超強力で、リーチも長いため一度に大勢の敵を攻撃することができる恐ろしい武器だが、
その超重量からウマナガの怪力を持ってしても、どうしても攻撃をするのに時間がかかり相手への対処が一瞬遅れがちになってしまう。 ウマナガはこれを持って大ジャンプしたりするほどのパワーを持つとはいえ、ケロ次郎のようなスピードタイプの剣士を相手するのは不利と言えるだろう。

使い勝手はよく、タフな相手に大ダメージを与えるのにも有効なため、ウマナガが倒された後はケロ次郎やカズキの武器として活躍するようになった。

  • 時限爆弾
ウマナガが背負っている爆弾。
その爆破の威力は工場の倉庫を丸ごと消しとばしてしまうほど。
ウマナガが歴史に名を残すため、イロスマメンバーと心中するために用意したが結局は失敗し自分だけ爆死する羽目になった。

後にこれと同じデザインの爆弾をザコ敵も使うようになる。
威力はウマナガの物よりは低いが、それでもイロスマメンバーを倒すには充分な威力。

作中での活躍

イロスマXSm第5章の終盤で目元のみ初登場。王の作戦の準備の会議で新たな獣似隊をスカウトするという話をしていた。
本格的な登場はSm第7章から。監視カメラでイロスマメンバー達が工場に侵入して来たのを知り、イロスマメンバーを工場に閉じ込め背中に背負っている時限爆弾で自分の命と引き換えにイロスマメンバーを倒し、自身の名を歴史に残そうとした。

バトルではまず逃げようとしたプラズマを始末し、その後はスヌーピーカービィピカチュウマリオデビモリトを撃破するなど大健闘。
しかし、歴史を侮辱したケロ次郎を自らの手で始末するため一騎討ちを行った所、わずかな隙を突かれ首に致命傷を負い敗北。

もはや一歩も動けなくなり、持っていた斬馬刀を奪われた後は放置される。せめて遺言だけは残そうと口を開くもそれすら首の傷が疼いてしまい失敗に終わる。
最期はそのまま時限爆弾の制限時間が過ぎてしまい、倉庫とともに爆死した。

ウマナガ、死すとも...オールドランドは死せ...
首が痛い!!痛いよー!!

その後、イロスマEXsm10章のフィンターの回想シーンに黄鳥と共に再登場した。
この時はフィンターの上司であり、黄鳥と共にフィンターをパワハラするなど冷酷な面を見せていた。

補足・余談

  • 名前の由来はウマ(馬)+信長。モチーフは馬。
  • モチーフ
キャラの元ネタとしては「ロックマンゼロ」に登場する四天王「陰将ファントム」の要素が強い。
「工場で戦う」「爆弾を仕掛けたり自爆特攻をかまそうとする」「和風」などの共通点がある。
  • 半レギュラー
イロスマメンバーにやられて出番終了することが多い獣似隊にしては珍しく、7章のバトル以外でも四天王の会議に出席したり回想シーンに登場したりイロアナに出演するなど何かと出番が多い。もっと言うと彼の持ち物である斬馬刀はウマナガ本人より活躍してるとも言われる
最終更新:2022年03月31日 10:45
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