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保育園<携帯>

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ur812

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だれでも歓迎! 編集

保育園


L:保育園 = {
 t:名称 = 保育園(施設)
 t:要点 = 子供たち,保育園,保母さん
 t:周辺環境 = BALLS
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *保育園の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *保育園の位置づけ = 生産施設,教育施設として扱う。
  *保育園の特殊1 = 毎ターン生産フェイズに犬妖精/猫妖精+1機される。この時食料は必ず-1万tされる。
  *保育園の特殊2 = 保育園を保持する国家の全アイドレスは知識評価に評価+2される。
 }
 t:→次のアイドレス = 小学校(施設),花嫁養成学校?(施設),お料理教室?(施設)

HQにて知識+3されて全アイドレス知識+5


設定文

 保育園から子供たちの叫び声が聞こえる。いや叫び声と入っても、助けが必要なわけではない。興奮した時に出す金切り声。そう、あんな感じのものだ。
 たくさんの子供たちが、中庭ではしゃぎ回っている。ちょっと遊ぶなんてものではない、本気だ。全身全霊で駆け回り、声を揚げ、笑い、ときに泣いたりもしている。泣いている子にはすぐに近くの子供が笑いながら声をかける。子供が遊んでいて泣くときなど、大抵は転んだくらいのもの。すぐに泣きやんでまた笑いながら駆けまわっている。
 彼らは疲れを知らない、小さなモンスターである。走りまわって、疲れを感じる前に寝、疲れが取れて起きたらまた遊ぶ。はたから見ていると無尽蔵のエネルギーを備えた最終兵器のようだ。

 その小さなモンスターを的確にまとめあげている保母さん(近頃は保育士と言うらしい)は、実は部隊長にも向いているんじゃないかと思うほどである。
 保育士には、子供を引き付ける力がある。それは親しみやすい笑顔であったり、優しい言葉であったりするが、甘やかしすぎないこともその秘訣なのだろう。
 保育の仕事はBALLS達のサポートも多く受けている。警備や整備など、保育士があまり得意としない分野で働いているほか、子供たちと一緒に戯れる姿もよく見受けられる。

 保育士とBALLS、彼らが協力することが子供達をいい方向に成長させ、その子たちが藩国、果ては共和国を支えていくようになるのは、遠くない未来のことだろう。
文 ウル


背景

戦災や避難民問題、経済問題等の悪影響による片親や共働きの家庭の増加、
またそれに伴う幼い子供の安全と教育に対しての重大な影響を懸念し
問題解決の一助とするべく藩国営の保育園が創立された。

テラ、オリオン両共和国で発生した避難民に対しての支援も大きな目的となっている。
避難民の児童はもちろんその両親や周囲の人間達に取っても児童の安全と教育は重要な問題だと考えているためである。
文 YOT

SS

ゴロネコ藩国議会にて


「皆さんに提案があります」

 藩王の真剣な顔に一同驚いた。

「これを見てください」

 テレビ中継を意識しているのか、模造紙に無数のグラフが描かれてある。

「これは藩国の去年の出生率です。ご覧のとおり減少傾向にあり、少子化が進んでいます」

 いつになく真面目な説明に議会の誰もが注目した。

「少子化が進んだら、藩国の未来も私の未来も暗いです」

 藩国の未来が暗いのはわかるが藩王自身の未来とは誰もが理解に苦しんだ。

「私の老後すなわち藩政から離れて、たくさんの若いいい男を眺める・・・」

 一瞬、その一言に議会の誰もが凍りついた。

「よって児童福祉の充実を進めたいと思います」
「ふふふ子どもに囲まれる男性保育士・・・・・」

 理由はどうあれ、福祉の充実は大切である。児童福祉の推進ということで、保育所の建設が始まった。
 藩王の急な思いつきのため、藩国の主だった家臣たちは児童福祉の勉強に追われたのは言うまでもない・・・。

「学園に併設させるか」
「保育所は厚生労働省の管轄なので。学園を管理する文部省とは別の管轄ですが・・・・」
「似たような名前の学童保育はどこの管轄だ・・・?」
「保母さんどうする・・・」
「古い。今は保育士の時代です」
「藩王様は、きっと男性保育士希望していますよぉ?」
「保育用BALLSの製作に取り掛からなければ・・・」

 児童福祉の勉強で皆の知識が高くなったりもした・・・。
SS アム


~ゴロネコ藩国王宮城門前~


保育園の制服を着た子供が笑みをうかべながら、パタバタ音を立てて走っていく。

園児「お母さ~ん!はやくはやく~」

 子供は朝から元気だ、送り迎えの親は大変。しかし、ニコニコしながら後をついていく。やはり、自分の子供は可愛いからだろう。
 その様子を見ている、城門兵ごっこしていた藩王・榊聖と、たまたま変装の特訓中だったアム。

榊聖「平和ね~(ぼんやりしている)」

アム「子は藩国の宝でござる」

 ちなみにお互い本当の目的が同じため、深い突っ込みはしていない。二人とも、実は別件の仕事が入っていたのは別の話である。

榊聖「あー、保育園か……」

アム「やっぱり、いくでござるか?」

 その時・・・
「ガチャーン」

二人「Σ」

 あわてて振り返る二人。見ると、会議室の窓が割れている。

アム「なにが…」

 誰かが走ってくる…聞き覚えのある声だ…

「フルスイングしちゃダメって言ったでしょー」
「男は黙ってフルスイング?」
「Σ どんな理屈~武田ぁ~!」
「名前出しちゃダメだずぇぇ『ウルさん』っ」
「Σ 名前強調するなー!」

 声が近づいてくる。

アム「非番の二人でござるな…」

榊聖「……二人~。保育園行くからついてきなさ~い」
アム「いいので?」

 走ってくる二人。

武田「藩王さま、なんで城門兵のかっこうしてるんですか~?」
榊聖「小さいことは気にしない。それよりも保育園に行くよ~」
ウル「お供しますけども…。何をしに行くおつもりで? というか二人とも、書類仕…」
アム「細かいことは気にしないのでござる」
榊聖「そうそう。さー、早く行こー!」

 さくさくと早歩きで進んでいく二人。武田とウルはそのあとを怪訝な顔でついて行くのだった。


 そして、保育園。

榊聖「はい、ついたっと」

 中から子供たちの楽しげな声が聞こえる。

YOT「あ、遅いですよ! 二人とも! ……? 非番のウルさんと武田じゃないですか」

ウル&武田「Σ YOTさん、いないと思ったらここに!?」

YOT「?」

 YOTはきょとんとしている。そりゃそうだ、窓割ったなんてまだ知らない…。YOTの後方にわたどりが汗だくで園児の相手をしている。二人は榊聖藩王を見る。

榊聖「(手伝ってくれたら摂政s'に取り持ってあげるわよ?)」

 弱みを握られ非番の日を働く羽目になった二人。

YOT「藩王は、園長室に行ってご挨拶してきてくださいね?」

榊聖「わかってるわよ」

 園内に走っていく榊。取り残されたウル&武田。やけくそ顔になりつつある――休憩時間なのだろうか――YOTとわたどりが近づいてきた。

YOT「まぁ、助かりますよ。子供達パワフルで…」

わたどり「………」

 二人とも疲労が隠せないでいる。よく見ると、ブータが眠そうな顔で保育園の屋根からこちらを見ている。

ウル「子供たちと遊べばいいのかな?」

アム「そうでござるな。保育士の大変さを知ろうというのが今回の目的…」

 と、言い掛けると一人の女性保育士が近づいてきた。

女性保育士「すいません。今日はたすかります…」

 スラッとした美人と呼ばれる感じの人だ。

女性保育士「今日は、休みの人が何名か出まして…ありがとうごさいます」

 藩王さまのきまぐれ、とは言えない面々。よく見る女性保育士を見ている面々は顔がみな赤い(石化しているのもいる)。

園児「せんせー」

女性保育士「あ、すいません。では。」

 お辞儀して走っていく保育士。

ウル「ヤル気がとてつもなく出てきました!」

YOT「そ、それはなによりです!」

わたどり「…散らばりましょうか?」

 そう言うと、散らばっていく三人。

「…武田いい加減動くでござる」 アムはため息まじりに武田に喝を入れてから移動する。

武田「はっ俺はナニを!」

 数人の園児が近づいてきた。

園児「ねぇ、鬼ごっこしない?」

武田はなんとなくノリでOKをだした。

武田「ガキなんかに負けねぇよ?」

園児「なにおー! じゃあみんなでやってやるー!」

武田「いやまて」

 鬼五人対武田が始まった。

武田「ちょとまてー聞く耳持たずかー!」


 そして散らばっていった面々…

わたどり「さて、他のみなさんには悪いのですが我々はシーソーとかブランコとかで遊び疲れたので少し楽なのを…」

YOT「ラクではないですが…園内の園児の皆様に本を読んであげましょうか」

 二人は園内にある絵本の並ぶ部屋に向かった。


一方アムは…

アム「ふむ。木登りを教えるでござる」

 そう言うとアムは木にひょいひょいっと軽々登っていく。わぁと、言う歓声があがる。
 木の上まで登った後、軽くあたりを見回してから降りてくる。

アム「忍者になるにはコレくらいは出来ないと、笑われるでござるぞ?」

背の小さい園児「ちっさい僕にも出来るかな…?」

アム「背など関係ないでござる。コツがあるんでござるよ~。」

背の小さい園児「ほんと!?」

アムがにっこり笑って、「教えるでござるよ」と言うと、他の園児に「ずるい~」とか言われながらもみくちゃにされている。アムは笑顔だ。


 そして、ウルは…

ウル「トンネル開通ー」

 砂場で遊びにはいっている。

眼鏡かけた園児「こっちは、ダム完成ー」

ウル「決壊したらトンネルがまきぞいに!」

 案の定ダムは完成と同時に壊される。

眼鏡かけた園児「きゃー洪水だぁーー!」

ウル「のおおぉぉー」

 きゃっきゃっやっていると、園長室から出てきた榊聖が近づいてきた。少しやつれている、どうやら、園長にお礼、お世辞、愚痴、など、一通り聞いたようだった。
榊聖「…どう?大変?」

ウル「いえ。楽しいです!」

 ウルはチラッと先程、話しかけてきた女性保育士を見た…。が、相手にはされていない様子。

榊聖「あ…そ」

 視線の先に気付いてあきれ顔になる。園児達はあいからわずきゃっきゃっ騒いでいる。

榊聖「砂いじり…そんなに楽しいかねぇ」

 砂場の砂を握り、トンネルの残骸に振り掛ける。
 その時、一迅の風(?)が吹いた。

武田「砂かけババアだぜーー!!」

 走り去る武田。
 続いて

園児達「砂かけババアーー」
 …多分妖怪の名前とか意味とかは、わかってはいない。


榊聖「武田ーー!! なに教えてんのよーー!!!」

園児「きゃーー!! 鬼ババァーー!」

アム「Σ!」

 丁度木のテッペンにいたアムは……まさしく、鬼を見た。

ウル「うははははw」

アム「Σ いかん! ウルど…」

(めこ)
ウル「ぐぽ」
(ばたり)

 ウルになにか、突起物のようなものが直撃した。

アム「Σ 木周辺にいる子らよ! 拙者と追い駆けっこだ~。捕まえられたら秘伝の術を教えるでござるぞ~」

 とりあえず巻き添えをくらわないように、計を出したが…

女性保育士「? みんなー、おやつの時間だよ~!」

 雰囲気にあまり気付いていない声。すると…

園児「わ~い!おやつ~」

 一斉にそちらの方にいく園児達。
アム「(流石!)」
 この間30秒。


…そして、標的が絞られた。

榊聖「まーてーーー!!!」

武田「Σ トドメ イズ オレジャナイ!!」

アム「よし! 頑張れ! 武田!」

武田「ナニヲ…って。うおおぉぉ! 逃げて! 俺!!」



 一方YOT&わたどり達は…

男性保育士「…?」

わたどり「外が賑やかですね」

 本のある部屋で紙芝居を見つけたので、披露していた二人。「おやつの時間だよ~」の声で園児達は一斉に部屋を出ていったので、男性保育士と一緒に片付けをしていた。

YOT「……」

 YOTは窓を開け、外をのぞき見た。
 倒れているウル、木の上でぼんやり様子を見ているアム、真ん中にはコブラツイストを武田にかけている榊聖。
 近くにはおやつを食べたばかりの園児&…先生方、BALLSたちも混じってわーわー言っている。
 武田はさすがに藩王には手をださない。

わたどり「プロレスごっこ…?」


……そして、夕方


みつあみの園児「せんせーさよーならー。」
元気な園児「はんおーさまさよーならー」

女性保育士「また、あしたねー!」
榊聖「はいはぁーい。お父さん、お母さんの言うことよく聞いて帰るのよー」

 迎えにきた親たちは藩王の姿を見てびっくりしているようだった。

榊聖「ふー保育士って大変ね…」

わたどり「(あれ?藩王さまなにしてたっけ?)」

女性保育士「その分やりがいがありますよ!」

 YOTとわたどりはニッコリ顔を見合わせた。アムは帰っていく子供たちのせをニコニコしながら見ている。榊聖と女性保育士は馬が合ったようで会話がもりあがっている。

 ゴロネコの日が暮れていく、そんな日の風景。


 ……一方園内

 屋根で見ていたブータがあくびとノビをして、下におりてきた。

ブータ「(……被害が最小限で良かったな)」

 倒れているウル&武田に話し掛けた。

ウル「(しくしく、忘れ去された…)」

武田「…女の子に手わだせねぇよ」

 ブータはニッコリ笑い、一声ないて猫士達を呼んだ。

SS 武田”大納言”義久
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