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【コンゴゲート案】

1991年、世界各地にゲートが出現。
それは戦場の中、都市の中、山の中、海の上…誰もが注目したゲートの中で最後に発見された大ゲートがコンゴゲートであった。
ゲートの出現が衆人環視の中であったり、その中より脅威が出現したり観光地に出現したものに関しては各国政府が衛星やレーダーから全力を行使しその存在を調査したのだが、
サロンガ国立公園でも目立たない場所にある湖で管理人の巡回も週に一度程度であり、特に光の柱が立ち昇る訳でもなかったというのが要因だったのだろう。
だがしかし、湖のゲート化の際に出現しそのまま成層圏を抜けて宇宙に飛び出した謎の星型発光体は幾つかの衛星が捉えており、各国の研究機関は他ゲートとの関連性を感じ、国連が急遽設立した調査団を現地に派遣したのであった。
公園管理者と共に発光体の出現元である湖を訪れた調査団が目の当たりにしたものは、輝き内部が見えなくなった湖面と相も変わらず平時通り水を飲む動物であった。
水質、大気、土壌と検査が進み異常の無いことが確認されると、他ゲートと同じく光の中への侵入が試みられた。
水中に梯子を降ろし第一陣が水面に入ると、不思議と濡れることなく全身が入ったところでイストモス、ラタ砦のゲートへと出たのである。
ゲートの出現即中から何かが飛び出してきた他ゲートと違い、異世界側のイストモスでは星神以下がゲートの安定と調子に努めていたために地球へと向かう任を受けたのが新人星巫女であり、
星神の啓示を伝えるために降臨する準備に手間取っている内に先に地球から調査団がやって来たという結果になった。
調査団の到着と同じくしてゲートを見守る東西イストモスの砦防衛員の上に毛竜に乗った羊人星巫女が降りてきて事の次第を説明したという。
当の星巫女は、山の一族の中で星詠みを担う巫女であったが、病から若くして亡くなりその後に星神に召されて星の巫女になったという。

自然公園の中でありその管理から施設建造まではコンゴ政府から国連に移譲される事となる。
各主要地からの道路と空輸の発着場も自然公園内という事で大規模なものは建造できず、細心の注意を払いながらの作業となった。
都市部から離れているのと、観光地ではなく自然公園の内部であることからそもそも一般人が常日頃やって来るような場所でも無いために施設の警備もそう厳重ではなくゲートの周囲も動物達が水飲みに入れる様に囲いもない。
今では検疫検査のゲートと滞在員のための施設は緩やかにゲートを調査し通過する人への対応を行っている。
イストモスからは地球へやって来る際に環境へ慣れるためにと異種族が訪れ、大自然の中で走ったり文化レクチャーなどを受けたりしている。
地球からも遠路からイストモスに赴き異世界の文化や星系を研究するために渡る者も少なくはない。
立地上極めて平和的、そうなるべくしてなったゲートである。

コンゴゲート立地案として一本

  • 行こうと思って気軽には行けない大ゲートは意外と多いなー。自然公園内だと高速道路とかも作れないわな -- (名無しさん) 2020-01-26 16:40:33
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最終更新:2020年01月14日 03:34