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【やったもん勝ち! R-15】

『Let's news!』
 十津那学園では昼休みになると、報道部によるケーブルテレビが放送される。
 かつて伝説の男と呼ばれた一人の生徒がry

「今日のゲストは変態四天王の三! 沢村 彪さんです。拍手~」
 守田 真昼のやる気が無いのかテンションが低いのか分からない紹介で、半分美少女沢村 彪が詰め寄るようにフレームインをする。

「アタシそんなの風に呼ばれれたわけ? ていうか? 三なの? このアタシ様で三なの? どんだけ壱とか弍とかスゲーわけ? ちょっと聞かせてよ」
 んー……と、真昼は歳相応に可愛らしく考え……
「一年三組だから三かな?」
 などと答える

「ウッソ!? そんな理由なの!」
「別に四天王の四が武器マスターで、弐がトカゲみたいに死なない奴で、壱が背中からステゴザウルスみたいに剣が出るわけじゃないですよ」
「風の戦士○ンの四天王ネタとかアンタ歳いくつよ」

「と、こんな感じで勧めたいと思います。では早速、質問のコーナー」
 彪の突っ込みをスルーして、真昼は和かにカメラ目線でガサガサと真昼は箱をまさぐり一枚のハガキを引き出した。

「えーっと、高等部二年 おっぱいまるお さんから。……ズバリ、彪さんのスリーサイズはいくつですか? ズバリ、ズバリ」
 トレードマークのメガネをシャキーン! シャキーン!とさせつつ、真昼はマイクを彪の口へと向けた。
 普通の女子高生ならば答えるのに憚られる質問だが、彪にかかれば「今日の朝ごはんは?」程度でしかない。

 彪は立ち上がり、丁寧にポジションを手で強調しながら答える。
「上から92のF、72、88」
「ちょ……ま、待って。何ウエストにリアルな数字言ってるんですか。そこは64とか男子に夢を持たせる数字にしてくださいよぉー」
 腰を浮かせてカメラと彪を交互に見やりながら、真昼は件のウエストを無駄なのに両手で隠す。

「ん~っとね。色は白っぽいピンク」
 胸元を覗き込みながら彪は聞かれていもいない事を告白する。
「うな! ななな何いってんですか! 彪さん!」
「……え? 別に今日のブラの色だけど? ……って、赤い顔して何を想像してたの? 何が何色だと思ったの?

 彪はわざわざテーブルの上に丸く柔らかいお尻を下ろし、勘違いして赤面する真昼へにじり寄る。
「真昼ちゃんは、ア・タ・シ・のぉ……何がピンク色だと思っちゃったのか・し・ら……」
 エロ追求の手は緩めない。にじり寄れば寄るほど彪のスカートの裾が乱れるが気にする様子もない。
「い、いやぁっ! 誰よ、この人ゲストにしようって言ったのぉ! 私の貞操が命日です!」

 彪の艶かしい手つきで頬や首筋を撫でられ、真昼は息も絶え絶えでカメラマンにカットの合図を送るがスルーされ続ける。
「じゃあ真昼ちゃん。次からアタシへの質問も一緒に答えましょう?」
「い、いやです! 彪さんへの質問はエッチなのばっかりです」
「見たんだ、質問。どんな風にエッ……チな質問だったのかしら? それを見て真昼ちゃんのカラダはどうなっちゃったのかしら?」
「もうやー、次! 次の質問ですー!」

 質問へ救済を求め、胸元に伸びる彪の手を打ち払いながら真昼は質問箱からハガキを取り出した。そこに書かれた質問の内容を見て、真昼はホッと胸を撫で下ろす。

「高等部三年 奥ピン前ピンボク単品さんからの質問。『領域シリーズでいつのまに彪さんの出番がありませんが、あれは科学グループと合流して暗躍してる伏線ですか?』とありますが?」

 突如、彪の上気だった頬が何処かに消え去り真顔に戻る。
「あー……。うんうん、あるよねー。キャラ多過ぎると途中で存在忘れたり描写を書き忘れたり、会話に参加させる予定のメモ忘れてそのまま書き上げちゃったりとかー……。ところでこのSSって異世界関係ないし、異世界人でないよねー多分」
「何言ってるんですか? 彪さん。こっち向いてください」
 彪は明後日の方向を見ながら、ぶつぶつと呟いている。

「とにかくマジ伏線とかないから。アタシは普通の人間だし裏とかもないから。それに別にアニーたんにセリフとか出番とか食われたりとかしてないから! マ・ジ・でッ!」
「わ、わかりました。じゃ、じゃあ次の質問です」
 これ以上、追求しては可哀想なので真昼も仏心を出す。

「中等部二年 夢恋人さんから。『彪さんは男の人と女の人どちらが好きなんですか? ちなみに私は女です』……なんだコレ?」

「挿れるなら女の子。挿れられるなら男の子」
「ぶぅっ!」
 即答する彪に、思わず噴き出す真昼。
「但し、後ろ限定ね。うふふ……」
「もうそれ私の勘違いじゃないですよね! アウトですよね! カットですよね? 部長?」
 赤面にやや涙目の真昼に問われたカメラの画面が左右に振られる。

「いくらネット配布版の映像だからって……」
「あははー。前は兄貴用に大切に取っておいてあるの。なんなら確認する? てか遥と彼方と設定被ってるでしょ? 作者が急遽ショタ女装歳逆転兄妹ネタ思いついたから、アタシの設定が分捕られちゃったの。あはは……。笑うでしょ。彼方ちゃんとキャラ被ってる理由ってコレなのよねー……クスン」

 あきらめモードの真昼の肩を叩き、彪も複雑な胸中を吐露した。

「うう……。もう好きにして……。次の質問です……。えーと、彪さんと【ゼプトの恋人】で出てくるティータさんと清浄の関係は?」

「よくぞ聴いた!」
 彪は親指で自分を指差し誇らしげに叫ぶ。先ほどとはテンションが大違いだ。
「英国美少女ティータの初めての唇はアタシが貰ったぁ! 悪いな清浄! あと大した話じゃないけどアタシは清浄の許嫁よ!」
「分けが分からないよ!」
 許嫁の恋人のファーストキスを奪うとか何を言ってるのか分からないと思うが状態である。

「アタシの心は美しい分だけ広いから、3≪ピー≫とか4≪ピー≫とかちょー余裕ですから!」
「今、ぜんぜんっ意味ないとこ消したでしょ! 音声さん!」
 真昼が虚空に吠える。

「力に限りはあるけど、愛とエロに限りをつけたら世界が終わるのよ! 真昼ちゃん。アナタなら記念すべき愛人28号に相応しいわ! 行きましょう! 今夜二人でアッチの世界でアッチまでイキましょう!」

「いやーっ! そんな『いいもわるいもリモコンしだい』みたいな愛人は嫌ぁああーっ!」

「いいリモコンもついてるの持ってるから、試してみる? スゴイの? ちょーすごいのマジで十回は天国見えるの保証付き!」
「彪に渡すな大事なリモコン~~~!」
 あっという間に組み伏せられる真昼。彪の大きな胸を押し付けられて、ささやかな真昼の胸が反抗するが受け入れられてしまう。Q.どこに? A.彪の豊かな胸に。

 そこへカメラがズームされたところで映像は不意に途切れた。



 薄暗い部屋で鑑賞していた男たちの落胆の声が響く。
「おい、これが秘蔵DVDだって?」
「なんだ! このモヤモヤ感!」
「……まて、なにか画面にぼんやりと書いてあるぞ?」

 づづきはうpロダで……







  • 他SSをネタにして交えるのは面白いと思いました。学園SSを読んでて思いましたが彪をはじめ結構な数の生徒が登場していますよね。それにしてもオープンエロでした -- (名無しさん) 2013-10-19 17:38:04
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最終更新:2013年10月19日 17:34