上演概要
- オフ・ブロードウェイミュージカル
あらすじ(公式サイトより)
ひとりの女性が罪を償い、仮釈放の身となった。彼女の名はパーシー。新天地を求めて刑務所内で手に入れた絵はがきを頼りに、ギリアドという田舎町にたどり着く。かつてこの町は採石場として活気もあったが、今はその面影はない。ただ、どこまでも続く山並み、深い森に恵まれている。パーシーはこの景色にどこか惹かれるものがあったのだ。
彼女は町の保安官ジョーの手配で、ハンナがひとりで切り盛りする『スピットファイヤー食堂』に住み込みで働くことになる。ハンナの甥っ子ケイレブと、町一番の噂話好きエフィは、パーシーを敵視し、よそ者扱いする。パーシーは挑発的に、自分が5年間刑務所にいたことを皆に聞こえるようにエフィに言う。言いたいことを勝手に言えばいいと。パーシーをただ一人受け入れるシェルビーは、夫のケイレブに隷属していて言いたいことも言えない。パーシーは食堂に住み込むうちに、ハンナの不審な行動と、深夜に出没する訪問者の存在を知る。パーシーはハンナが食堂を手放したがっていることをシェルビーから聞き、一口100ドルの作文コンテストを新聞広告に載せて、一番良い作文を書いた人に食堂をプレゼントすることを提案する。ハンナの持病を心配するシェルビーは、自分の意志で食堂を手伝い始める。
パーシーの飾らない性格と純真な心は、ハンナとシェルビーにとってかけがえのないものなっていた。3人は心を通わせ合うが、ハンナにはかつて町の英雄で今は行方の知れない愛息イーライのことで秘密を抱えていた。シェルビーは自分の意志に目覚めるが、結果従順を求める夫との間に亀裂が生じ始める。そしてパーシーは、自分が犯した罪と忘れることの出来ない、あまりにも悲しい過去を語り始める。四季は一巡りし、広大な森は黄金に色づき始める。美しい自然に抱かれて、そこに住む人々とギリアドの町に、再生の時が近づいていた…。
彼女は町の保安官ジョーの手配で、ハンナがひとりで切り盛りする『スピットファイヤー食堂』に住み込みで働くことになる。ハンナの甥っ子ケイレブと、町一番の噂話好きエフィは、パーシーを敵視し、よそ者扱いする。パーシーは挑発的に、自分が5年間刑務所にいたことを皆に聞こえるようにエフィに言う。言いたいことを勝手に言えばいいと。パーシーをただ一人受け入れるシェルビーは、夫のケイレブに隷属していて言いたいことも言えない。パーシーは食堂に住み込むうちに、ハンナの不審な行動と、深夜に出没する訪問者の存在を知る。パーシーはハンナが食堂を手放したがっていることをシェルビーから聞き、一口100ドルの作文コンテストを新聞広告に載せて、一番良い作文を書いた人に食堂をプレゼントすることを提案する。ハンナの持病を心配するシェルビーは、自分の意志で食堂を手伝い始める。
パーシーの飾らない性格と純真な心は、ハンナとシェルビーにとってかけがえのないものなっていた。3人は心を通わせ合うが、ハンナにはかつて町の英雄で今は行方の知れない愛息イーライのことで秘密を抱えていた。シェルビーは自分の意志に目覚めるが、結果従順を求める夫との間に亀裂が生じ始める。そしてパーシーは、自分が犯した罪と忘れることの出来ない、あまりにも悲しい過去を語り始める。四季は一巡りし、広大な森は黄金に色づき始める。美しい自然に抱かれて、そこに住む人々とギリアドの町に、再生の時が近づいていた…。
上演情報
世界初演:2001年(プレイライツ・ホライズンズ劇場)
日本初演:2009年
【初演】2009年
- 2009年5月5日~5月31日:シアタークリエ
【再演】2018年
- 2018年1月24日(水)〜31日(水):シアタークリエ
- シアタークリエ10周年コンサート「TENTH」内ダイジェスト版
- 会期全体は2018年1月4日~1月31日:シアタークリエ
- 1幕に凝縮
- 1月30(火)、31日(水)は、第2部、第1部の順番で上演
登場人物
パーシー・タルボット
ハンナ・ファーガソン
シェルビー・ゴダード
ネイハム・ゴダード
エフィ
ジョー・スパーリング
ゲイリー・ウォルシュ保安官
配役
役名 | 2009年 | 2018年 |
パーシー | 大塚ちひろ[未] | 坂本真綾 |
ハンナ | 剣幸[未] | |
シェルビー | 土居裕子[未] | |
ケイレブ | 宮川浩[未] | 坂元健児[未] |
謎の男 | 草野徹[未] | Spi[未] |
エフィ | 田中利花[未] | |
保安官ジョー | 藤岡正明[未] | 平方元基[未] |
スタッフ
- 音楽・脚本:ジェームズ・ヴァルク
- 歌詞・脚本:フレッド・アレイ
- 原作:リー・デイヴィッド・ズロートフ
- 演出・修辞:藤井清美[未](2009年)
- 演出:小林香[未](2018年)
- 訳詞:竜真知子
- 音楽監督:八幡茂
- 振付:神崎由布子
- 美術:中根聡子
- 照明:笠原俊幸
- 衣裳:黒須はな子
- 音響:大坪正仁
- ヘアメイク:河村陽子
- 歌唱指導:小林仁
- 舞台監督:山本圭太
- 演出助手:西祐子
- プロデューサー:小嶋麻倫子
- 製作:東宝