0318:集う男達  ◆kOZX7S8gY.




 その男――男塾一号生三面拳雷電。
 額に刻みし"大往生"の三文字を掲げつつも、この殺人ゲームでは誰一人往生させるつもりはなかった。
 運よく再会できた我らの塾長江田島平八、新たに仲間になった大空翼、空条承太郎らと共に必ずこのゲームから脱出する――そう誓っていた。
 その、三人の仲間。数時間前には、もう一人いた。
 名を奈良シカマル。雷電とは異なる世界に住む、木の葉の里の忍。
 若いながらも、任務のためならば己の命を捨てることを厭わない、立派な男だった。
 シカマルは雷電がこの世界で初めて出合った仲間――だが、午後六時の第三放送で彼の死が知らされた。
 あの時別行動を取らなければ、自分がもう一足先に不吉に気づいていれば。

「シカマル殿……」

 涙は自然と出るものだと、思い知らされる。
 共に行く先を見つめ合った仲間――その死――それを立証するもの。
 雷電は骸を前に、ただただ怒った。
 この立派な男を殺した殺人者に、彼を殺したこの世界に。
 流れる涙はその地に捨て、シカマルの遺体と共に埋葬する。
 そして向かう先は、新たなる仲間の元。
 もう同じ思いはしたくない。塾長も、翼殿も、JOJO殿も――誰も死なせない。
 決意を胸に、"大往生"を掲げる男は走り出す。


 ――下水道から脱出し、運よく再会できた"仲間"に別れを告げて。




「――クソッ! どこだぁー!! 隠れてねぇで出てきやがれぇ!!」
 血が流れ出る左肩を押さえながら、桑原和真が叫ぶ。
 現在彼が探している人物は、ブチャラティによって地中に落とされた雷電ではない。
 雷電を探し回る途中、立ち寄ったこの街で襲来した――見えない敵。

 ――ダン!
「ぐあっ!!?」
 急激に背中が熱くなる。その次に押し寄せてきたのは痛み。そして血。
 桑原の左肩と背中は、影からの襲撃者の手によって赤く染まっていた。
 おそらく敵の武器は銃。威力はそれほどでもないようだが、さすがにこれ以上くらい続けるのはまずい。
(ちくしょう! 敵の位置が掴めねぇ!! ヤローこの暗闇に乗じて俺を嬲り殺しにしやがるつもりか!!)
 街は闇一色。明かりといえば、空から照らされる月光とわずかな街灯しかない。
 そんな中での奇襲。敵が姿を見せないのは、夜という時間帯を有効活用した戦術だった。

(ククク……焦ろ焦ろ。所詮は天才と凡人、貴様にこのアミバ様の位置は掴めまい)
 影から桑原を狙うスナイパーの正体は、絶好調アミバ。
 仙豆を食べて頗る快調だった彼も、ようやくゴンに続く獲物を発見できた。
 取った手段は闇討ち。本当なら一撃で仕留めたかったが、相手も戦闘のノウハウというものは積んでいるようだった。
 寸でのところで急所を避け、動き回りながらこちらの居場所を索敵している。
 加えてアミバの持つ銃、警察官用のニューナンブでは、どうしても威力が足りない。
 ただでさえタフな桑原だ。一発二発どころでは倒れさえしなかった。
 しかしアミバは焦らない。この暗闇に紛れての襲撃、絶対に感づかれることはないからだ。
 夜と闇は、天才に味方している。


「そこで何をしておられるのかな?」


「うわらば!!?」
 敵はどこかと周囲を警戒していた桑原の頭上から、突如奇怪な声が発せられた。
「――な!?」
 見ると、一人の男が民家の屋根からぶっ飛ばされていた。その手には銃が握られ、先程までの銃撃はコイツの仕業だったことが窺える。
 つまりは、桑原の敵。そいつが見事なまでに宙を待っていた。
 そして、地に着く。
「ぐへっ!」
 華麗に着地――とはならなかった。
 桑原を狙っていたスナイパー、アミバはこの世界に来て二度目の日本列島の味を感じた。要するに頭から落下したのである。
「危ないところであったな、"和真"殿」
 桑原が空から降ってきたアミバに気を取られていると、後方から自分の名前を呼ぶ声が。
 振り返ってみると、そこには探し人であった強面のおっさん――承太郎の仲間、雷電の姿があった。
「あんたは……なんで俺の名前を?」
 あの時桑原は物陰から雷電の顔を見ていたが、雷電は桑原の正体には気づいていなかったはずだ。なのになぜ名前を知っているのか。
「話は後だ。まずは和真殿を狙っていたこの外道……拙者が成敗いたす!!」
 疑問符を浮かべて詰め寄ろうとする桑原を制し、雷電は情けなく地に突っ伏すアミバを見る。
 民家の屋根から桑原を狙撃し、殺そうとしていた殺人未遂者。弁解の余地はない、この男はゲームに乗った者だ。

「ぐぐぐ……貴様ぁ……よくも、よくもこのアミバ様にこんな屈辱を……!!!」
 起き上がり、アミバは再度ニューナンブの銃口を構える。それは、天才に逆らった愚かな凡才を狙っていた。
「引き下がる気はないか……生憎今の拙者は虫の居所が悪い。手加減はできぬぞ!」
 一度だけ忠告すると、雷電は電光石火の勢いでアミバに詰め寄る。相手が銃を構えているにも関わらず、真正面から。
「ふん、馬鹿めがァ!!!」
 アミバは問答無用で引き金を引くが、三面拳随一の体捌きを誇る雷電には通用しなかった。
 相手の指の動きを捉え、発砲の瞬間を推測、回避。なおも直進。
「うおっ!?」
 アミバが驚いたのは、一瞬だった――

「大往生ーーーーーっ!!!」
 その形相は、猛虎の如し。その軽やかさは、燕の如し。
 あらゆる拳法に精通した雷電の繰り出す跳び蹴りは――完璧にアミバの顎を砕いた。
「――――!!?」
 もはやそこに声はなかった。断末魔の叫びを上げることもなく、自信過剰な天才、アミバの身体は吹き飛ばされた。
 蹴りが決まり、一瞬の静寂が訪れる。攻撃を繰り出した者は無様な天才を見下ろし、天才は再び地に伏し、傍観していた者は静寂を破った。
「……すげぇ」
 全ては一瞬で片付いた。そう、突如現れた雷電の神速の技は、正に一瞬。
 この怒りに燃える男の戦いに、桑原は目を奪われていた。

「……ば、馬鹿なぁ……この天才が……?」
 一瞬でのされたアミバが唸る。
 自分は天才だったはずだ。仙豆を食べて、体力も全快だったはずだ。なのに、なのに……
 天才は気づかない。天才であるが故に。
 己の愚かさに。慢心と過剰な自信が齎した結果に。

「……オレは天才だァァァ!!!」
 アミバはまだ諦めていなかった。
 未だ手に握られていたニューナンブを構えなおし、雷電を狙う。
 片は付いたと思われた今、この発砲は奇襲としては絶大なタイミングだ。三面拳だろうとなんだろうと、逃れることは――
「!」
 引き金を引いて、驚愕した。
 銃声が鳴らない。弾丸が出てこない。
 ……弾切れだった。
「馬鹿な……天がこの天才を見放しただと……?」
 アミバの顔が陰りを見せた。

「馬鹿な、馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な!!」
 何度も何度も引き金を引くアミバだが、やはり弾丸は出てこない。
 哀れな天才は――本当に見放されたのだろうか。
「……万策尽きたようだな。拙者、無駄な殺生は好まん。気が変わらぬ内にどこへなりとも消え失せろ!」
「なっ!?」
 見逃してやる。雷電の言っていることは、つまりそういうことだった。
(天が天才を見逃した……? くくく……馬鹿な)
 アミバは心の中で笑った。この男は同じだ。あの江田島平八と。
 この天才に匹敵する強さを持ち合わせておきながら、殺し合いには不要な"甘さ"を持っている。
 どうやら雷電はアミバの武器が銃一丁とばかり思っているようだが、アミバには今まで習得してきた数々の拳法がある。
 むしろアミバの本力はそちらにあると言ってもいい。弾が切れたのであれば自慢のアミバ流北斗神拳を行使すればいいだけのこと。
「おい! 何あめぇこと言ってやがるんだ!! こいつは俺達を殺そうとしたんだぞ!!」
 雷電の言葉に対し不敵な笑みをするアミバを見て、桑原は危機感を感じた。
 この男は何か企んでいる。ここで仕留めておかねば、何か良くないことが起きると。

「――そういう男なのさ、男塾三面拳、雷電ってのは」
 桑原に向かって、新たな声が発せられた。
「もっとも、出会ったばかりの俺が言うのもなんだがな」
 振り向くと、そこには新たな人物が二人、到来していた。
 おかっぱの男を背負う学ランの男と、学ランの男に背負われるおかっぱの男。
「あんた…………! っブチャラティ!?」
 数時間前に別れた、空条承太郎とブチャラティだった。
 まず目に付いたのは、気絶しているブチャラティ。別れる前、この二人は戦闘中だったはずだ。ということは、
「おっと、早まるなよカズマ。こいつは約束どおり"殺さずに""ほどほどに"痛めつけただけだ」
 承太郎は詰め寄ろうとした桑原を冷静に宥める。

「おい、そこの奴」
 新たな敵の到来に焦り始めたアミバは、汗を流しながら承太郎の言葉を受け取る。
「俺達は基本的にゲームには乗っていない。
 だが、テメーが殺る気で来るというならこちらもそれなりの対処をするだけだ。それを承知でまだやるってんなら……」
 承太郎は睨みを利かせてアミバを牽制する。

「"殺さずに"でもなく、"ほどほどに"でもなく、テメーを"完膚なきまでに"叩きのめす」
 もちろん本気だ。それはアミバにも伝わっているだろう。
 だからこそ、冷や汗が止まらなかった。状況は三対一。これではいくら絶好調の天才といえども……
「ぐ……ぐぐ……」
 怒りを堪えるような顔で、アミバは苦悶する。ここで引き下がるべきか否か。
 プライドを考えれば、そんな選択はありえない。
 だが、現実問題一人で三人を相手にするのは難しいだろう。そんなことは凡才でもわかる。
(なにか……なにか策はないのか!?)
 こんな境遇に置かれても、アミバはここにいる全員を皆殺しにすることを諦めていない。
 必死に逆転の一手を模索する。

 そんな時だった。
「――おーい、JOJOく~ん、雷電さ~ん!」
 夜の街に、少年のような元気な声が響いた。
「――!? っ翼!?」
 その声は、この街で休息していた大空翼のもの。
 おそらくは先程の銃声を聞きつけてやってきたのだろう。
 そしてその翼の姿は――誰よりもアミバに近かった。

 これは天が齎したラストチャンス!
 アミバは瞬時に起き上がると、元気に手を振る翼の元へ走った。
 見たところ武器は確認できない。顔付きも温和そうで、とても戦いに精通しているようには見えない。
 こいつを人質に取れば――
「くっ、逃げろ翼ァァァ!!!」
 叫ぶ承太郎だったが、翼とアミバの距離はもう間近。
 ここからでは、例え『スタープラチナ』を発動させても間に合うかどうか。
 だが、すぐにそんな心配はいらないことに気づいた。
 翼が現れても微動だにしなかった雷電と、何より翼の横から現れた大きな影が見えたから。

「わしが男塾塾長江田島平八である!!!」

 アミバの魔の手が翼に伸びようとしていた正にその時、横合いから遮るように巨体が君臨した。
 もはや説明は必要ないであろうその男、江田島平八。アミバの行く手を遮ったのは、またしてもこの男だった。
「え、江田島!?」
「ほう、久方ぶりじゃのお。まだ生きておったのか。結構結構」
 捜し求めていた仇敵、江田島平八の登場。しかし、なんという悪いタイミングでの登場か。
 周りは敵だらけ。ここで江田島との再戦を果たす余裕はない。

「ぐ……くそおおおお!!! 覚えていろよ貴様らぁぁぁぁ!!!」
 人生最大の屈辱を背負い、アミバは逃げ出していった。
 追う者は誰もいない。天才の去ったそこに、ゲームに乗った者はいなかった。




 天才過ぎ去りし後、一軒の民家には、六人の男が集っていた。
 サッカー選手、学ラン、ギャング、ヤンキー、男塾塾生、男塾塾長。
 外見的なメンツだけで言えば、なんとも濃いメンバーだった。
「なるほど、あんたは俺が雷電のおっさんを探し当てるより早く、おっさんと合流してたってわけか」
 雷電が桑原の名前を知っていた理由、そして絶妙なタイミングで承太郎が現れた理由は、そこにあった。
 下水道を移動している内にどこともわからない場所に出た雷電は、所在地を確かめるべく移動していたところ、シカマルの死体を発見した。
 その後そこが茨城県であることを知り、栃木まで戻る内に戦闘を終えた承太郎に遭遇した。
 その間雷電を探し回っていた桑原は、偶然にも承太郎たちの仲間である翼と江田島の潜伏先の街にて、襲撃者に襲われた。という具合だった。
「まあそういうことだ。まったく、ブチャラティのせいで余計な時間を取らされたが……」
「でもこうやって仲間を増やすことは出来たよ! さすがJOJO君!」
 仮定はどうあれ、結果的に増えた新たな二人のメンバーに、翼は大いに喜んでいた。
「……拙者も偶然とはいえ、目的を果たすことが出来た。ブチャラティ殿には感謝したいところだ」
 雷電もブチャラティの所業には不満がないようで、深々と頭を下げた。当の本人であるブチャラティはまだ気絶していたが。
「それで? さっきも言ったとおり俺たちは仲間を求めている。カズマ、お前の答えを聞きたいんだが」
「答えも何も、俺は仲間になることにはなんの不満もねぇ。だが……」
「こいつはどうかわからない、か」
 一同の視線がブチャラティに向く。この不器用な男は、いったいどんな答えを返すだろうか……?
「ふむ、どうやらあとはこのブチャラティとかいう男の返答待ちというところか。
 ならば夜ももう深い。この男が目を覚ますまで、皆は休むがよかろう」
 時刻は真夜中――放送も近い。
 その日は江田島の号令の下、就寝と相成った。
 ただ一人……桑原和真だけは、気絶したままのブチャラティが気になって寝付けなかったが。




 放送間近――結局、この六時間の間にアミバの快進撃は始まらなかった。

(おのれ……おのれおのれおのれおのれおのれェェェ!!!)

 邪魔をしたのはまたもや江田島平八、そして江田島と同じく男塾というところに属する雷電。

(憎きは男塾! この天才をコケにした罪……たっぷりと味わわせてやる!)

 今まさに栃木県を出ようとしていたアミバは、顎の痛みと耳に焼きついた江田島の大声に悩まされていた。
 だが身体はまだ健在――アミバの夜は、まだ終わらない。




【栃木県/真夜中】
【アミバ@北斗の拳】
 [状態]:顎骨破砕
 [装備]:ニューナンブ(弾切れ)@こち亀
 [道具]:支給品一式(食料1日分消費)、ゴンの荷物一式(食料一食分消費) 、シカマルの荷物一式(食料一食分消費)
     テニスボール@テニスの王子様(残り2球)
 [思考]:1、夜を生かして殺しまくる。
     2、皆殺し。
     3、男塾(江田島・雷電)に復讐する。


【栃木県・民家/真夜中】
【大空翼@キャプテン翼】
 [状態]疲労小、精神的にやはりやや壊れ気味
 [装備]拾った石ころ一つ
 [道具]荷物一式(水・食料一日分消費)、クロロの荷物一式、ボールペン数本 
 [思考]1:しばらく休息。
    2:悟空を見つけ、日向の情報を得る。そしてチームに迎える。
    3:仲間を11人集める。
    4:主催者を倒す。

【江田島平八@魁!!男塾】
 [状態]:健康、監督
 [装備]:無し
 [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費)、一護の荷物一式、ジャスタウェイ@銀魂
 [思考]:1、「わしが男塾塾長、江田島平八である!!!」
      (しばらく休息)
     2、「日本男児の生き様は色無し恋無し情けあり」

【雷電@魁!!男塾】
 [状態]:健康
 [装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂
     斬魄刀@BLEACH(一護の衣服の一部+幽助の頭髪が結び付けられている)
 [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費)
 [思考]1:しばらく休息。
    2:知り合いとの合流。
    3:何があっても仲間を守る。

【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
 [状態]そこそこ疲労、肩・胸部に打撲、左腕骨折(以上応急処置済み)、肩に貫通傷
 [装備]シャハルの鏡@ダイの大冒険
 [道具]荷物一式(食料二食分・水少量消費)、双子座の黄金聖衣@聖闘士星矢、らっきょ(二つ消費)@とっても!ラッキーマン
 [思考]1:しばらく休息。ブチャラティが目覚め次第仲間になるよう交渉する。
    2:悟空・仲間にできるような人物(できればクールな奴がいい)・ダイを捜す
    3:主催者を倒す

【ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険】
 [状態]右腕喪失、全身に無数の裂傷(応急処置済み)、気絶、全身の関節が外れている
 [道具]荷物一式 、スーパー・エイジャ@ジョジョの奇妙な冒険
 [思考]1:気絶
    2:首輪解除手段を探す
    3:主催者を倒す

【桑原和真@幽遊白書】
 [状態]やや疲労、左肩・背中に銃創(処置済み、戦闘には支障なし)
 [装備]斬魄刀@BLEACH
 [道具]荷物一式(水・食料一日分消費)
 [思考]1:しばらく休息。が、ブチャラティのことが気になる。
    2:ブチャラティを監視
    3:ピッコロを倒す仲間を集める(飛影を優先)
    4:ゲームの脱出

※シカマルの死体は埋葬しました。

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311:アミバ快進撃~前兆~ 大空翼 330:受け継がれる魂
311:アミバ快進撃~前兆~ 江田島平八 330:受け継がれる魂
311:アミバ快進撃~前兆~ アミバ 330:受け継がれる魂
295:混沌体験//~序章~ 雷電 330:受け継がれる魂
313:混沌体験//~空条承太郎はクールな仲間が欲しい~ 空条承太郎 330:受け継がれる魂
313:混沌体験//~空条承太郎はクールな仲間が欲しい~ ブローノ・ブチャラティ 330:受け継がれる魂
295:混沌体験//~序章~ 桑原和真 330:受け継がれる魂

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最終更新:2024年06月24日 19:53