「病気の子供にホームランを約束した翌日マルチ安打で猛打賞を貰ってヒーローインタビューを受ける巨人小笠原内野手。」
【1149 『東部』 山の近く】
【松野カラ松@小説おそ松さん 6つ子とエジプトとセミ@小学館ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
死にたくない。帰りたい。
●中目標
ドッキリっぽかったんでネタバラシまでニート。
●小目標
暇だな……
【目標】
●大目標
死にたくない。帰りたい。
●中目標
ドッキリっぽかったんでネタバラシまでニート。
●小目標
暇だな……
【野町湊@四つ子ぐらし(6) 夏のキャンプは恋の予感(四つ子ぐらしシリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
家に帰る。
●中目標
本当にドッキリなのかな……
●小目標
松野さんに着いていく。
【目標】
●大目標
家に帰る。
●中目標
本当にドッキリなのかな……
●小目標
松野さんに着いていく。
「あの……さすがに何かしたほうがいいんじゃないでしょうか。」
いくらなんでもこれはマズいだろうと、片手を上げながらおずおずと言う湊。そんな彼の前で、『病気の子供に勝利投手になることを約束したハマの番長三浦大輔を、タイムリーで降板させそのままの勢いでお立ち台に上がる日ハム内川聖一』のモノマネをしていたカラ松は、サングラスを外しながら「なぜ働くんだい?」と返した。
「ルールを思い出すんだミナッティー。生き残るのは最後の1人。しかも追加ルールで生き残れる人数も増える。ならオレたち以外の参加者がいなくなってから殺し合いに向き合えばいい。」
「でも……兄弟の名前も呼ばれたんですよね?」
「でも……兄弟の名前も呼ばれたんですよね?」
ミナッティーってなんだよとツッコミたくなるのをこらえて聞く。そんな彼に、いつの間にかつけていたカラコンをきらめかせながら「ああ、そしてこのカラ松の名前よ呼ばれた、つまり──」
ドッキリ。
声には出さず、口をハッキリと動かして、カラ松は言った。
声には出さず、口をハッキリと動かして、カラ松は言った。
湊とカラ松が出会ったのは、どれだけ前だろうか。アスモデウス・アリスと竈門禰豆子を見失い途方に暮れていたところに黒のセンチュリーが遠くで走っているのをみかけ、しばらくしてから喫茶店の前で路駐しているのを見つけて声をかけてからの仲である。
それから2人は何もしていない。
本当に何もしていない。
さすがに自己紹介やこれまでの出来事について話はしたが、話しながら喫茶店にあったものを適当に口にしている時に聞こえてきた放送が、2人の方針を決めた。
つまりニート。めちゃくちゃニート。
生きている自分の名前がふざけたあだ名で呼ばれた段階で、カラ松はこれが劇場版とかではなくせいぜい1話分のネタだなと察した。
それから2人は何もしていない。
本当に何もしていない。
さすがに自己紹介やこれまでの出来事について話はしたが、話しながら喫茶店にあったものを適当に口にしている時に聞こえてきた放送が、2人の方針を決めた。
つまりニート。めちゃくちゃニート。
生きている自分の名前がふざけたあだ名で呼ばれた段階で、カラ松はこれが劇場版とかではなくせいぜい1話分のネタだなと察した。
「怒らないで聞いてくださいね、突然拉致られて殺し合えなんて企画を真に受けるなんて馬鹿みたいじゃないですか。」
世にある数多のデスゲームを愚弄するカラ松。その忌憚のない意見に、湊は口を閉じるしかなかった。
冷静になれば、冷静になれば今の状況も、アリスと禰豆子の戦いも、あまりに常識離れしすぎている。しかも、戦国武将はまだしも、死者として呼ばれた張本人のカラ松がピンピンしているのだ。これで殺し合いなどと信じられるわけがない。この12時間で全く身の危険どころかまともな人間と遭遇しないなどありえない。
冷静になれば、冷静になれば今の状況も、アリスと禰豆子の戦いも、あまりに常識離れしすぎている。しかも、戦国武将はまだしも、死者として呼ばれた張本人のカラ松がピンピンしているのだ。これで殺し合いなどと信じられるわけがない。この12時間で全く身の危険どころかまともな人間と遭遇しないなどありえない。
「そう……ですね。誰も死んだりしてませんよね。」
何より、宮美四月が死んだなんて、湊は信じたくなかった。