「このオッサンまだ起きねえぞ。やっぱ死んでんじゃねぇか?」
「虹村さん、どうしましょう?」
「どうするっつったって、運ぶしかねえよなあ……」
「虹村さん、どうしましょう?」
「どうするっつったって、運ぶしかねえよなあ……」
道の端っこに気をつけの体制で気絶している男性を、中学生ほどの少女と人相の悪い改造学ランの男が覗き込みながら話す。
北上美晴と虹村億泰の2人は、謎の男性の処遇について話し合っていた。
この男性、元々は億泰が最初に見つけて道の真ん中から端っこに動かして介抱していた。それをしばらく見ていた美晴が、外見の割に良い人そうだと思って声をかけ、そこから2人で行動している。目下のところは、この男性を連れて行ける病院なりなんなりの休める所だ。とりあえず近くにデパートを見つけたのでそこに運ぶことにする。野ざらしはまずいもんね。
とはいえ、2人の関心は男性よりも、もちろん現在の状況にあった。
北上美晴と虹村億泰の2人は、謎の男性の処遇について話し合っていた。
この男性、元々は億泰が最初に見つけて道の真ん中から端っこに動かして介抱していた。それをしばらく見ていた美晴が、外見の割に良い人そうだと思って声をかけ、そこから2人で行動している。目下のところは、この男性を連れて行ける病院なりなんなりの休める所だ。とりあえず近くにデパートを見つけたのでそこに運ぶことにする。野ざらしはまずいもんね。
とはいえ、2人の関心は男性よりも、もちろん現在の状況にあった。
「で、よお、美晴ちゃん。さっきの話なんだけどよぉ……その、ケ、ケロンパだっけ?」
「ギロンパです。」
「そうそれそれ。この殺し合いもソイツが開いたんじゃねぇのか?」
「ギロンパです。」
「そうそれそれ。この殺し合いもソイツが開いたんじゃねぇのか?」
このゲームはなんなのか。参加者の大半が考えている問題である。
当然、億泰もそれが気になっている。赤い空・赤い霧・ヤバい首輪の3点セットを見れば、これがトリックだとかそういうちゃちなモノではないとわかるし、街を歩いて文字が全て日本語のような何かとなれば、尋常な事態ではないと気づく。
億泰の場合想像するのはスタンド攻撃だ。いわゆる超能力者である彼からすると、不思議なことはとにかくスタンドに結びつけて考えがちである。
そんな彼が美晴から話を聞こうとする理由は単純明快。
今つけられているこの首輪、それを着けられて命がけのゲームに巻き込まれたことが美晴にあるからだ。
当然、億泰もそれが気になっている。赤い空・赤い霧・ヤバい首輪の3点セットを見れば、これがトリックだとかそういうちゃちなモノではないとわかるし、街を歩いて文字が全て日本語のような何かとなれば、尋常な事態ではないと気づく。
億泰の場合想像するのはスタンド攻撃だ。いわゆる超能力者である彼からすると、不思議なことはとにかくスタンドに結びつけて考えがちである。
そんな彼が美晴から話を聞こうとする理由は単純明快。
今つけられているこの首輪、それを着けられて命がけのゲームに巻き込まれたことが美晴にあるからだ。
「ガキ百人誘拐してゲームで殺そうとして、しかもカチコチになって死ぬ首輪を着けられたとか、それもうソイツが犯人だろ。」
「そうだと思うんですけど、でも、ギロンパならああいうふうに誰かに任せたりしないで、自分でルールを説明すると思います。前も自分でやってたんで。」
「ずいぶん性格の悪いやつだな。」
「はい。本当に。」
「そうだと思うんですけど、でも、ギロンパならああいうふうに誰かに任せたりしないで、自分でルールを説明すると思います。前も自分でやってたんで。」
「ずいぶん性格の悪いやつだな。」
「はい。本当に。」
そう言う美晴の声には怒りが込められている。あのギルティゲームでは、多くのこどもが死んでいった。その中には美晴と同じ学校の児童もいたし、イケメンの王子様系男子もいたし、美晴たちを土壇場で裏切った奴もいた。良い人も悪い人もいたが、死んでいい人間は一人もいなかった。そもそも、あんなゲームが開かれなければ、悪い人にならず良い人のままいられた子も多かっただろう。
美晴だってそうだ。今こうして生き残るまでに、死んでいく仲間を何もできずに見殺しにせざるを得なかったことが何度も起きた。それでも最後の場面で、仲間が自分を見捨てず助けてくれた以上、美晴は生きなければならない。生きてギロンパのことを伝えなければ、あのゲームで死んでいった90人以上のこどもたちは、今も行方不明者として多くの親や警察が探し回っているこどもたちの犠牲が何だったのかという話になる。
美晴だってそうだ。今こうして生き残るまでに、死んでいく仲間を何もできずに見殺しにせざるを得なかったことが何度も起きた。それでも最後の場面で、仲間が自分を見捨てず助けてくれた以上、美晴は生きなければならない。生きてギロンパのことを伝えなければ、あのゲームで死んでいった90人以上のこどもたちは、今も行方不明者として多くの親や警察が探し回っているこどもたちの犠牲が何だったのかという話になる。
(そりゃあ……何人も殺せば恨まれるわな……)
美晴の覇気のある声に、億泰は黙った。
億泰が美晴について知ることは少ない。せいぜいが小学生で家が医者というぐらいだ。顔はカワイイとは思うが、内面などについてはとんとわからない。
それでも殺人なんてなければこんなふうに何かに憎々しげに怒りをぶつけることはなかっただろうと思う。
億泰と兄の形兆は、化物と化した父を殺すスタンド使いを生み出すために、適合者以外を殺すスタンドの矢を使ってきた。億泰は直接手を汚さなかったが、間接的にでも殺した数は相当なものだ。
もちろんそのことは美晴には伝えていない。伝えれば共に行動はできないだろう。だが、そんな過去があるからこそ目の前で巻き込まれてる子供ぐらいは守ったほうがいいだろうという気が出てくる。スタンド使いということも黙っているので苦労はするだろうが、それとなくなんとかしようと決めていた。
億泰が美晴について知ることは少ない。せいぜいが小学生で家が医者というぐらいだ。顔はカワイイとは思うが、内面などについてはとんとわからない。
それでも殺人なんてなければこんなふうに何かに憎々しげに怒りをぶつけることはなかっただろうと思う。
億泰と兄の形兆は、化物と化した父を殺すスタンド使いを生み出すために、適合者以外を殺すスタンドの矢を使ってきた。億泰は直接手を汚さなかったが、間接的にでも殺した数は相当なものだ。
もちろんそのことは美晴には伝えていない。伝えれば共に行動はできないだろう。だが、そんな過去があるからこそ目の前で巻き込まれてる子供ぐらいは守ったほうがいいだろうという気が出てくる。スタンド使いということも黙っているので苦労はするだろうが、それとなくなんとかしようと決めていた。
「……あっ。そうでした、早く運んであげないとですね。」
「おっ、そうだな。しっかしデっけぇなぁ、おれもタッパはあるけどよぉ……ん?」
「おっ、そうだな。しっかしデっけぇなぁ、おれもタッパはあるけどよぉ……ん?」
やるべきことを思い出した美晴に話しかけるチャンスを見いだして便乗する。気まずいのは苦手だと思いながら男性を担ぎ上げようとして、近くの窓ガラスに反射した人影に気づいた。
振り返るとイケメンのチャラ男と、美晴と同じぐらいの女子と黒くて大きな犬がいた。まるで犬の散歩の途中かのように気楽な様子で話しかけてくる明斗に、さすがに2人とも戸惑う。隣で緊張した面持ちでなんだかバチバチしてる降奈がいなければ胡散臭さに逆に警戒感を持っていただろう。
(って、なんであの子バチバチしてんだ?)
「北上美晴です。この人は……」
「虹村億泰だ。もち乗ってねぇけどよぉ、その、フルナちゃんだっけ? なんかすっげービリビリしてるけど大丈夫か?」
「あ、はい! ぜんぜん平気です!」
「お、おう、そうか。」
「それで、そのオッサンは?」
「そこに落ちてた。10分ぐらい前に見つけたんだけどよ、ここいらを見て戻ってきたらまだ寝てんだよ。」
「へー。なるほどねぇ。」
「それでこのままにしとくわけにもいかねえから、今からあそこのデパートに運ぼうってわけよ。メイトだっけ? 手伝ってくれよ。」
「出会って1分でかよ……やるけどさ。動かしながら色々聞かせてもらうぜ。」
「北上美晴です。この人は……」
「虹村億泰だ。もち乗ってねぇけどよぉ、その、フルナちゃんだっけ? なんかすっげービリビリしてるけど大丈夫か?」
「あ、はい! ぜんぜん平気です!」
「お、おう、そうか。」
「それで、そのオッサンは?」
「そこに落ちてた。10分ぐらい前に見つけたんだけどよ、ここいらを見て戻ってきたらまだ寝てんだよ。」
「へー。なるほどねぇ。」
「それでこのままにしとくわけにもいかねえから、今からあそこのデパートに運ぼうってわけよ。メイトだっけ? 手伝ってくれよ。」
「出会って1分でかよ……やるけどさ。動かしながら色々聞かせてもらうぜ。」
むしろ明斗よりもフルナの方に関心が向く。静電気では説明がつかないぐらいにバチバチしている。というか、なんか光っている。明らかに放電しているように見えるのだが、まあそういうスタンドだろと納得してとりあえず男性を運ぶことを優先する。自分がスタンド使いなのでわかるが、これを初対面の人間に説明するのは難しい。そしてなにより、建物に入れば銃が落ちている街で、道っぱたに突っ立っていたくない。早々殺し合いに乗るやつはいないと思うが、今マシンガンでも連射されたらおれら6人(5人と1匹)は死ぬなと、兄のスタンドを思い出したながら急ぐ。
「なるほどねぇ……」
「あ? 何がだ。」
「さっき言いそびれたけどさ、フルナがバチバチしてるの気になるよね。」
「まあな。なんか体質か?」
「そんなとこ。お互いそういうの知ってるでしょ?」
「お前、もしかして。」
「最初に言っとかないと信頼されない能力だから言うが、サイコメトラーなんだよね。フルナは、エレクトロマスターとかか。で、億泰さんは、これなんだ? 人形使いか?」
「ちぃっ、お前もスタンド使いかよ。」
「あ? 何がだ。」
「さっき言いそびれたけどさ、フルナがバチバチしてるの気になるよね。」
「まあな。なんか体質か?」
「そんなとこ。お互いそういうの知ってるでしょ?」
「お前、もしかして。」
「最初に言っとかないと信頼されない能力だから言うが、サイコメトラーなんだよね。フルナは、エレクトロマスターとかか。で、億泰さんは、これなんだ? 人形使いか?」
「ちぃっ、お前もスタンド使いかよ。」
男性を両脇から抱えているために、億泰と明斗の体は一部触れ合っている。サイコメトラーということはそこから心を読んだのだろうと、慌てて手をずらした。
フルナの様子から察してはいたが、明斗もそうだとは思わなかった。だがスタンド使いばかりを参加者にするということはかえって納得がいく。他ならぬ億泰も能力者を集めていたので違和感は無い。だからといって心を読まれて良い気持ちなどするわけが無いが。
フルナの様子から察してはいたが、明斗もそうだとは思わなかった。だがスタンド使いばかりを参加者にするということはかえって納得がいく。他ならぬ億泰も能力者を集めていたので違和感は無い。だからといって心を読まれて良い気持ちなどするわけが無いが。
「てことは、あの犬もか?」
「さあな。やけに賢いけど、そこまでは読めないんでね。美晴は──イテッ。」
「さあな。やけに賢いけど、そこまでは読めないんでね。美晴は──イテッ。」
そのまま詳しく話を聞こうとしたところで、ちょうどデパートに着く。自動ドアが開いた途端に、犬ことカザンが走って明斗の制服を噛んだ。つられて億泰も後ろにつんのめる。なんだこのバカ犬と叱りつけようとして、前方に現れた巨体に呆気にとられた。
顔が蜘蛛の巨人だ。顔が蜘蛛の巨人としか言いようのない何かが、首輪を着けてデパートの中にいる。そして、走ってきた。
顔が蜘蛛の巨人だ。顔が蜘蛛の巨人としか言いようのない何かが、首輪を着けてデパートの中にいる。そして、走ってきた。
「家族……家族ウウウウウウウ!!」
「明斗、どんだけヤれる。」
「一般人並。フルナとカザンも。」
「だよなぁ、とっとと逃げろ! 《ザ・ハンド》!」
「明斗、どんだけヤれる。」
「一般人並。フルナとカザンも。」
「だよなぁ、とっとと逃げろ! 《ザ・ハンド》!」
戦闘は突然にはじまった。億泰は男性を明斗に押しつけると己のスタンド、《ザ・ハンド》を出して接近する。《ザ・ハンド》は近距離パワー型のスタンドであるため射程距離が極端に短い。できるのなら2m程度までしか離れさせないようにしないとスペックが大きくダウンしてしまう。それに後ろからついてくる美晴たちが逃げる時間も稼がなくてはならない。
「2人とも、逃げるよ!」
「明斗さん、どうしたんですか?」
「説明は後だ!」
「あれじゃあしばらくかかるな。《ザ・ハンド》! 削っちまえ!」
「明斗さん、どうしたんですか?」
「説明は後だ!」
「あれじゃあしばらくかかるな。《ザ・ハンド》! 削っちまえ!」
巨人の足は想像よりもかなり早い。億泰が距離を詰めるより早く間合いを無くし、腕を振りかぶる。それに対して億泰は、《ザ・ハンド》の拳をふるわせた。《ザ・ハンド》の右手は触れるものを何でも削り取る。それはすなわち、あらゆるものを破壊できる右手だ。
巨人の右手と《ザ・ハンド》の右手がかち合う。パワーでは負けるかもしれないが、削ってしまえば一緒だ。そう思い腕を振り切ろうとして、一瞬動きが止まる。当たる寸前で引き戻して、防御の構えをとらせた。
巨人の右手と《ザ・ハンド》の右手がかち合う。パワーでは負けるかもしれないが、削ってしまえば一緒だ。そう思い腕を振り切ろうとして、一瞬動きが止まる。当たる寸前で引き戻して、防御の構えをとらせた。
(クソったれ、なにビビってんだ。)
心中で自分に悪態をつきながら、《ザ・ハンド》からフィードバックされた衝撃でふっ飛ばされる。ギリギリでスウェーの様に後ろに下がったがとても威力を殺しきれず、バイクにでも跳ねられたように吹っ飛ぶ。「ぐはぁっ!?」と背中から明斗の悲鳴が聞こえるが、そんなことに構ってはいられない。なんとか《ザ・ハンド》に拳のラッシュを放たせ、突っ込んできた蜘蛛の巨人を吹き飛ばし返した。
「やっべ、足がわらってやがる……!」
億泰は人を殺したことがない。《ザ・ハンド》という人間に使えば即死を免れないスタンドを持つからだろうか、その力を直接人に向けたことがない。基本的に生き物を殺す気で放ったことがないのだ。そのせいで反射的に、化け物とはいえ削っていいものかと躊躇してしまった。
その結果、こうして明斗を下敷きにダウンすることになった。「億泰さん!」と美晴の叫びが聞こえる。情けないが答える余力は無い。ぐらりと視界が揺れる。スタンドを出し続けることすら難しい。
その結果、こうして明斗を下敷きにダウンすることになった。「億泰さん!」と美晴の叫びが聞こえる。情けないが答える余力は無い。ぐらりと視界が揺れる。スタンドを出し続けることすら難しい。
「離れて!」
「オレの……家族は……オレの家族はドコだっ!!」
「オレの……家族は……オレの家族はドコだっ!!」
バチン、と音がして億泰の頭上を光が走った。それが起き上がってなにやら喚いていた蜘蛛の巨人にぶち当たる。電撃か、という驚きは、それを食らってもまるで効いていない巨人への驚きに上書きされた。「うそ……」という声が聞こえるが、そう言いたいのはこっちもだ。
巨人は何か言いながらこちらに近づいてくる。なんとか出し続けていた《ザ・ハンド》がついに消えた。同時に視界から色が消える。それが脳震盪だと気づく余裕は無い。そして巨人の手が伸ばされた。狙いはもちろん、億泰たち。
死んだ、そう思わざるを得ない。自分の胴体ごと掴みそうなその大きな手は、直ぐ目前まで迫る。
そして巨人の手は、億泰たちが運んでいた男性を、日本科学技術大学教授上田次郎を掴み上げると、頭から丸呑みした。
巨人は何か言いながらこちらに近づいてくる。なんとか出し続けていた《ザ・ハンド》がついに消えた。同時に視界から色が消える。それが脳震盪だと気づく余裕は無い。そして巨人の手が伸ばされた。狙いはもちろん、億泰たち。
死んだ、そう思わざるを得ない。自分の胴体ごと掴みそうなその大きな手は、直ぐ目前まで迫る。
そして巨人の手は、億泰たちが運んでいた男性を、日本科学技術大学教授上田次郎を掴み上げると、頭から丸呑みした。
「「お、オッサン!」」
億泰と明斗の叫びがハモる。名前も何も知らないが、殺し合いに巻き込まれて気絶している間に食われるという凄惨な事件が、自分たちが助けようとした人間に行われたことに動揺する。それは数秒後の自分の姿なのだからなおさらだ。
ちくしょう、ここまでか。さすがの億泰もこれには打つ手が思いつかない。元々能力でゴリ押すタイプなので、それが通じない相手となるとやりようがない。
しかし、やりようは向こうからやってきた。
ちくしょう、ここまでか。さすがの億泰もこれには打つ手が思いつかない。元々能力でゴリ押すタイプなので、それが通じない相手となるとやりようがない。
しかし、やりようは向こうからやってきた。
「うぅ! なんだ、動けない……」
「おい億泰! なんかチャンスだぞ!」
「おい億泰! なんかチャンスだぞ!」
突然、蜘蛛の巨人の動きが鈍った。実は上田の首輪を丸呑みしたため中の毒を摂取してしまい固まってしまったのだが、そんな理由がわかるはずない。わからないが、とにかくチャンスなのはわかった。
「うおおおおおおおおお!! 殴りまくっちまえええ!!」
最後の力を振り絞り、スタンドを出す。せいぜい数秒しか維持できないが関係無い。ありったけのラッシュを放つ。狙いは顔。手応え的に聞くとは思えないが、それでも顔なら弱点っぽいだろうとタコ殴りにする。
その判断は正しかった。動きが鈍った蜘蛛の巨人のガードをすり抜けて、頭部を殴打する。その中の1発が首輪にヒットした途端、爆発するように光り輝いた。
その判断は正しかった。動きが鈍った蜘蛛の巨人のガードをすり抜けて、頭部を殴打する。その中の1発が首輪にヒットした途端、爆発するように光り輝いた。
(へ、へへ……道連れにしてやったぜ……)
億泰が意識を手放すのと、蜘蛛の鬼(父)が首輪の作動により灰になったのは同時だった。
【0040前 都市部・デパート】
【虹村億泰@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
殺し合いってなんだよ?
●小目標
???
【目標】
●大目標
殺し合いってなんだよ?
●小目標
???
【北上美晴@ギルティゲーム(ギルティゲームシリーズ)@小学館ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
今回のギルティゲームから脱出する。
●小目標
億泰さんと明斗さんを助ける。
【目標】
●大目標
今回のギルティゲームから脱出する。
●小目標
億泰さんと明斗さんを助ける。
【西塔明斗@サイキッカーですけど、なにか? (1)ようこそ、ウラ部活へ!?(サイキッカーですけど、なにか?シリーズ)@ポプラキミノベル】
【目標】
●大目標
知り合いが巻き込まれていないか調べる。
●中目標
フルナを守る。
●小目標
1.逃げる。
2.竜堂ルナを探す。
【目標】
●大目標
知り合いが巻き込まれていないか調べる。
●中目標
フルナを守る。
●小目標
1.逃げる。
2.竜堂ルナを探す。
【星降奈@異能力フレンズ(1) スパーク・ガールあらわる! (異能力フレンズシリーズ)@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
よくわからないけど誰かが傷つくのはイヤ。
●中目標
明斗さんと一緒にいる。
●小目標
1.明斗さんたちを助ける。
2.竜堂ルナを探す。
【目標】
●大目標
よくわからないけど誰かが傷つくのはイヤ。
●中目標
明斗さんと一緒にいる。
●小目標
1.明斗さんたちを助ける。
2.竜堂ルナを探す。
【カザン@妖界ナビ・ルナ(5) 光と影の戦い(妖界ナビ・ルナシリーズ)@講談社青い鳥文庫】
【目標】
●大目標
タイと合流する。
●中目標
竜堂ルナを殺す。
●小目標
明斗とフルナを利用する。なんか知らんけど2人死んだからヨシ!
【目標】
●大目標
タイと合流する。
●中目標
竜堂ルナを殺す。
●小目標
明斗とフルナを利用する。なんか知らんけど2人死んだからヨシ!
【脱落】
【上田次郎@劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル 角川つばさ文庫版@角川つばさ文庫】
【蜘蛛の鬼(父)@鬼滅の刃 ノベライズ~きょうだいの絆と鬼殺隊編~(鬼滅の刃シリーズ)@集英社みらい文庫】
【蜘蛛の鬼(父)@鬼滅の刃 ノベライズ~きょうだいの絆と鬼殺隊編~(鬼滅の刃シリーズ)@集英社みらい文庫】